富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

プロポーショナルフォントってご存じ?

2006年06月20日 | パソコン

あんまりサッカーばっかりでも、あきますのでパソコンに戻って
皆さんフォント(字体)の中のプロポーショナルフォントってご存じでしょうか?
「プロポーションがええなぁ」っていうとすらーっとした美人を想像しますが
実はフォントを作り上げる上で特に欧文の方では、
かなり前から字を美しく見せるって
いうのか、きれいに仕上げるためにプロポーショナルフォントという
字体が使われてきました。

「W」という文字と「i」という文字では、そのが異なっています
「w i n d o w s」などと書き込むと何となく間延びして見えるのです。
こういうストレスを解消するためにプロポーショナルフォントなる
やせた字は幅を狭く小太りの字はそれなりに太くして
一見きれいに見せようと言うものです。最近は日本語のフォントにも
多くこのプロポーショナルフォントが開発され皆さんの
パソコンにもすでにインストールされていることでしょう。
「MSP明朝」「MSPゴシック」などというようにPという文字がつけられている
フォントがプロポーショナルフォントを表しています。
これに対して、従来のフォントはどの字も同じ幅で一文字を
表現します。ですから「等幅フォント」などと呼ばれています。

ところが、このプロポーショナルフォントは日本語には
得てして不向きなとこがありまして
勝手なダイエットしてるもんですから、本文に使ったりすると
上の行と下の行で字が不揃いみたいなことを起こします。

確かに見る人が見ればきれいになるのでしょうが
文書の本文とか表の入力データで、出来るだけ
文字をそろえたいときには、向いていません。
タイトルとか見出しとか、人の目を引きそうな単発の
文かなんかに使いましょう。本文や表にはPのついた
プロポーショナルフォントは不向きです。

 


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