全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

〇〇に入るのは?

2016-04-23 04:00:00 | 全英連参加者 2016

 先月28日に「仮面ライダー1号」のことをブログで書いた。僕はこのところ、ある言葉に引っかかっている。

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 「あるときは 〇〇の味方」(三木鶏郎,1)
  鉄人28号(1960)

 「立とう 〇〇の 旗の下(もと)」(前田武彦,2)
  8マン(1963)

 「アースがうんだ 〇〇のマグマ」(長谷川竜生,1)
  マグマ大使(1966)

 「かがやくドクロは〇〇の味方」(第一動画,1)
  黄金バット(1967)

 「ルール無用の 悪党に 〇〇のパンチをぶちかませ」(新田洋,1)
  タイガーマスク(1969)

 「悪魔の力 身につけた 〇〇のヒーロー デビルマン」(阿久悠,1)
  デビルマン(1972)

 「〇〇の心を パイルダー・オン」(東文彦,1)
  マジンガーZ(1972)

 「〇〇の少年 バビル2世」(東映二,2)
  バビル2世(1973)

 「斗う〇〇の 仮面ライダーV3」(石ノ森章太郎,1)
  仮面ライダーV3(1973)

 「ひとつの〇〇は百万パワー」(永井豪,1)
  ゲッターロボ(1974)

 「〇〇と愛とで 輝く星だ」(保富康午,1)
  UFOロボグレンダイザー(1975)

 「〇〇の怒りを ぶつけろ ガンダム」(日本サンライズ企画室,1)
  機動戦士ガンダム(1979)

 「  」が歌詞の抜粋、(  )は作詞者、数字は〇〇が何番に出てくるかである。
 2段目は、番組名と(  )は本放送年である。テーマソングの名称は番組名と同じとは限らない。

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 上記12例は、一時代を画したTV番組の主題歌の歌詞である。本放送、再放送を見ていたのは、現在50歳台の男性が多いだろう。

 〇〇に入る言葉は「正義」である。正義を高らかに歌い上げる、正に正義の凱歌。現在のアニメ作品等と比べると、白黒が明確。正邪がはっきりしたストーリー展開と言えるのではないか。

 1960年代はともかく、1970年代の数年は、正義が高らかに歌われていたことがわかる。現在はこんなにないように思える。
 ・・・どうだろうか。


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