Won't Be The Record Highest

　22日、埼玉県では新型コロナウイルス新規感染者数が、62人と発表された。
　･･･過去最多の4月15日の61人を超えた。

【7月23日，17:00】
　埼玉県の新規感染者数は47人である。政令市（さいたま市）、中核市（川越市、越谷市、川口市）分は含まれない。
　･･･以上埼玉県Twitterより引用。

【7月23日，18:45】
　埼玉県の新規感染者数は県発表分と合わせて64人である。昨日の記録を超えた。

　なお、本日確認の東京都新規感染者数は366人である。

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【雑感１】
　勤務校では先週金曜日から平常授業にもどりました。答案返却とホントに普通に授業です。
　あらためて感じたことは、マスクをつけての授業の大変さ。1コマ授業が終わると、疲労感がすごいです。

【雑感２】
　国が何を言うか、都道府県知事が何を言うか。どちらが正しいのか。
　TVでは様々な論議がかわされています。でも、関東地方一都三県、愛知県、大阪府（2日連続3ケタ）、兵庫県、福岡県等々の新規感染者数の推移を見れば、現下の状況で国民が国内を行き来して...

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　日本医師会の中川会長記者会見（7/22）
　7月23日からの四連休を「我慢の４連休」と位置づけ、不要不急の外出や県境を越える移動を避けるよう呼びかけ。

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　もう、「第2波」だよね。

アンチグラビティ

事故に遭った男が目を覚ますと、異様な世界が広がっていた。あらゆる建物や地面が、重力を無視して浮遊している。記憶も失っており呆然としていると、突如得体の知れない黒い怪物が襲い掛かって来る。間一髪で何者かに助けられた男は、ヤンという男が率いる彼らの住処に案内される。そして、ここは昏睡状態の人間たちが暮らす脳内の世界だと知らされる。

　男と同じく、彼らもまた現実世界では昏睡状態だというのだ。この世界の時間の流れは現実世界の100倍遅く、昏睡状態から目覚めるまで抜け出せない。さらに、「死に神（リーパー）」と呼ばれる怪物が彼らを襲う。いつか目覚める事を信じて、永遠に近い時間をリーパーと戦い続けなければならなかった。一方ヤンは、この世界にリーパーのいない島があると信じていた。そして、男がその場所を知っているというが...

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　これは作品ウェブサイトのSTORYにでていたこと。一応読んで出かけた。ただ、本作に興味を持ったのは、ものがたり展開ではなく、映像がおもしろそうだったことによる。

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　ややねたばれ
　ものがたりの途中、主人公が一度昏睡から目覚めて、自分の置かれた状況を把握する。「複数の昏睡状態の人間」が見る、「単一の世界」の存在を知る。映像もきれいで驚きに満ちたものなのだが、それがなぜかいまいちピントこない。昏睡状態の世界と現実世界との関係が把握しにくいためだ。主人公の覚醒で劇場で作品を見ている観客は、初めてどんなものがたり世界なのか理解できた。それまではリーパーがIBM（「亜人」）見えた。設定が川又千秋の「惑星オネイロスの伝説」（1987年）に感じた。

　タイトルはミスリードかな
　昏睡状態で主人公が見る世界が、重力無視の状態なので「アンチグラビティ」なのは理解できるが、ものがたりの本筋とは、ほぼ関係ない。でも、これ以外のタイトルはつけられないのかもしれない。
　なお、原題はロシア語で「Кома」、英語では「THE COMA」と「昏睡」をあらわす直球のタイトルである。

　もう少しアップテンポでも
　やや長いかな。映像を見せることにがんばりすぎたきらいがなきにしもあらず。
　現実世界がいいか、あっちの世界がいいかの二者択一のようなこと、怪しげな宗教団体の姿を借りて。。。なにかもう少しブラッシュアップできるようにも思えた。でも、おもしろい作品だと思う。
　これ以上書いていると、これから見る人に迷惑をかけそうなので止めることにする。

　予想外のことに気づかされた
　ロシア映画を字幕で見ると、やっぱりストーリーが追いにくい。
　英語の映画を字幕で見るときよりも、なにかワンテンポずれる気がする。英語の先生だからとは言わないが、英語の音と字幕両方で作品を「見ている」ことを再認識した。ロシア語は僕にとって、異言語ということだ。