ぼちぼち日記

大切な日々のこと

読書

2010-12-05 11:49:30 | わたしの読書

9月から、仕事を始めました。仕事と言っても、週に4日、しかも、午前中だけ。
娘との時間を第一に考えるつもりで、仕事の勘が鈍らないようにと、選んだつもりでした。
なのに・・・・・。始めたとたん、生活に余裕がなくなってしまいました。
中学校のPTAの仕事も大詰めとなり、なんだか、ひっちゃかめっちゃかです。
もう少し、慣れてくれば、心のゆとりを取り戻せるのかなあ・・・。

反省しながらも、読書は、ぼちぼちと続けています。
中耳炎に苦しんだ11月は、その殆どを病院の待合室で読みました。
夢中になって、診察が終わってもやめられず、病院の隣にある喫茶店に駆け込み、
読んでしまったことや(土曜日、娘を旦那に預けているときに)
夜中まで、読み続けてしまったこともあったけれど (どこかの小学生みたいですねえ。)
なかなか、丁寧に、感想を記す時間がとれないので、最近、利用している「読書メーター」
というサイトに記した短い感想文を、ブログに貼り付けることにしました。

「読書メーター」。
教えてもらった時は、使い方が全くわからなくて、なんて、扱いにくいんだ・・・と思いましたが、
慣れてしまえば簡単なもので、かなり、ハマッています。
気軽さと、他の読書家の方との距離が近いことが魅力。
読みたい本が、さらに増えるのが、難点ですが。このサイトを眺めていると、人生が、いかに
短いかを実感します。こんなに、読みきれないよー

師走。幼稚園では、お楽しみ給食、クリスマス会と行事が続きます。
中学校では、個人面談に、PTAの来年度役員選出 無事に乗り切れますように。
12日の日曜日には、最後の「ことり文庫」さんへ行くことになりました。
仕事は、年中無休の職場なので、年末も年始も続きます。

忙しいけれど、大切なことを見失わないように行きたいです。

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11月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1133ページ

海の島―ステフィとネッリの物語海の島―ステフィとネッリの物語
迫害を逃れるために、外国に向かった子ども達がいたという事実を、今まで知らなかった。言葉もわからない見知らぬ国に下り立った子ども達のことを想うと、それだけで胸が痛くなる。ステフィの辛さが、ぐいぐいと迫ってきて、久しぶりに、声をあげて泣いてしまった(娘が、びっくりしてとんできました)。それでも、ページをめくる手を止められなかった。死と隣り合わせに生きていた人々もいれば、こういう子ども達もいたのだ。戦争の恐ろしさをつくづく思う。
読了日:11月29日 著者:アニカ トール

英国プライベートガーデンを訪ねて―English garden (主婦と生活生活シリーズ 374)英国プライベートガーデンを訪ねて―English garden (主婦と生活生活シリーズ 374)
言葉を持つということは、不幸なのかもしれない。言葉に頼って、大切なものを見落としてしまうことがあるから。草花には言葉がない。会話するには、五感すべてを使って感じることが必要だ。本当は、人間同士が会話するときも、それが重要なのにね。時間と五感をかけて作り上げられた美しい庭の写真を見ながら、忙しすぎる毎日を反省する。そういえば、ここ数ヶ月、娘と、草を摘みに散歩に出かけていない。気づかせてくれてありがとう。貸してくれたママ友に感謝。
読了日:11月23日 著者:土井 ゆう子,二宮 英児

ターシャの庭ターシャの庭
お友達に借りました。ため息しかでませんでした。本当に素敵な方だなあ。こういう暮らしに心から憧れます。年末ジャンボがあたったら・・・・・無理か。
読了日:11月23日 著者:ターシャ テューダー


こんにちはアグネス先生―アラスカの小さな学校で (あかね・ブックライブラリー)こんにちはアグネス先生―アラスカの小さな学校で (あかね・ブックライブラリー)
小さな学校の小さな物語。何か、重大な事件が起こるわけでもない。それなのに、ものすごくワクワクする。涙がこぼれる。素敵な先生に出会えるって、なんて、素晴らしいことなんだろう。世界中の、すべての子ども達が、アグネス先生と出会えることを祈って。
読了日:11月19日 著者:カークパトリック ヒル

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編
友人に「村上春樹を貸して」と言われると、何冊かの好きな本と共に、必ず、この本を入れることにしていたのだが、一度も、「2巻も貸して」と言われたことがなく、なんだか、不安になっていた。再読。私にとっては、やはり、最初から最後まで、完璧な本だった。人には、好き嫌いがあるのだから、仕方ない。私にとっては、完璧。素晴らしい。
読了日:11月14日 著者:村上 春樹

夕凪の街桜の国夕凪の街桜の国
原爆のお話は、何度も聞いたり、読んだり、見たりしてきた。知っているつもりだった。ああ、こんなにも知らなかったんだなあ・・・・・・・。生き残った人たちの想いに触れ、言葉もなく、ただただ、涙を流すしかなかった。それでも、この世界には、まだ、あの爆弾があるのですね。
読了日:11月02日 著者:こうの 史代

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