英語教科書の「エレン先生」人気は出版元も想定外 なぜあのイラストが採用されたのか、そして初の試みとは

　そんなタイトルの記事が、4月新学期YAHOO! NEWSのヘッドラインに出ていた。英語の先生として見逃せない（^o^）と思い、読んでみた。

　東京書籍の中学生向け英語教科書「NEW HORIZON」に登場するエレン先生がかわいい。
　'16年（平成28年）度版から刷新された教科書は、リニューアルに伴い登場キャラクターも入れ替わっており．．．

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　以前にも、NEW HORIZON英語教科書に登場するのキャラクターについてブログで取り上げたことがあった。記事によれば今次改訂で、以下のキャラクターが登場するとのことだ。

　柔道部所属の安藤咲
　サッカー部所属の伊藤光太

　インド出身のディーパ・ミートラ
　カナダ出身のアレックス・グリーン
　ALT（外国語指導助手）のエレン・ベーカー先生

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　メインキャラクターは咲と光太。性別と部活動の関連性に配慮しているかなと思う。

　前回の検定教科書に登場した、ALTブラウン先生。彼女は任期を終え、ボストンに帰国。今回話題のエレン先生はその後任という設定。
　やっぱり「グリーン」は出てくる。アレックス・グリーンは10年ほど前の教科書で英語教師だったグリーン先生の親戚である。
　教科書を使う生徒は変わっても、ものがたりの継続性は維持ということか。このあたりは、「先生うけ」もねらっていると思う。

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　ネットの画像検索をしてみると、ものすごい数の「エレン先生」を発見。
　なんとなくの印象だが、中学1年生にはやや刺激的な印象。かわいい系＋すてきなお姉さんイメージのキャラクターのようだ。ただ、教科書内でのあつかいを見ないと、断定的なことは言えない。

　4月13日、東京書籍はいろいろな意味で話題になったことに鑑み「™NEW HORIZONのキャラクターについて」というプレスレリースを出した。それには、

　「今年度から使用開始の中学校英語用教科書『NEW HORIZON　English Course』に掲載されたキャラクターがネット上で思わぬ反響を呼んでおります。

　とあり、同社としても想定外の騒ぎになっていることがわかる。（全文は同社ウェブサイト、【東京書籍からのお知らせ】参照のこと。）

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　実際の使用状況はどうなのかな。教科書の挿絵のエレン先生が、教科書とはいえ架空のものがたり世界でどう生きているか。実際ちゃんと読まないとわからないかも知れない。一騒ぎが終わったら、買いに行こうかな。