とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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デジタルカメラ故障の謎

2005年09月17日 22時16分59秒 | IT
デジカメが故障した。
原因は不明である。

一昨日、仕事でデジカメを使おうと思い事務所でスイッチを入れた。
いつもなら、ここで液晶画面にメーカーのブランド名が表示されて、続いてレンズのとらえている映像が映し出されるのだが、そうならなかった。
小さな液晶画面にはブランド名は映し出されたものの、次に出てきた映像は、
「あら、懐かしい。壊れたテレビの画像だわ」
というような、往年のガチャガチャ回すチャンネルのついた4本足の白黒テレビが故障したときのような画像がでてきたのだった。

どう考えてもおかしい。
故障したテレビのような映像なので叩けば治ると思ってやってみたが治らない。

ともかく、先週末に使ったときはまったく問題がなかった。
無事撮影ができて、コンピュータへもデータを円滑に読み込ませることが出来たのだ。
それから一昨日までの4日間、そのデジカメはパソコンの前に置かれたまま、誰一人として触ったものはいなかった。
で、スイッチを入れたら、モヤモヤモヤと、横に画像が乱れた故障した白黒テレビのような映像が現れたのだ。

正直いって焦った。
仕事の内容に焦ったのではない。
実は明日から旅行に出るので、デジカメが壊れるとフィルムカメラを持って行かなければならないからだ。
私の持っているデジタルカメラは携帯電話についているものを除くとこれ一台っきり。
これが壊れると、重ーいフィルム用一眼レフしか持っていないので、カメラは重いわ、フィルムは高価だわで大変困るというわけなのだ。
仕事を切り上げて買ったカメラショップへ急いだが、カメラをチェックした店員は一言、
「ん~~~、CCDの寿命ですね」
とそっけない。

確かに、このカメラは使いまくった。
ミャンマー旅行にタイ旅行、東京出張に、沖縄出張、押したシャッター数知れず。
しかし、この1月に旭山動物園のヒョウの檻の前の階段で、雪で滑ってメチャクチャエグイ尻餅を付いたときも壊れなかったカメラが、なーんもしとらんのに、自然になんで壊れたりるのか?

購入してたった一年半しか経っていないのに潰れたとなると、納得いかないのが人情である。
しかし納得いかないけど、どうにもならないのが現実だ。

ということで、1本当たりのコストが1500円程度かかるフジクロームかエクタクロームのフィルムを十数本持って行くか、新しいデジカメを買うのか今、決断が迫られている。

こら!富士写真フィルム。
「スターウォーズ・エピソード3」のエンドクレジットにデカイ文字でFUJINON LENSEと出すくらいなら、もっと耐久性のあるカメラを作らんかい! と、私は叫びたい。