山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

北欧の旅(その8)

2010-11-12 | 海外の旅
フィヨルド(1)

モーターボートがやってきます。
なかなか気持よさそうです。
船の免許も持っていますが、なかなか使う機会が
ありません。
昔はかなり大きなサイズの免許証だったのですが、
現在は車の免許証と同じサイズになりました。
5年に1度更新していますが、法改正で2級免許になりました。


フィヨルド(2)

太陽が顔をだしました。
時間は午後4時を過ぎていますが、まだ高い位置にあります。
日没まではまだ2時間くらいあるようです。
空の雲は冬の雲のようでした。


大きな滝

進行方向左側に、直接海に流れ込んでいる滝がありました。
山の上から海までかなりの落差があります。
ノルウェー語でアナウンスがありましたが、わかりませんでした。
日本画の巨匠、東山魁夷が描いた滝があるそうです。
もしかしたら、この滝かも知れません。



フィヨルド(3)

静かな海です。
船は水面を滑るように進んでいます。
太陽がでてくると暖かく感じます。
しかし、手持ちの気温計をみると2℃でした。



フィヨルド(4)

進行方向右側の風景です。
ここにも滝がみえます。
山はすっかり黄葉しています。
何とも形容したがい風景でした。


ネーロイフィヨルド

これも大きな滝です。
このあたりをのんびりと歩いてみたいと思いました。
途中からネーロイフィヨルドに入ったようです。
ネーロイとはノルウェー語で「狭い」という意味だそうです。
このあたりの幅は250mくらいです。


フィヨルド(5)

船から左奥を眺めています。
これなど引っくり返しても上下がわからないかも
知れません。
むしろ、水面に映っている雲のほうがきれいでした。


フィヨルド(6)

もう少し明るいところにでました。
西日がかなり強く当たっています。
山が海に向かって少しずつ低くなっています。
晴れていてよかったです。


ムンクの「叫び」

船の側面にこんな航跡ができました。
ノルウェーが生んだ偉大な画家、ムンクの「叫び」のようです。
このあと、オスロに行って実際にこの絵をみます。
きっとまた思い出すことと思います。
遠くまで点々と続く波紋が芸術作品のようでした。


フィヨルド(7)

遠くに建物が見えてきました。
あそこが終点のようです。
船はゆっくり進んでいます。


入港

グドバンゲンという港に着きました。
時間は丁度午後5時でした。
我々の乗るバスが待っています。
フロムから約2時間の船旅でした。
フィヨルド、楽しんでいただけたでしょうか?
実際にはこの数倍の写真があります。
できるだけ選んでご紹介しました。


グドバンゲンの港

港から眺めたフィヨルドです。
ここにはみやげ物屋も幾つか並んでいました。
絵ハガキなどもあり、買っている人もいましたが、
私は自分の写真で充分でした。
なお、このコースはベルゲンを基点にして周遊するチケットも
あるようです。
個人旅行でも安心して旅できるようです。
これからバスでラルダールというところに行きます。


世界一長いトンネル

途中、長いトンネルを通過しました。
このトンネルは全長24.5mで路上トンネルとしては
世界一だそうです。
トンネルの中に3ヶ所の待避所があり、それぞれ違う色で
ライトアップされているそうです。
運転手が眠くならないような配慮だそうです。
ブルーのところでバスを止めてくれました。
ここは氷河をイメージしているそうです。
約5分ほど停車し、再びバスは走り出しました。