ぼちぼち日記

大切な日々のこと

クリスマスの絵本・1

2012-12-22 10:41:24 | 娘と読んだ絵本のこと

今年も、2階の本棚からクリスマス本を出してきて、クリスマスコーナーを作りました。
幼稚園で読んでもらっている『エルマーと16ぴきのりゅう』を読みたいよー!と言う娘を
なんとか説き伏せて、12月に入ってから、コツコツと読んできました。
この時期だけの おたのしみ です。

『クリスマスイヴのこと』 クレメント・ムーア作・アニタ・ローベル絵・松井るりこ訳

たぶん、今年、一番読んでいる本。
詩のような文章はテンポがよく、「早く寝なくては!」の日でも(クリスマスが近くなるとイベント続きで、そんな日が多い)、
躊躇することなく、本を開くことができます。

娘は、サンタさんのお腹が、ぶるんぶるんと揺れるところが大好きで、いつも、そこで笑い声をあげます。
そうそう、ナイトキャップで手をつないで寝ている父さんと母さんには、衝撃も受けたようでした(笑)。
図書館の読み聞かせボランティアでも、この本をチョイス。
お父さんがサンタさんを見てしまうという所で、息をのんでいる女の子がいましたっけ。
子どもって、かわいいなー。

ちなみに、今シーズン、この絵本をはじめて読んだ晩、息子は、トナカイの名前を、全部、覚えていなかった
自分に、とてもショックをい受けていたようでした。(となりの部屋から、かけつけてきた!)
母は、5頭まで覚えていた息子に感激し、娘は、ひそかに、お兄ちゃんを尊敬したようでしたけど。
(娘は、全然、覚える気なし。面白いね。息子は、絵本の中の何かを覚えるのが大好きだったのに)

  『もりのてがみ』 片山令子さく 片山健え

 


お友達ママが好きだと言っていた本を、図書館から借りてきました。
表紙がクリスマスらしくないせいか、ちっとも、娘が読みたがらないので、
「母さんが選んだ本」「自分で選んだ本」を一冊ずつ読むというルールで、ようやく、読むことが叶いました。
可愛いよー。
ずっと拒否していたことを忘れて、物語にひきこまれてしまった娘。熱心に聞いていました。
たぶん、来年、読んだら、また違う反応が返ってきそうだな!と予感しました。

 『クリスマスおめでとう』 ひぐちみちこ

あかちゃんイエスさまの誕生を、みなが喜ぶという、小さい子向けのクリスマス本。
まさに、クリスマスの喜びにあふれる絵本です。

これも、時間がない夜にうってつけの絵本でした。本当は、ホフマンの『クリスマスものがたり』を
読んで欲しいけど、時間がない!という時に、よく、娘が、持ってきました。
「おめでとう。おめでとう。」と読んでいるだけで、わくわくと嬉しさで、胸が一杯になります。
キリスト教系の幼稚園に、娘が通っているからもしれないけれど。

 『クリスマスものがたり』 フェリクス・ホフマンさく・しょうのこうきち訳

 
今年、年長さんになった娘は、生誕劇で、「天の群勢」の役をやりました。
年少さんは「羊」、年中さんは「星」をクラス全員で演じ、年長さんで、はじめて、それぞれに役をもらいます。
どの役をやりたいか考えながら、小さい子たちは、年長さんになるのをワクワクしながら待つのです。
そうして、ようやく演じることができる生誕劇。
マイペースで、それなりに問題も多いクラスでしたが、本当に、全員が素晴らしい演技をして、見事な生誕劇になりました。
子どもの成長は、本当にすごいです。

幼稚園では、生誕劇の役決めに向けて、この絵本を、毎日のように読み聞かせていたようです。
おかげで、娘にとって、今年のクリスマス絵本で、一番、思い入れがある絵本になった様子。
幼稚園で読んで、家でも読んで。本当に、読み込みました。

幼稚園の生誕劇は、ナレーターの役以外、すべて、セリフが「歌」のオペラ?です。
おかげで、生誕劇の練習が佳境に入ってきた頃には、ページをめくるたびに、歌があふれてしまって・・・。
何しろ、友達の分も、全部、歌を覚えてしまっているから、きりがありません。
読み聞かせが、中断、中断、中断。そして、とうとう・・・
ページをめくり、娘が歌を歌い終わった後、私が、文章を読むというスタイルが確立されました。

まさに、壮大な物語の幕開けです。おかげで、時間のある時にしか、読めないという・・・・とほほ。
ホフマンもびっくりの、我が家だけの『クリスマスものがたり』。

『うさぎのぴょんのクリスマス』ハロルド・ジョーンズさく 早川敦子 訳

去年、私の妹から、娘に送られてきた絵本。
本当に、可愛い絵本♪
こういう人形の描き方って、外国、ならではだなーって思います。ぬいぐるみ文明のなせる業。
「本当に生きているようで、でも、ぬいぐるみ」っていう描き方なんです。うまく説明できませんが・・・。
こういう描き方、ものすごく、好きです。

娘は、うさぎのぴょんが、小人たちと一緒に空をとぶ所が、とてもとても、好きみたいでした。
私も、子どもの時、こんな風に腕を広げて、空をとぶ夢を繰り返し見たっけなあ・・・。