13日(金)。昨日はトリトン・アーツ・ネットワークの「クァルテット・ウィークエンド」のチケット発売日だったので、チケットデスクに電話をして4回分のコンサートを予約しました
まず古典四重奏団の「ムズカシイはおもしろい!~モーツアルト全曲2014の1~3」で、①9月27日(土)午後2時から、②10月10日(金)午後7時から、③10月26日(日)午後2時からの3公演(モーツアルトの弦楽四重奏曲のレクチャー・コンサート)です もう1枚は来年3月15日(日)午後2時からのクァルテット・エクセルシオ「Quartet+(プラス)」(シューベルト”ます”他)です
会場はすべて晴海のトリトン・スクゥエアの第一生命ホールです。室内楽はいいですね
閑話休題
立川談四楼著「声に出して笑える日本語」(光文社文庫)を読み終わりました 著者の立川談四楼は1951年生まれ。70年に立川談志に入門し、83年に立川流落語会第1期真打になっています
数年前まで、NHK=BSで放映していた「週刊ブックレビュー」のゲスト出演した時の冴えたコメントが思い出に残っています。いい人でした。惜しい人を・・・・・って、まだ生きています
私は、本を読んでいて気に入った箇所があるとミミを折る癖がありますが、この本は折ったミミだらけ まるでウサギです。とくに気にいった話をいくつかご紹介すると・・・・・
①助詞の「の」と「は」を間違えると大変の巻
整形をしようとする彼女に、本当は「おまえね、人間は顔じゃないよ」と言って慰めようとしたのに、
「おまえはね、人間の顔じゃないよ」と言ってしまった
・・・・・・1分後、彼氏の頭には包丁が・・・・・おお、こわっ
②中国がらみ
「良いことをした人は天国へ、
悪いことをした人は地獄へ、
普通に生きた人は中国へ行く」
・・・・・・最近では中国行きも激減してるかも
③成長魚の話
TBS「さんまのスーパーからくりTV」の「ご長寿早押しクイズ」を見ていたら、『出世魚のハマチは大きくなったら何になる?』という問いが出て、某老人が『刺身』と大きな声で答えた。正解にしてやればいいのに
・・・・・・私も同感です
④御守の矛盾
某神社の絵馬に「合格祈願 仏教大学」というのがあったという
暴走族はオートバイを飾り立てるのが好きだが、必ずといっていいぐらい「交通安全の御守」を付けている。
・・・・・・最近の暴走族は信号を守るそうですよ
⑤インドの諺
インドに「明日できることは今日するな」との諺があるというのです。気に入りました この諺の前に、鉄は熱いうちに打てなどという言葉の何と無力なことでしょう
で今や、「明日できることは今日するな」は私の座右の銘なのです
・・・・・・「今日できないことは明日もできない」というのはどうでしょうか
以上、ここでご紹介したのは、ホンの一部です。プロの落語家は普段から世間で交わされる会話に耳を傾けていることが良く分かりますよね
はっきり言って、この本は電車の中で読んではいけません。「季節の変わり目には、よく出没するよね、こういう人」と指差されること必至です よい子はおうちで読んでね
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