テレビじじいの観戦日記

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リンスカムのハイタッチが印象的だったジャイアンツ優勝

2010-10-24 14:42:10 | 野球
ナ・リーグ優勝決定戦の第6戦。ジャイアンツは八回表に1点リードすると、エース、リンスカムを登板させた。前々日の第5戦に先発して7回を投げたばかり。この試合で決めるというジャイアンツの気合が見て取れた。

三振、安打、安打となったところで、ジャイアンツはきっぱりとリンスカムをあきらめ、抑えのウィルソンを登板させた。リンスカムをハイタッチで迎えるベンチ。いい雰囲気。これはジャイアンツが勝つのかな、と思わされた。

九回表、フィリーズはリードされていても抑えのリッジ登板。2アウト1,2塁とされたところでマニエル監督はピッチャープレートまで行き指示をした。敬遠! 走者を進塁させる満塁策だ。次打者はウィルソン。もうピッチャーはいないでしょ。代打を出せるものなら出してみなさい。こちらも気合が入っている。なるほど、代打はなし。1塁ゴロに討ち取った。

ここでツキが変わるかとも思ったが、代打を出さずに続投させたウィルソンが九回を締めた。前日のレンジャーズとは違い、シャンパンファイトも表彰式もグラウンドではなく屋内だった。シリーズMVPのロスは8月にマーリンズをクビになった選手だという。テレビで観るだろうと思っていたポストシーズンのゲームに出られて賞を受けるとは、と感激していた。そんな選手も含め一丸となった。だからランナーをためて降板したリンスカムをハイタッチで迎えるいい雰囲気のチームができたのだろうな。