’１９年球春到来 第９１回選抜高校野球出場校調査

　1月25日（金）、今春の選抜高校野球出場チームが決定、発表された。翌26日（土）、去年と同じように、コンビニでスポーツ紙を購入、データを調べてみた。

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　第91回大会、32校が選抜された。
　内訳は公立9、私立23。（昨春は公9、私27。昨年は記念大会のため36校）
　公立が28％である。
　県立5、市立4。下線の3校は21世紀枠。

　習志野（千葉）、明石商（兵庫）
　市和歌山（和歌山）、米子東（鳥取）、呉（広島）
　高松商（香川）、石岡一（茨城）、富岡西（徳島）、熊本西（熊本）

　習志野高校は千葉県習志野市、明石商業高校は兵庫県明石市、市立和歌山高校は和歌山県和歌山市、呉高校は広島県呉市が設置者である。

　学校名に専門学科名・総合を含む高校
　2校。昨年は2校。
　明石商（兵庫）、高松商（香川）

　私立高校のうち、大学の付属・係属・系列校
　11校、昨年は13校。
　運営法人が同一のものもあるが、そうでないものもある。
　名前を見てすぐわかるものもあるが、埼玉県の野球ファンの感覚ではちょっとわからない大学もある。
　札幌大谷（北海道・札幌大谷大）
　八戸学院光星（青森・八戸学院大）
　盛岡大付（岩手・盛岡大）
　桐蔭学園（神奈川・桐蔭横浜大）
　春日部共栄（埼玉・共栄大）
　山梨学院（山梨・山梨学院大）
　国士舘（東京・国士舘大）
　東邦（愛知・愛知東邦大）
　星稜（石川・金沢星稜大）
　龍谷大平安（京都・龍谷大）
　明豊（大分・別府大）

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　生徒数の多い学校
　全校生徒数1000人以上は14校（昨春は17）である。13校が私立高校。埼玉県の公立高校の基準（以下同じ）では、40人×9クラス×3学年でこれくらいの数字になる。
　熊本西高校が熊本県立である。

3000人以上 　　1校 　桐蔭学園（神奈川，3066） 　2000人以上 　　該当なし。

　生徒数最大：桐蔭学園高校

　1000人以上
　　13校
　東邦（愛知，1738）、星稜（石川，1713）
　春日部共栄（埼玉，1546）、筑陽学園（福岡，1457）
　札幌第一（北海道，1292）、広陵（広島，1275）
　龍谷大平安（京都，1251）、日章学園（宮崎，1215）
　大分（大分，1140）、履正社（大阪，1115）
　松山聖陵（愛媛，1068）熊本西（熊本，1038）
　山梨学院（山梨，1012）

　生徒数の少ない学校
　全校生徒数500人未満の学校が1校（昨春は2）である。40人×4クラス×3学年でこれくらいの数字になる。
　呉（広島，476）

　生徒数最小：呉市立呉高校

　同校の次に生徒数が少ないのは、明豊（大分，501）である。

　生徒数の平均値
　1071人。中央値は968.5人である。参加校数が偶数なので、中央値の学校は存在しない。高松商（香川，978）と米子東（鳥取，958）の間である。

　男子生徒の中で、野球部の生徒が多い学校
　野球部員の数を男子生徒数で割り、割合を算出した。マネージャー数は除外してある。
　男子生徒の10％以上の学校は、全部で13校（昨春は18校）である。下線が公立高校。
　呉（広島，29.70）、盛岡大付（岩手，23.49）
　明豊（大分，19.84）、明石商（兵庫，19.56）
　札幌大谷（北海道，18.06）、高松商（香川，14.70）
　市和歌山（和歌山，14.18）、八戸学院光星（青森，14.12）
　津田学園（三重，13.51）、富岡西（徳島，12.81）
　福知山成美（京都，11.73）、広陵（広島，11.00）
　習志野（千葉，10.24）

　呉高校は生徒数476人、女子生徒数311人を引くと男子165人。野球部員49人。
　野球部員数の平均値は53人。最大値は広陵（広島）の88人、最小値は米子東（鳥取）の19人。

　横浜（神奈川）が32校中唯一の男子校。男子率100%である。全校生徒中の女子率が最も高いのは高松商（香川）68.0%である。
　男子生徒数が最も多いのは桐蔭学園（神奈川）の1940人、女子生徒数が最も多いのも桐蔭学園（神奈川）の1126人である。

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　2018-02-01、「第９０回　選抜高校野球出場校調査」