富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

今更の基本技:ワード編

2011年01月15日 | パソコン

使い慣れているうちに「そういうもんや」って思い込んで、
結構まどろっこしいやり方していることがあります。
考えてみれば、えらそうにいっかど、わかったような顔してる僕自身が
どれほど、パソコンのことわかってるんやろかと・・・今更ながらに気づきます。
わからないことの方が、わかってることの数よりはるかに多いことに・・・・

ワードなんて、たいていメニューのどこかに機能が仕込まれているんで、
一つ一つの操作をいちいち覚えていなくても、何とかなるわという思い上がりで
やがて、ワードを使うことが苦手になって、縁遠くなりました。
ちょっとしたエッセンスがわかってたら、もう少し、なじんでいたかもわかりません。

そこで、再び基本的なおさらいの意味を込めて、
文書の作成の効率をあげるためにショートカットキーを利用する「基本技」の紹介です。

『文字サイズの変更』
たとえば下図のような文書入力が、やっとこさ終わって、最後に文の修飾して文書を整える段階で、
下図のような場合、表題部にあたる「デイサービス ひだまり」という部分を印象づけるために、文中よりは
大きなフォントを使って、「強調」しようと思ったときに、皆さんは、どうしたはるんやろ?
表題
以前の僕なら、間違いなく機械的に、該当部分をドラッグしたり、あるいは
前の記事にも述べたように、左の余白部分をクリックして下図のように選択したら・・・
表題2 
フォントの表示されたバーのところの「サイズ」をクリックして、字の大きさを繰り返してあれこれ変えてみるか、
中には、もっとご丁寧に、メニューの「書式」→「フォント」と進んで、サイズの数字を変更をして
試行錯誤する人もいるのだと思いますが、この方法では・・・サイズ設定ごとに
見た目を確認して、気に入らなければ、何度も同じ手順を繰り返すことになって
その分だけ時間をかけています。操作が間違ってるということではありませんが・・・・
・・・こういう場合、作る側が求めているのは
フォントのサイズの「数字」が適当なのかどうかという話ではありません。
要は「見た目」や「見栄え」がええか悪いかの話です。

そこで、
上の図のように該当する部分が選択できたら
「Ctrl」キーと「Shift」キーを同時に押しながら、キーボードの「<」と「>」(ひらがな表記の「ね」と「る」のところ)
を使って、拡大したり縮めたりができて、その場で見た目の調整ができます。
ちょっと試して、覚えておくと重宝します。

誤変換と再変換
サークルでよく見かける「風景」に、何かのトラブルを尋ねられたときに
近寄って、相手さんのパソコンに「それじゃ、何か入力してみて・・・」と言ったところ
半角英数の文字入力を求めたんやんけど、たまたま直前の入力が「ひらがな入力」モードであったため
「ほがほがめらら・・・」みたいな訳のわからん日本語入力になってしまったとします。
もちろん、自分の操作をじっと見られている緊張感もあるんでしょうが、
とりわけよく言われる「ミスを恥と考える」日本人の特性と言う形でとりだたされるように・・・こういう場合に
ほとんどの人が、その「失敗」を「失態」と感じて大慌てで、その部分をDelete(デリート)して
削除して、「半角英数モード」に変えてから、打ち直すという選択をします。
・・・確かにパソコンの画面に表示された文字は、違っていますが・・・
実はこの時点では「ミス」とか「失敗」などではありませんちゃんと、入力はしているのですから
ただ思ったように表示できていないと考えるべきなのです。・・・・こういう場合は慌てずに
F10」というキーボードの上の方のキーを押してください。

そもそも「ひらがな入力」のモードにして、文章の入力をしてる時に英数の文字を混在させたいとき
わざわざその箇所にきたときに、「半角英数」に切り替えて、入力後に
「ひらがな入力」に戻すという丁寧な作業が当たり前と思って習慣づけている
人もおりますが、慣れればええというものの、こういった繰り返しの操作も時に煩わしく感じて
いやになったりしてしまいます。
こういう時は、下図のように文中で英数字を入力したい箇所で最初の文字だけ「Shift」キーを押すと
部分的な「英数」入力ができます。・・・たまにこんな手間な操作を見かけることがありますので・・・・
老婆心ながら書き添えておきます。
半角英数

また打ちこんだ文書を読み返してみたら、下図のようにつじつまの合わない「誤変換」に気づくことが
大いにあります。
再変換
こうしたときにも、多くの人が、たどたどしくそこの部分をドラッグして、丁寧にも
「削除」して、改めて入力し直し、変換しなおすという操作に走りがちです・・・
決して間違ってるわけでもありませんが、そうしたことによって余分な文字が消え残ったり
あるいは、必要な部分が削られたりしたり、見直した上にまた見直さざるを得ない羽目にもなり
時間がかかって、能率が悪いやり方になってしまいます。
こういう場合は「再変換」という機能に頼ればいいのです。
該当する語句の前で、クリックして「語句」の選択をしたら
キーボードのスペースキーの横にある「変換」キーを押すか、
あるいは「右クリック」してメニューの中の再変換を選択し、正しい変換に直します。

達人の域まで到達するのは、険しい道のりですが
こんなちょっとした操作を知っておくことで、ちょっとした山ぐらいを乗り越えることはできそうです。






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