9日(月)から16日(月)まで、法定夏休み、休日出勤の代休、土日を組み合わせて10日間学校に行かないですんだ。休養、読書、家のこと、教材研究等々... 自分のペースで好きなようにできた。散髪にも行けたし、体の疲れも少しはとれたと思う。
この間、今年夏休みように開設した、ケイタイ用ウェブサイト「3Gホワイトボード」とフリーメールは余りチェックしないままにしておいた。金曜日に見ると、短期大学2、専門学校3のAO面接、小論文、プレゼン等のできばえの報告、AO結果報告が来ていた。ありがたいことに全部goサインである。AOは厳密には合格ではないが、出願許可をもらえたということは、10月(おもに専門学校)、11月(大学・短大)の推薦入試の時期に出願をすれば、正式に合格ということになる。
お盆前にクラスの12.5%が行き先確定である。まあ、進路決定。めでたいことである。きちんと残りの高校生活を送らせないと... という心配もある。一般推薦、一般受験のものはこれからなのだ。
考えた。
1人1人の生徒に取っては進路決定はいいことだ。これは間違いない。でも、高校3年生2学期の教育活動、担任としてのクラス運営に、どんな影響が出るんだろうと。。。 「いい影響ばかりとは言えない」とはいわない。でも、過去にいろいろな経験(ある程度のベテラン教諭)がある人でも、こんな状況はunknownが多く、不安を感じるのではないか。僕は、かなり不安である。生徒のメンタリティーがどう揺れるか、正直わからない。
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3年生の担任をするのは、前回から4年(この前3年生の担任だったのは、2006年)過ぎている。この間、AO入試の状況は大きく変わった。
今年から、大学・短大がAO入試を実施する(実際に面接や、プレゼン、試験をする)場合、8月1日にしかできなくなった。でも、その申し込みであるエントリは制限がない。短大だと、6月中頃からエントリ開始という事例もある。僕のクラスでも数人いる。かなり忙しない。
エントリをするには、それまでにそれなりの準備がいる。エントリ時に課題(もっぱら、志望動機のまとめたものや、学習計画、将来計画)などのレポートが課される。このレポート、7月の期末考査のころには、テスト勉強と書類作成を、生徒は同時進行でこなさなければならない。後者の指導をしないで済む生徒ばかりの学校ならばともかくも、勤務校の生徒のレベルは、それなりに担任の先生の援助が不可欠である。
去年までとは違うのだが、大学・短期大学のAOエントリ段階から、調査書が必要になるケースも多く準備も大変だった。調査書には校長印が必要になる。発給手続きも、校長・教頭・事務長他のチェックが必要で忙しかった。事務処理、受験指導の忙しさのピークが、予想していた以上の前倒しの感じがする。やっぱり制度変更の年は厳しいのか、来年以降、もっともっと忙しくなるのかな。
なんだか、感じる。これでいいのかなあって。
もちろん仕事だから対応するし、できるけどね。プロの担任の先生だから。さあ、17日からBack to Workである。