今日は数か月ぶりの万葉集講座でした。
大伴家持の青春期はたくさんの恋の贈答歌が作られています。
坂上郎女の娘、大嬢はのちに正妻となるが今までに出てきた歌のやり取りでは、今一つ心が本物か疑ってしまってたけれど、今日は二人の深い愛情が伝わる歌をたくさん詠みました。
「わすれ草 わが下ひもに着けたれど 醜の醜草 言にしありけり」
忘れたいと思っても忘れられない恋心を歌っています。
昨年の奈良旅で天香具山の近くに、家持の父、大伴旅人の万葉歌碑を見つけました。
万葉集には、同じ言い回しがよく出てきますが、当時の風習や流行がわかって面白いです。
この頃、唐から伝わった小説「遊仙窟」の一説もよく真似られています。
1200年以上も前の人々の心に思いをはせると、ここ数日の雲がかかったような気分もなんとなく晴れてきました。
てんてん2号は8/20に天国へ召されました。
私が病院で手の抜糸を終えて帰宅した時、目を大きく開けたままベロをだし、ぐったりともたれて座っていました。
動転して、てんてん2号の名前を呼び続ける間に、ゆっくりと倒れ、大きく息を吐きながら何度か口を動かし息絶えました。苦しそうな顔にも見え、吠えているようにも見え、忘れられない最後でした。
まだ、11歳と半年です。まだまだ生きられたはずでした。
ただ...身勝手な解釈だとしても、てんてん2号が極限状態で私を待ってくれたと思わせてくれたことが、自責の念を少し楽にしてくれました。
その晩は安らかなてんてん2号の顔をみたり、触ったりすると心が落ち着きました。
翌日、かわいい顔をし、きれいな毛並みのままのてんてん2号とお別れしました。
かわいくて、かわいくて毎朝起きるのが楽しみでした。
てんてん2号、ありがとう。
またね!
お盆休み
<8/11>
Aちゃん親子がお盆で帰省したので仲良しグループで集まりました。
半年に一度しか会えない娘のRちゃんの成長が目に見えて楽しみです。元気で思いやりのある女の子に育っているようです。
<8/13>
夜中の2時過ぎにてんてん2号が悲痛な叫び声を出して吠えていました。
鎖が足に巻き付いて痛がっていたのです。
パニックになったてんてんは触ろうとすると噛みつこうとします。私もパニックになりましたが、首輪を切ってなんとか鎖もほどけました。
でも私の手から流血が....
夜間救急診療で手当てをしてもらい3針縫いました。
てんてん2号は具合が悪い時に強い薬で一時的な回復を繰り返したために、痴呆が進み、同じ方向にくるくる廻り、足に鎖が巻き付くようになりました。脚自体も弱っているため体が傾くみたいです。今は短いロープにしているけど、ときどき巻き付いて自然にほどけるまで大変です
家に入るのもいやがり、とうとう散歩も行きたがらなくなりました。
私のやり方がてんてん2号を苦しめたと思うと辛いです。
<8/13>
今年のお盆は姪は病院の実習、義姉さんも仕事のため、日曜日にランチにだけ行きました。
送り火には父と二人で行きました。
明日からの山陰旅行も取りやめ......病院通いです
今日のお茶は白茶2種と青茶3種でした。
1.百毫銀針(白茶)・・・・・白茶の中でも高級茶です。すっきりとした味と香りでした。
2.白牡丹(白茶)・・・・・ポピューラーなお茶です。はっきりとした味で香港でよく飲まれています。
白茶は体の熱を取り去るということで、夏によいようです。
3.鳳凰單欉 蜜蘭香(青茶)・・・・大陸の烏龍茶です。聞香杯で香りを楽しみました。マスカットやピーチの甘い香りがする爽やかな味でした。今日の一番のお気に入りです。
4.白葉單欉(青茶)・・・・・さらにフルーティーな味でした。茶杯は冷めると花の香りがします。一煎目と二煎目で香りが違い不思議です。水出しでアイスティーにも向いています。
5.鳳凰單欉 大烏葉(青茶)・・・・見たことないくらい大きい茶葉です。華やかな香りで渋みが少しありました。
夏向きのお茶をたくさんいただき、利尿効果と共に体の熱がとれて、疲れまでとれた感じでした。
暑い日々が続いて、てんてん2号はどんどん元気がなくなってしまいました。
3日前、ぐったりして呼んでもすぐに反応しなくなり、ごはんも全く食べれなくなってしまいました。
でも後ろ足が片方震えているのが、昨年の手術後と同じ症状だったので、ダメもとで獣医さんにお願いしてその時と同じ薬を出してもらいました。
頭を上げるのがやっとのてんてん2号でしたが、なんとか薬を飲んでくれて、なんと翌日には食欲が戻り、2日目には眼の輝きが戻り、3日目の今日は元気にお散歩できるようになったのです。
薬の効き目の強さが怖いくらいですが、とりあえず今はほっとしています
なんとかこの夏を乗り切れば、まだまだずっと一緒にいられる気がします。がんばろー。