明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(2235)広島・長崎を訪ねてきます!

2022年08月04日 15時00分00秒 | 明日に向けて(2201~2400)

守田です(20220804 15:00)

広島・長崎を4日間ずつ訪問します

本日8月4日から広島に向かいます。色々な人と会い、色々な会合に参加します。滞在日は7日までです。
6日の慰霊の日を平和公園内外で過ごすのはもちろん、可能であれば宇品港と比治山にある陸軍墓地を取材してこようと思っています。陸軍船舶隊について調べているからです。
ただあまりの酷暑続き。天候と体調をみながら決めたいと思います。


広島平和記念資料館にて 守田撮影

その後、8日から11日まで長崎に向かいます。
長崎の「黒い雨」に詳しい方を始め、長崎県被災協で奮闘してきた方々とお会いします。
9日の式典も、とてもありがたいことに正式参加の整理券を手配していただけたので参列してきます。


長崎原爆資料館にて 守田撮影

総じて、広島、長崎のことをさらに一歩、二歩と深くつかんで帰ってきます。両地域の黒い雨のことも、可能な限りさらに深めてきたい。

 

資本主義の矛盾の根源を広島・長崎に見る

今回の旅を通じ、僕は「資本主義の矛盾の根源」を捕まえにいきたいと思っています。
というのは僕自身、17歳の春に社会運動に飛び込んでから、長い間、資本主義の矛盾を越えたいと思って来ました。
しかし最近になって思うのは、その資本主義の根源的矛盾を十分にとらえきれてなかったのではという点です。

端的に言って、資本主義の基軸産業は軍需産業なのだと思うのです。
それは資本主義が、大航海時代による軍事的掃討と制圧の繰り返しによる世界の市場への暴力的統合化に始まり、常に戦争を軸に動いてきたと言えるからです。
このため常にものすごく多くの産業が、軍事に絡んできました。その中核にいまのあるのが言うまでもなく核兵器体系であり、核産業の総体です。

もう一度、広島、長崎から原爆とは何か。被爆とは何かを問い直すことから、それを見つめ直すことで、もっと資本主義の暴力性に向かい合うことが大事なのではないか?


日本中にばらまかれた焼夷弾=ナパーム弾はスタンダード石油が開発。その顧問弁護士だったのがジョン・フォスター・ダレス!


資本主義の暴力性を越えるために

もちろんこの課題は合計8日間の訪問だけで達成できるものではありません。
できるだけ色々な方に会い、お話を聞き、いろいろなものを見聞きしてたくさんのヒントを集めてこようと思います。
このため帰ってきてから早急に報告会を行いたい。今のところ8月28日(日)夜を考えています。

いずれせよ、僕は原爆の問題を資本主義の暴力性を越える問題、ないしは資本主義そのものを越える問題として捉え返したい。
そう。その暴力性を越えるのに暴力にたよってはダメなのです。それでは資本主義の価値観に飲み込まれてしまうからです。
これまで多くの資本主義を越えようとする革命運動が、十分には越えたと言えなかった大きな壁がここにあったのではと思うのです。

そんな内容を広島、長崎でしっかりとおさえ、深めてきます。


昨年の夏はこうした催しなどにたくさんのものを学びました。それぞれ守田撮影


ぜひカンパでお支え下さい。

このため広島、長崎を走りまわらせていただきますが、ぜひみなさま、この活動をカンパでお支え下さい。
今回も可能な限り、LIVE配信を行います。「iPhoneの高熱化にはアイスノンを」というありがたい教えもいただいたので、アイスノン持参で行ってきます。
どうかよろしくお願いします。

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