富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

晩秋:京丹波町から

2008年11月30日 | Weblog


まるで、一人世の中を背負ってるような気分で
ぎすぎすと政治を悔やんでばかりいても、
このブログにも何より自分の精神を立ち止まらせる・・・
こんなとこで一服する気もなく、そうしていたところで何も始まらないんで、
起きたついでに・・・秋を探しにここいらの周辺に出向いてみた


秋の終わりの朝にしては、吐く息も白くなるわけでなく
11月の終わりというのに、どことなく「初秋」のように
外気に温かみを感じてしまう
まだあるはずの「紅葉」を期待して、玉雲寺と九手神社を回って見た




大げさにゆうまでもなく「温暖化」の影響は、はっきりしている
「晩秋」の趣など、玉雲寺の石段になく、九手神社の紅葉も庭の落ち葉にさえ
真っ赤に紅葉するいとまもなく赤さびた落葉がただ広がっていた。
正直、いつもの鮮やかさに、かけて見える
秋は「萌える」暇もなく、一気に落葉していたようで
庭に広がる紅葉の絨毯も、目を奪うほどの彩りもなかった。





今年といわず、近年「秋」があまりにも短く
暮れゆく「晩秋」のそこはかとないセンチメンタルな気分を味わう時間ももてずに、
かわりに、夜になると目に入るのは
集落のあちこちの家にとりついた、けばけばしい「電飾」・・・
・・・僕の目には日本の「冬」には、とてもマッチしては見えないけれど
先を急ぐように、もう点灯されて「クリスマス」をせかし始めました




霧が立ちこめて、吐く息も白く、風に首をすくめながら
行く秋にしみじみする「風情」が・・・枯れた・・・気がする