人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

日本経済新聞 文化欄「今年の収穫 音楽」を読んで思うこと~忘れがたい体験だったカンブルラン+読売日響のメシアン「アッシジの聖フランチェスコ」

2017年12月28日 07時55分36秒 | 日記

28日(木)。昨日は年末大掃除第2弾をぶちかましました 取りあえず前日のリベンジとして窓ガラスを拭き直して綺麗にしました   今度は完璧です。やっぱり窓ガラスが綺麗だと気持ちが良いものです 次に難関のガスレンジ回りの掃除に入りました。レンジフードを外したら半端ない油がこびりついていて閉口しました 油汚れ落とし用の道具がいろいろ出ているので助かります。とくに簡単な油汚れなら拭くだけで取れるウエットシートの威力にはビックリです 昨日は2カ所を掃除しただけでくたびれ果て、戦意喪失しました。大掃除第3弾は日を改めてやることにします

ということで、わが家に来てから今日で1184日目を迎え、米国で昨冬 鳥インフルエンザの一種が米ニューヨークのネコ500匹に感染するなど大流行し ウィルスが人や他の哺乳類にもうつりやすりタイプに変化したとみられる との研究結果を東京大の河岡義裕教授らのチームが27日までにまとめた というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

                 干支ではトリの次はイヌの順番だけど 米国は干支がないからネコにうつった? 

 

          

 

昨日、夕食に大学時代の友人で勝浦在住のS君が送ってくれたアジを塩焼きにしました あとは「マグロの山掛け」「生野菜と鶏のむね肉のサラダ」です

 

     

 

          

 

26日の日経夕刊・文化欄に「今年の収穫 音楽」が載りました 1.クラシック(東京) 2.クラシック(関西) 3.オペラ  4.ジャズ  5.ロック の別に、今年話題を呼んだコンサートやオペラを 各分野の評論家が振り返っています

このうち1.クラシック(東京)は江藤光紀氏が担当しており、①サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィル(11月、サントリーホール)、②ファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団(4月、NHKホール)、③中村恵理(12月、ヤマハホール)を挙げています 実際にこれらのコンサートを聴いた人にとっては「ああ、あの公演ね」と分かるでしょうが、そうでない人にはチンプンカンプンだと思います  いずれも何が演奏されたのかが書かれていないからです。このうち②のルイージ+N響(4月)は A定期でメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」とマーラー「交響曲第1番」が、C定期でベートーヴェン「ピアノ協奏曲第1番」とブラームス「交響曲第4番」が演奏されています 私はC定期を聴きましたが、江藤氏のコメントにある「ルイージは自在に揺れるテンポにN響がぴたりとつけて熱狂を誘った」というのは どの演奏を指しているのか不明です  マーラーかブラームス、あるいはその両方を指していると推測しますが、限られたスペースの中に必要最小限のことを盛り込むことの限界を感じます

一方、「選外だが」として「戦前・戦後の日本の作曲を連続性のうちに捉えた9月のサントリー・サマーフェスティバル『日本再発見』は企画・演奏ともに出色」と紹介しているのは、実際に聴いた一人として共感できます 初めて聴いた大澤壽人(おおざわ ひさと)の「ピアノ協奏曲第3番”神風協奏曲”」(1938年作曲)のモダンな音楽には驚かされました

2.クラシック(関西)は白石知雄氏が担当しており、①メシアン「アッシジの聖フランチェスコ」(11月、カンブルラン+読売日響:びわ湖ホール)、②バーンスタイン「ミサ」(7月、井上道義+大阪フィル:フェスティバルホール)、③マスカーニ「イリス」(5月、関西二期会:あましんアルカイックホール)を挙げています

3.オペラは山崎浩太郎氏が担当しており、①メシアン「アッシジの聖フランチェスコ」(11月、カンブルラン+読売日響:サントリーホール)、②ワーグナー「タンホイザー」(9月、ぺトレンコ+バイエルン国立歌劇場:NHKホール)、③モンテヴェルディ「ポッぺアの戴冠」(11月、バッハ・コレギウム・ジャパン:東京オペラシティコンサートホール)を挙げています   ①について山崎氏は「演奏会形式ながら、ついに全曲の日本初演を実現させた公演は、歌唱も演奏も作品に精通したシルヴァン・カンブルランの指揮の下、その歴史的意義をさらに忘れがたい体験にする素晴らしさ。巨大な宗教画が音となって現出した」と評しています 延べ5時間の大作、カンブルランの鮮やかなタクトさばき、まさに忘れがたい体験でした

今年はこれまで203回のコンサートを聴きましたが、2017年の「マイベスト10」は来年1月1日に当ブログで発表させていただきます。乞うご期待

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