全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

「ゴジラ級」の地球型惑星

2014-06-06 05:14:58 | 全英連参加者 2014

 これまでに確認された地球型惑星の中でも「ゴジラ級」の大きさを持つ惑星が新たに見つかった。それは560光年離れた恒星の周りを公転する、巨大岩石惑星である。

 こんなニュースが6月3日(AFP=時事)配信された。記事の中に研究者のコメントが出ていた。

 『これは地球型惑星の中でもゴジラ級だ。』
 『映画の怪物とは違い、ケプラー10cは生命にとって肯定的な意味合いを持っている。』

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 「ゴジラ級」...ホントにそんなことを言ったのかな。そんなことを考えて、英語のニュースを探してみた。検索語は以下の通り。
 【Dimitar Sasselov + Kepler-10c】
 前者は人名は記事に出ていた研究者*の名前。Keplerは恒星の名前である。

 探してみたら、すぐ記事が見つかった。取り上げていたのはThe Guardian紙である。以下引用する。

 タイトル:
 Monstrous rocky planet nicknamed 'Godzilla of Earths'
 (怪物のような岩石惑星、地球型惑星のゴジラと命名)

 記事:
 In line with global rules for naming heavenly bodies, the planet goes by the official name of Kepler-10c. But Dimitar Sasselov, director of the Harvard Origins of Life Initiative, called it "the Godzilla of Earths".
 (国際的な天体の命名規則に従うなら、この惑星はケプラー10cだ。しかしDimitar Sasselov氏は、「地球型惑星のゴジラ」と呼んだ。)

 「Godzilla」は「(想定外に)でかいもの」の代名詞として使われているようだ。
 この惑星「ケプラー10c」は、単純に大きさだけならば、ガス惑星である木星、土星の方が大きい。地球型という点で想定外の大きさ。だからゴジラなのだろう。

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 *ハーバード大学(Harvard University)「生命起源イニシアチブ(Origins of Life Initiative)」プログラムの研究者、ディミタル・サセロフ(Dimitar Sasselov)氏


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