3日(木)。土・日を除いて毎朝、腰痛の治療のため整骨院に通っていますが、昨日は、前の順番の患者さんと院長先生が「詐欺師」の話をしているのが聞こえました 院長は心理学の講習を受けて資格も持っているそうですが、心理学の講師の話では、一番熱心で成績がいい受講者は「詐欺師」と「占い師」だそうです
目つき顔つきで彼らの正体が解るそうです
院長のアドヴァイスは「詐欺師は心理学を学んだプロだ。騙されまいと思っても巧妙に仕掛けてくる。よほど気を付けないと引っかかる
」ということです
昨日の朝日朝刊には「実在の警察署番号から電話 詐欺に注意」という記事が載っていました。警察官を名乗る詐欺師が「あなたが容疑者になっている」などと語って不安を煽り、 現金を振り込ませようとする内容が多いとのことです
それらの詐欺電話のうち9割が警視庁新宿署だったそうです
買い物から家に戻ったら、留守電の表示が点滅していたので再生すると、案の定 詐欺電話でした
詐欺師と直接話をすれば、心理学を学んだプロに巧妙に騙されるので、留守電にして再生するのがいいと思います
一番いけないのは焦って行動を起こすことです
朝日の記事によると、警察官を語る詐欺被害は今年1~2月だけで1039件、被害総額は約106臆円だそうです
人間のクズ=詐欺師の仕掛けてくる電話やショートメールには、十分気を付けましょう
ということで、わが家に来てから今日で3733日目を迎え、米紙ワシントン・ポストは1日、トランプ政権のウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)ら複数の職員が、公務に関わる内容を個人のメールアカウントを使ってやり取りしていたと報じたが、通信アプリで軍事情報をやり取りしていた問題に続き、情報管理の甘さが指摘されている というニュースを見て感想を述べるモコタロです
トランプは自分が任命した身内を庇ってるようだが 放置しておくと 適材適所が敵在適所になる
昨日、夕食に「青椒肉絲」「生野菜とアボカドとチーズのサラダ」「舞茸の味噌汁」を作りました 見た目はナンですが、とても美味しかったです
昨夜、東京文化会館小ホールで東京春祭「室内楽シリーズN.5 色彩と魂Ⅱ」を聴きました プログラムは①ドビュッシー「チェロ・ソナタ ニ短調」、②同「第1狂詩曲」、③同「ヴァイオリン・ソナタ」、④メシアン「世の終わりのための四重奏曲」です
演奏はヴァイオリン=郷古廉(N響第1コンマス)、チェロ=横坂源、クラリネット=金子平(読響首席)、ピアノ=加藤洋之です
自席は右ブロックE28番、左通路側です。会場はほぼ満席です
1曲目はドビュッシー「チェロ・ソナタ ニ短調」です この曲はクロード・ドビュッシー(1862-1918)が1915に作曲しました
第1楽章「プロローグ:ゆっくりと」、第2楽章「セレナード:ほどよく生き生きと」、第3楽章「終曲:生き生きと、軽やかに敏感に」の3楽章から成りますが、続けて演奏されます
横坂源のチェロはドビュッシー特有の浮遊感に満ちたノーブルな演奏でした
2曲目はドビュッシー「第1狂詩曲」です この曲はパリ音楽院のクラリネットの課題曲(試験曲)として1910年に作曲、1911年にパリで初演されました
金子は、息の長いフレーズと速いパッセージとを巧妙に吹き分けながら自由自在に演奏し、クラリネットの音域の広さを実感させました
3曲目はドビュッシー「ヴァイオリン・ソナタ」です この曲は1916年から翌17年にかけて作曲、1917年にパリで初演されました
第1楽章「軽快に、快活に」、第2楽章「間奏曲:幻想的かつ軽快に」、第3楽章「終曲:極めて活発に」の3楽章からなります
ヴァイオリンの郷古とピアノの加藤は毎年、東京春祭でコンビを組んでいるので息がピッタリ合っています 切れ味鋭い郷古のヴァイオリンが冴え渡り、加藤のピアノがピタリとつけました
プログラム後半はメシアン「世の終わりのための四重奏曲」です この曲はオリヴィエ・メシアン(1908-1992)が第二次世界大戦中の1940年、メシアンがゲルリッツの捕虜収容所に収容されていた時に作曲し、1941年に同収容所内で初演されました
収容所内の限られた楽器奏者を想定して作曲したため、ヴァイオリン、チェロ、クラリネット、ピアノという珍しい編成を採用しています
なお、タイトルの「世の終わり~」は「世界の終末」ではなく、「もはや時間がない」という意味合いを持っています
第1曲「清澄な典礼」、第2曲「世の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ」、第3曲「鳥たちの深淵」、第4曲「間奏曲」、第5曲「イエスの永遠性への讃歌」、第6曲「7つのトランペットのための狂熱の踊り」、第7曲「世の終わりを告げる天使のための虹の錯綜」、第8曲「イエスの不滅性への賛歌」の8曲から成ります
全曲を聴いて印象に残ったのは、偶然にも奇数楽曲(楽章)でした 第1曲では、クラリネットもヴァイオリンもチェロも、鳥の歌を歌っているように感じました
第3曲はクラリネットの独奏曲ですが、金子は息の長い旋律をクレッシェンドをかけて演奏、また 時に有効な休止を交えながら、卓越したブレス・コントロールによって幅広い音域を吹き切りました
第5曲と第7曲では横坂源の抒情的な演奏が沁みました
満場の拍手のなかカーテンコールが繰り返されました あらためて室内楽はいいものだ、と思ったコンサートでした
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