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チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

コンクリートミキサー車頼む

2018年05月07日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 4月28日。晴天。

今年のGWはコンクリートミキサー車が来るところから始まる。

 

うちは結構寒い中山間地で、コンクリート作業をできる季節が限られる。

コンクリは少しでも凍結するとうまく固まらずほろほろになってしまうから

11月はまあできるけど、12月から3月は施工しない。

逆に真夏も急乾燥してしまいヒビ割れになりやすいから、これまた避ける。

GWはコンクリにうってつけなのだ。

 

    あまりの重労働に写真を撮り忘れました。

 

朝、近くのコンクリート業者さんに1立米持ってきてもらう。

1立米で14000円弱。これをすべて手で練るとものすごい労力(経験しました)。

今回は施工面積も広いしミキサー車にお願いする。

 

まずは車を乗り入れる斜面。

引っ越し時にコンクリを流してはいたのだけれど、シロート施工だから部分的に薄く、

15年で割れてきていて、まずはここを補強補修。

ミキサー車から流されるコンクリートをスコップやトンボなどでならす。

これだけでも汗がポタポタ落ちてくる。

 

 

    

さて本番は勝手口から風呂の焚き口への犬走り。

この家を作って住み始めて15年。

今まで犬走りがコンクリートで固めていなかったので

雨の日はすべって転ぶし、足はぬかるみにハマるし、ずっと困っていた。

ようやく犬走りが作れる。しかし遅すぎやしないか・・・。

 

先ほどの車乗り入れ口にミキサー車から流されたコンクリを一旦貯めておき

そこから家族総出でバケツリレーをしながら、階段を登り、家の裏手まで

0.6立米ほどのコンクリを持ってくる。

ミキサー車のおじさんが「これ、手で運ぶん?」と笑っていた。

そうです、もしポンプ車なんて呼んでしまったら、何万円かかるかわからない。

そんなことはできない。

 

普通のバケツだと重さで壊れるから、鉄のごついバケツでバケツリレー。

寝ていた高校生息子もたたき起こし、いい仕事してもらう。

そうしないと終わらない。

 

 

 玄関横にもうちは扉があって、ここから裏に抜ける通路もコンクリで道つける。

 

いかにもシロウト施工のガタガタ。

運ぶだけでも大変で、左官なんて到底無理。

取り急ぎスコップなどで平らにして、もうそれでいい。

 

これが今年のGWの始まりでした。