幼稚園に持って行く袋もの。作り出したら、とまらない~
たぶん、こうなると思っていたけど、やっぱり、こうなりました。
刺繍って、編み物みたい。
ちょっとぐらい失敗しても、なんとか誤魔化せるし、やればやるほど面白くて、夢中になって・・・
そして・・・・・連日の午前様。
お弁当箱入れ。コップ入れ。お道具袋。上履き袋。ランチョンマット。
ああ、もっと、作るものがあったら、たぶん、廃人になってたと思う。
これだけで、本当に、良かった。
娘に、何の刺繍がいい?と聞いたら、「うさぎ!」というので、中川李枝子さんの「なぞなぞえほん」
から、うさぎの絵を拝借して、刺繍しやすいようにアレンジしました。
山脇さんの絵は、何度見ても、かわいいなあ~
「なぞなぞえほん」。
3歳になりたての娘が、理解できるなぞなぞは、一つか二つしかないのだけれど、なぜか
とても気に入っていて、仕舞っても仕舞っても、かならず毎日、散らかっています。
お父さんに読んでもらうときもあるけれど、大抵は、一人でめくっては、何やらブツブツと。
どうやら、挿絵を見ながら、勝手にお話を作っているらしいのです。
「うさぎさんは、朝起きたから、歯磨きをしました。そして、歯磨きをしないと、虫歯になっちゃう。」とか、
「そして、ぶたさんは、風船を持ってきました。そしたら、楽しくて、楽しかったです。」とか。
たどたどしい日本語。でも、大人の言葉を良く聞いて、必死につなぎあわせて作った物語。
聞いていると可笑しくて、いつも、笑いをこらえるのが大変です。
それにしても、山脇さんの絵って、よくよく見ると、本当に、一つ一つが物語のようなのですよね。
この絵本、ずっと前から持っていたけれど、今まで、気付かなかったなあ・・・。
ああ・・・ 字が読めないって、なんて素晴らしいんでしょう!
どうぞ、小学校までは、字なんて読めませんように
女の子だから、難しいかなあ・・・。
刺繍は、昔から好きなのだけれど、サテンステッチが、どうしても好きになれなくて(上手く出来なくて)
それが、刺繍にハマルことが出来なかった原因でした。
ところが、最近読んだ刺繍の本で、「チェーンステッチでうめる」という技を知ったのです。
これで、サテンステッチの、下絵の線を見落とさないように!とか、布がつらないように・・・
などというプレッシャーから開放
ああ、刺繍って、最高!次は、何を作ろうかな。
って、思う気持ちを抑えるのが、今、何よりも辛いのでした。