チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

椅子、再就職

2012年06月01日 | 廃材利用

  

 長男のお友だちの家のすみっこに、捨てられるのを待つ椅子を発見。

 

    

すごい汚れてるんだけど、こういうときのわたしはピキーンと目が光る。

 

   カタチがいい。

 

すぐにそこのおばあちゃんに「これっ!これ使ってないですか?ほしいんですけどおおっ」

もちろんすぐにOKもらい、いただいてきました。

 

 

でも背もたれ部分も割れているし、すごい汚れている。

とりいそぎ水洗いしてタワシでゴシゴシする。

 

そこでお父ちゃん登場。この椅子の修繕をお願いする。

 

しばらくすると・・・

 

   

 割れてたところはボンドで継いで丁寧に仕上げしてある。

 

   

 反対側のアーチにチカラを逃すために切れ込み入れてある。

サンドペーパーもあてて、ステインも塗られている。

 

わたしも座と背もたれのビニールを消しゴムスポンジでゴシゴシ。

貼ってあったシールもすべてピカピカに取る。

 

         

 

生まれ変わったね。これからうちでよろしくね。

 

 



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sato)
2012-06-01 19:38:22
さすがです!!
すごい~感動~涙
椅子が喜んでいるのがよくわかります^^
よかったね椅子さん♪
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Unknown (tenfingers)
2012-06-02 23:04:28
うちのお嫁さんも美大出身ながら、骨董品店店員の
経験があって、まず入荷したものは「洗う」と
言っています。 洗うとは、デリケートなものは
どうするの?と聞いても、ともかく洗うと言っていま
した。汚れが落ちると方針が決まるそうです。
なんだか、私も人生の汚れを落として、
これからの方針を新たに決意したいですね。
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satoさん (ちま)
2012-06-04 10:10:06
satoさん、ありがとう。

むかしから拾い物が好きなんだけど
こっちに越して来てなかなか粗大ゴミなどが手に入らない・・・

常滑のときから拾い集めてる椅子とか何脚もあるんだけど
ぴかっと光る一点を持ってると自負しております←なに言ってんだか

この椅子ももううちになじんで一員になってます。
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tenfingersさん (ちま)
2012-06-04 10:14:49
骨董の世界でもそうなんですね。

うちは弟子入りしていた若い頃にまず古いタンスを貰ったのが始まりかな。
それをホースの水でがが~っと洗って、よく乾かして使い始めました。
間違ってなかったのかな?

布ばりのソファーとか粗大ゴミで拾ったこともあって、それは濡れぞうきんで拭くくらいしかできませんでした。
こういうのって拾うのに躊躇する人多いかも(って拾う人自体少ないだろうけど)。
そかしそのソファーも常滑を離れるときに、「これください」と
さらに使ってくれる人が出て来て、次の家に嫁いでいきました。
長い人生・・・
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Unknown (こりこ)
2012-06-04 13:52:56
わ~~~素敵!!
きれいにできる技と気持ちも素敵!
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こりこさん (ちま)
2012-06-05 13:14:17
ありがとう~

こういうとき作業するのに必要な道具とか知恵ってのがありがたいですね。
こりこさんちもありそう。
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Unknown (すかすか)
2012-07-07 10:54:50
すばらしい!!
最近椅子直す仕事がポコポコ来るので参考になりますです。
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すかすかさん (ちま)
2012-07-07 18:11:16
コメントありがとう!

この椅子現在大活躍なんですが
割れた背もたれの部分がまた咲けて来た・・・
それに子どもたちが無茶するんで組みがゆるんでくるし
「もっと大事に使ってっ!」

おとうちゃんも直しを頼まれてることあります。
自作のものからそうじゃないものも。
けっこうたいへんですよね。
一度壊れてしまったものってやぐい(←弱い)みたいだし。
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