人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

芸劇ブランチコンサート第24回「ヴァイオリン・ソロ名曲集」を聴く ~ 徳永二男、堀正文、松田理奈、大江馨、周防亮介による競演:ラヴェル、サン=サーンス、エルガー、クライスラー等の名曲

2020年07月23日 07時16分24秒 | 日記

23日(木・祝)。私は健康のため1日8000歩を目標に歩いていますが、最近は梅雨のせいで思うように歩けていません ここ1週間を振り返ってみると、16日=9189歩、17日=8638歩、18日=5456歩、19日=5216歩、20日=7452歩、21日=3538歩、22日=10397歩となっており、1週間合計で49,886歩、1日平均では7126歩で、8000歩に達していません しかし、常に8000歩の目標を意識しているのといないのとではまったく気の持ちようが違うので、これからも8000歩を目指して歩こうと思います

ということで、わが家に来てから今日で2122日目を迎え、東京都民を対象から除外したり、当初予定していなかったキャンセル料を補償することにしたりと、様々な問題を経て22日から観光業への支援策「Go  To  トラベル」が開始されたが、まだ旅行業者などの予約システムが整っていない中での見切り発車だった  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     全国的なコロナの感染拡大を後押しするような施策をなぜ急ぐ? 政治献金の力か

 

         

 

昨日、夕食に「野菜と挽肉のドライカレー目玉焼きのせ」作りました 辛いカレーには甘い目玉焼きが合います

 

     

 

         

 

昨日、池袋の東京芸術劇場コンサートホールで「芸劇ブランチコンサート 第24回『ヴァイオリン・ソロ名曲集』」聴きました このコンサートは当初4月22日に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期となったものです プログラムは①ヴィターリ「シャコンヌ」、②ドヴォルザーク「ユーモレスク」、③同「母が教え給いし歌」、④ラヴェル「ツィガーヌ」、⑤サン=サーンス「ワルツ形式の練習曲」による奇想曲(イザイ編)、⑥エルガー「愛のあいさつ」、⑦クライスラー「愛の三部作」~「美しきロスマリン」「愛の悲しみ」「愛の喜び」です 演奏は、ヴァイオリン=徳永二男①、大江馨②③、松田理奈④、周防亮介⑤、堀正文⑥⑦、ピアノ=清水和音です

 

     

 

入口ではサーモグラフィーで入場者の体温を感知しています 受付で4月22日付チケットを提出し、代わりに新しい座席指定券(2階G列11番)を受け取りました 手指のアルコール消毒をして、プログラムを自分で取ってエスカレーターで上階のホールに向かいました 会場はいつもの4分の1くらいのくらい入りでしょうか

この日のコンサートは1時間で5人のヴァイオリニストが入れ替わり立ち代わり演奏するため、いつもの曲間のトークはなく、かえってすっきりしていました N響元コンマスの徳永、堀の両氏は余裕の演奏です 2019年レオポルト・モーツアルト国際ヴァイオリンコンクール第3位の大江馨の演奏からはヴァイオリンの優しい響きを聴きました 2004年日本音楽コンクール第1位の松田理奈のラヴェルは特に前半の無伴奏が集中力に満ちて聴きごたえがありました この日演奏した5人の中では、2016年ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール入賞の周防亮介の弾いたサン=サーンス「ワルツ形式の練習曲」による奇想曲(イザイ編)が最も強く印象に残りました 私は初めてこの曲を聴きましたが、超絶技巧曲を難なくあっけらかんと弾く彼の演奏姿を見ていて、なぜかパガニーニを思い浮かべました

 

     

 

ところで、最後の演奏者・堀正文氏がステージに登場し1曲目を弾き始めた時、プログラムの順番ではエルガーの「愛のあいさつ」のはずなのに、次のクライスラー「美しきロスマリン」が演奏されたので、おやっと思いました どこにも「演奏曲順変更のお知らせ」らしき掲示は見なかったし、お知らせのチラシも配布されませんでした このコンサートのナビゲーターはピアニストの清水和音氏なので、周防君の演奏が終わったあとに、ひと言、次の演奏者の曲順が変更となる旨アナウンスすべきだったと思います 「誰もが知っている曲ばかりだから、目くじら立てることはないじゃないか」という意見もあるかも知れませんが、それは間違いです もしクラシック音楽ビギナーの人が順番通り演奏したものと勘違いしたままでいたら、次に同じ曲を聴いた時に混乱します。それによってクラシック人口が減ることに繋がります 曲順を甘く見てはいけないと思います

それともう一点。この日の出演者は全員がマスクを着用していませんでした これはオーケストラの演奏ではないので 問題ないと思いますが、清水氏は演奏を終了したヴァイオリニストに握手を求め、次の演奏者の伴奏をして、また握手を求め・・・と繰り返していました ソリストへの敬意から出た行動だとは思いますが、聴衆に頻繁な手洗いを求めている中、出演者側に感染の心配はないのかと疑問に思いました

 

     

コメント
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