25日(土)。今夏は帰京できそうもない息子に、先日送ってくれた山形の「金華豚みそ漬け」のお礼も兼ねてデパートから「しぐれ煮セット」を送りました 牛肉や筍など4種類のしぐれ煮がセットになっています 毎日の食事作りは大変だろうから、たまには出来合いのもので楽をしても良いのではないかと思って選びました
ところで、23日(木)が「海の日」、24日(金)が「スポーツの日」の祝日ということで、朝日も日経も夕刊がありませんでした モコタロのつぶやきは夕刊のニュースが元ネタになることが多いので、モコタロにとって夕刊の休刊は困るのです 地方紙では いわゆる夕刊廃止など「夕刊離れ」(朝夕刊セット割れ)が進んでいますが、全国紙で夕刊廃止は絶対にやめてほしいと思います いざとなったらネット・ニュースに頼らざるを得ないのですが、いまいち信用度が低いので採用するかどうか迷うことが多いようです。モコタロが
ということで、わが家に来てから今日で2124日目を迎え、トランプ米政権がオレゴン州ポートランドのデモ隊鎮圧のために連邦政府の治安維持部隊を派遣している問題で、トランプ大統領は22日、ホワイトハウスでの会合で、シカゴにも連邦治安部隊を派遣する方針を表明したが、11月の大統領選に向け「法と秩序」を重視する姿勢をアピールする狙いがある というニュースを見て感想を述べるモコタロです
「法と秩序」を守るべきなのは「トランプ・ファースト」の自分自身ではないか
昨日、夕食に千葉県勝浦市在住の大学時代の友人S君が送ってくれた「サバを塩焼き」にして、「金華豚の味噌漬け焼き」「焼き茄子(醤油バター味)」「生野菜とワカメのサラダ」を作りました 全長30センチのサバは脂がのってとても美味しかったです
池袋の新文芸坐では現在、今年4月10日に死去した大林宣彦監督の特集を上映中です 昨日「HOUSE/ハウス」と「ねらわれた学園」の2本立てを観ました
「HOUSE/ハウス」は大林宣彦監督による1977年の作品(88分)です
中学生のオシャレ(池上季実子)が学校から帰ると、イタリアから帰国していた父から再婚の相手だとして涼子(鰐淵晴子)を紹介される これはオシャレにとってはショックだった。オシャレは伯母(南田洋子)に手紙を出し、夏休みに仲間と伯母の羽臼邸に遊びに行くことにする 伯母はオシャレたち7人を歓迎してくれたが、実は彼女は戦争で死んだ恋人のことを思いつつ、数年前に死亡しており、今はその生霊となっていて、邸宅そのものが伯母の身体だった 奇怪な出来事が7人の少女たちを次々と襲い、一人一人消えていった。伯母は若い娘を食べた時だけ若返り、自分が着るはずだった花嫁衣裳が着られるのだった。彼女は最後にはオシャレに成りすまし、後から来た涼子までも襲ってしまう
これは1970年代の映画としては、かなりぶっ飛んだ作品だったのではないか、と思います 実写とアニメを巧みに融合しながら、オカルト映画なのに楽しい映画に仕立て上げています。ほとんど途切れることなく鳴り続ける様々な音楽もなぜか楽しい 井戸から生首が出てきたり、ピアノに腕や手指を挟まれて切り取られたりするシーンはシュールで、その頃テレビに登場した英国BBC製作の「モンティパイソン」を思い浮かべました しかし、この映画の裏のテーマは「戦争の暗い影」ではないかと思います
「ねらわれた学園」は大林宣彦監督による1981年の作品(90分)です
高校2年生の三田村由香(薬師丸ひろ子)は、交通事故に遭いそうな子どもを結果的に救ったことから 自分が超能力を持っていることに気づく そんな中、由香のクラスに高見沢みちるという少女が転入してくる。みちるは怪しい力を使って生徒会長の座につき、自分の思うままに学園を支配していく やがて由香は、すべての元凶が謎の男・魔王子率いる「栄光塾」にあることを突き止める かくして超能力対超能力の闘いが始まる
この映画は、SF作家・眉村卓の同名ベストセラー小説を薬師丸ひろ子主演で実写映画化したファンタジーです 大林監督はこの作品でもアニメを有効に使ってファンタジックな画面を創り上げていますが、気になったのは 時々流れる同じメロディーの音楽です シューベルトの交響曲第7番「未完成」の冒頭近くのシンコペーションにソックリなメロディーです これについては、由香の父親が「未完の完成」という言葉を使うシーンがあるので、何らかの意味があるように思いますが、残念ながら具体的には分かりません どうも私は、映画を観ると音楽が気になって仕方がありません