山小屋だより

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北欧の旅(その16)

2010-11-20 | 海外の旅
シリヤ・セレナーデ号

これから乗船する客船です。
シリヤ・セレナーデ号という船のようです。
私が今まで乗った船では一番大きいかも知れません


船首部分

この船はストックホルムからフィンランドのヘルシンキまでを
約16時間で結んでいます。
車も積めるようです。
サメが口を開けているように見えました。


大きな船体

大きな船体です。
長さが200m、幅が30m、12階建てになっています。
我々の部屋は11階でした。


船内のようす

船内はまるで街の中のようです。
いろんなレストランやスーパーなどもあります。
カジノやカフェテラス、銀行などもありました。
お金はスウェーデンのクローナとユーロが使えます。
大きなエレベーターも10基ほどありました。


客室の通路

客室は通路を挟んで両側にあります。
11階(最上階)の部屋で海側をリザーブしてくれました。
なかなか予約が取れないそうです。
部屋の鍵はカード式になっていて2枚ありました。


室内

部屋には大きなベッドと壁側にテーブルがあります。
小型の冷蔵庫があり、中に缶ビールとワインが2本ずつ
入っていました。
フリードリンクでした。
窓からは海が見えました。

トイレとシャワー

左側に洗面ユニットがあります。
シャワーのみですが、暖かいお湯がでます。
ホテル並みの設備でした。



地ビール

早速、シャワーを浴びてビールです。
フィンランドの地ビールでした。
コンセントはCタイプです。
外国に行く時はいつもどの国でも使える差込プラグを持って
行きます。
カメラのバッテリーや携帯を充電します。
今の充電器や携帯はAC240Vまで対応していますから、
電源のコンセントさえあれば現地切れの心配がありません。
アダプターさえあれば空港でも充電できます。


甲板(1)

すぐ上が甲板になっています。
上ってみましたが、寒いせいか誰もいません。
この広さならテニスもできそうです。
夏ならこのベンチでコーヒーでも飲みたいところです。


甲板(2)

反対側に周ってみました。
大きな煙突がみえます。
出港は午後5時です。
まだ太陽が高い位置にありました。


港のコンテナ

港にはたくさんのコンテナがありました。
このコンテナも運ぶようです。
なお、客室にはスーツケースなどの大きな荷物は
持ち込むことができません。
トラックで運んでくれるシステムになっています。
いよいよスウェーデンともお別れです。

夕食

出港してすぐに夕食でした。
レストランの場所は決まっていましたが、テーブルは
自由です。
毎回、違う人と話しながら食事しました。
ここはバイキング方式です。
自分で好きな料理を好きなだけ持ってきて食べます。
サーモンやムール貝などもありました。
ビールやワインも飲み放題です。
今回の旅でこの船の中の食事が一番よかったです。(笑)

夜明け

翌朝、部屋の窓から外をみました。
夜明けが近いようです。
少し水平線が赤く染まっています。
時間は午前5時くらいでしたが、まだ真っ暗でした。
丁度、船が通過していました。

運航表示板

運航表示板がありました。
ランプで現在位置を表示しています。
ヘルシンキへの入港は午前10時です。
まだ4時間近くあります。


朝食レストラン

朝食は7時からです。
夕食とは別のレストランでした。
この船には4つのレストランがあります。
なかなか落ち着いた感じのレストランでした。
リザーブ席が幾つかありましたが、真ん中の窓側が
ノンリザーブだったので、海を眺めながら食事しました。


朝食

朝もバイキング方式です。
ここでは野菜や果物もたくさんありました。
ハムとチーズが美味しかったです。
夕方出港して夜中の航海だったので、
それほど退屈はしませんでした。
大きな揺れもなく、静かな航海でした。