久々のセルフリノベです。
うちはセルフビルドで家を建ててから、こまごまと家の改造を続けていたけれど
ここ数年は田んぼや薪の準備に父ちゃんが忙しくなって、リノベ、リフォームは遠のいていた。
しかしいろんなところに不調は出てくる。だってセルフビルドだもの。。。
もともとこの流し台は、とある高級厨房機器販売の会社から内緒で中古を回してもらい
うちの台所につけたもの。
システムキッチンゆえ長さが2,7mもあって、当時それに合わせて家の設計をした。
しかし10年使ううち、ビルトインコンロの内部がまずボロボロになり(これは造りに問題あると思う)、
コンロ自体も着火ができなくなったり、とトラブル続出(もらい受けた時点で既に何年か使われていたわけだから)。
そこでこの長すぎるシステムキッチンをダイヤモンドカッターでぶった切り、ビルトインコンロの部分を廃棄。
新しくコンロは業務用コンロ(新品で2万円きる安さ)、コンロ台は業務用厨房機器の中古(消費税込みでも2万円しない)
を買って設営。そして現在にいたる。
業務用なのでガッシリ。
そして水回り。
このシステムキッチンについていた、お湯の出る便利な混合水栓は、使い始めから問題があって、
よく水栓のアタマ(プラスティックでできてるとこ)が水圧で吹っ飛んでいた。
水はね防止のメッシュが蛇口の先端についていて、そこに圧がかかると耐えきれずに取れてしまうのだった。
そこでその部分を外して使っていたわけだが、当然水はねがすごい。
(緑の網がかぶせてあるのは、効果があるかどうかわからないけど一応つけてみた「泡だてネット」。
見てくれが悪いこと、この上ない)
さらに流しの下の排水部分に水漏れがある。
コーキングだのテープだのいろいろやってみたけど、どうしても水漏れしたいようで止まらない。
しょうがないから、ペットボトルを半分に切って水漏れ下部に設置し、一ヶ月に一度たまった水を捨てて
ことをしのいでいた。
水を捨てるのを忘れるとあふれるかと思いきや、そこは少しずつ蒸発もするので
いつもなんとかなっていた。よくできてるもんだ。
さあ施工。
施工の前に、ネットで混合水栓を買う。
むかしと違って、いろんなところで買える。楽●、モ●タロウ、はては●mazonでも水栓は買える。
いろいろ調べてシンプルで安いやつ、さらに施工が楽そうなものを選ぶ。
家の外の止水栓を締めて、水が出ないことを確認したら
今ついている水栓を外す。これが意外と手間取っていた父ちゃん。
一時間くらい道具を仕事場に取りに行ったり、うなったり。
外すことができたら、システムキッチン(半分に切られてるやつ)をパコッと外す。
裏はこんなんですよ、いくら高いものでもね。
まあうちはよく取ったり外したりしてるんで傷だらけですが、基本流し台の裏はこんな感じ。
ベニアとか発泡スチロール材とか、安っぽい。
それからは購入した水栓に同梱されていた説明書を読んで、父ちゃんあっという間に設営完了。
どうやら最近の水栓は設営が簡単になっているようで。
家を自分たちで建てていた頃は、こんなにネットが発達していなくて
プロの人たちがいったいどうやってトイレをつけているのか?
どうやって風呂をつけているのか?どうやって排水配管しているのか?など
わからないことだらけで、試行錯誤しながらやっていた。
それから10数年。時代は変わったなあー。
うちのような変わり者が、いっぱいセルフ・リノベの詳細をupしてくれている。
部品なんかも、簡単に手にはいる。
これは「やれるもんだよ、やってみようよ」ってことなんじゃない?
次回は流しの下の「排水トラップ」。
これは今は発注中。
さあ、父ちゃん、次もがんばって〜(わたし記録係とおやつ出す係)
排水トラップってこういうの。
私もウォシュレットを新品なのに4割引きぐらいで
購入して自分で設置しました!
部品は販売店がフレキシブルな水道管などは
長さをいうと無料でサービスしてくれます。
何しろシーツを裂いて新しい一枚に仕立てた
母の子なので、狭いトイレの中で奮闘すること
一時間、何事もなくできました。
これを定価で購入して、工事を頼むと3倍ぐらい
費用がかかるというので、張り切らざるを得なかったのです。
夫は私が疲れた!というのを警戒して
工事費は惜しくない、と絶叫していましたが、
あまりにうまくいったので、もう一つのトイレも
即座に近代化しましたよ。
外国に行って、良いホテルでもウォシュレットが
無いところに泊まると、私を工事人に
雇ってちょうだい、と言いたいです。
(セルフビルドだったんで、トイレもつけたのでした。
夫は「逆流しそう〜」って叫んでましたが、大丈夫でした)
きっと大方の人は「もう絶対できない」って思い込んでるから、
それでやらないんだろうなあー
その壁を越えたら、ほいっとできちゃったりして。
tenfingersさんはきっと「やってみたい」っていう気持ちが大きかったんでしょう〜
すごくわかります!
金銭的に節約できるっていうのも、うちは大きなモチベーションですが、その前にやっぱり自分でやってみたい、ですよね。
どうもこのようなセルフリノベする人、少しずつ増えてるみたいなんですが、全く一から自分で試行錯誤してるパイオニア的な方のブログがあって、それを読むと、すごいすごいなあーと感嘆してしまいます。
脱帽です。 私は尊敬するテニスクラブの
先輩がご主人とホームセンターに行って
好きなウォシュレットを買ってきて
取り換えた、という話を聞いて、後期高齢者
だって気軽に工事できるのなら、と思ったのが
きっかけです。
本当に手取り足取りの説明書もあるし、
手順通りにやれば、なんの支障もありません。
でもトイレは無理です。ご主人に深ーく
感謝してくださいね。
なんでも言い出すのはわたし。
「これをこうしたいなあ〜でも業者さんに頼むと
高いしねえ〜」って何回か言って
それで夫・始動!となります。
気がついたら排水トラップも付け替え終わっておりました。