てんてんのタイムスクープ!

~アジアの伝統文化に触れて~

遷座祭

2015-05-28 | 日記
会社の稲荷神社の御社殿が新しく作り替えられ、御神座を移動する神事「遷座祭」が執り行われました。
30年ぶりだそうです。





この稲荷神社は会社の繁栄、安全の守り神であり、会社が歩んできた歴史を振り返る大切な場所です。
お正月休み明けの年始式の後には全従業員揃ってお参りし、一年の安全を祈願します。

アゲハ蝶の幼虫

2015-05-26 | 日記
今年も会社のグレープフルーツの木にアゲハ蝶の幼虫がいました。
このアゲハ蝶の幼虫は、うちの畑にあるミカンの木の葉っぱは食べません。グレープフルーツの葉っぱ限定です。どうやら生まれた場所の葉っぱが好きらしい。
数日後、気が付くと幼虫から蛹になっていました。
幼虫から蛹になるときには糸の網を作って体を固定し、殻を脱いでいくという大変な作業があるのだけど見れませんでした。
蛹になる前に体を軽くするため多量に排出した水分や糞で虫かごが汚れてるけど、ここはそっとしておいて成虫になる日を待ちます。

中国茶~皇帝献上茶~

2015-05-16 | 中医学(漢方・薬膳)/中国茶
まったりほっこり中国茶の日。

緑茶と青茶を6種類教えていただきました。



龍井茶(西湖龍井・大佛龍井)と碧螺春は中国の二大緑茶です。
龍井茶は今でこそふつうに出回っていますが、清代には皇帝献上茶でした。色、味、香、形ともに絶品とされていました。



1本の高い木にはしごをかけて登り摘む單欉を2種類飲み比べました。

1煎目、2煎目を飲むとき、熱い茶海を嗅いだとき、冷めた茶海を嗅いだとき、それぞれ違った華やかな香りがしました。

健康講座

2015-05-16 | 中医学(漢方・薬膳)/中国茶
資格を取得した同級生や中国語教室の仲間が開講してくれる「陰陽五行講座」「薬膳講座」など、気軽に健康講座を受ける機会に恵まれています。
今日は、漢方薬局が開催している無料講座「皮膚について」を受講しました。

ちゃんと内容をブログに書ければいいのだけど、ちょっと文章にする自信なくて

それにせっかく養生方法や体質改善について学んでいるのに、今ひとつ日々の生活に取り入れていない事に気づきました

実践しなければ

講座の後で、友人と行ったランチのお店、「お魚コース」は飲み物とデザート無しで1800円はちょっと高くない?と思ったけど、食べ終わって納得のお味でした。また時間がある時のランチに行ってみたいと思いました。



美味しい料理は私にとって心の薬膳

備中松山城と奥津温泉

2015-05-05 | プチ旅・遺跡探索
GWの二つ目の楽しみは、お城好きの友人と備中松山城と奥津温泉の日帰り旅行でした。

私の興味のある時代から少し時代を下った戦国時代。
備中松山城は標高約430mに築かれた最も高い所に天守の現存する山城です。









奥津の「のとろ温泉天空の湯」は標高700mの所にあり、露店風呂から見る景色はまさに天空でした。

美星町の道の駅へ寄り道したり、比較的近場の素晴らしい大自然を満喫した一日でした。

GW奈良の旅~奥飛鳥~

2015-05-01 | 旅行記(奈良)
天川村からの帰り道、奥飛鳥を経由しました。

得意の奈良ひとり旅では行く勇気のなかった飛鳥の奥の奥。





奥飛鳥の男綱女綱です。飛鳥川の上に掛けられた綱の結界、古い時代からの伝統神事で毎年1月に掛け替えが行われ「子孫繁栄」「無病息災」「五穀豊穣」を祈ります。



日本一名前の長い神社と言われている「飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社」(あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ)です。
山が御神体の神社で、皇極天皇が雨乞いをされた場所という説があります。
拝殿までの石段は200段近くあり、ひと気のないところだけど、神秘的な空間を味わうことができました。









数年前に奥飛鳥の棚田や飛鳥川の飛び石を見に、レンタサイクルで男綱辺りまで来たことはありますが、その先の吉野へ向かう歴史の道を今回はさらに進むことができて感激でした。

同行した友人はとってもピュアな心の持ち主。おかげで大自然に歓迎された素敵な旅になりました



☆走行距離711㎞ GW奈良の旅☆

GW奈良の旅~母公堂・女人結界門~

2015-05-01 | 旅行記(奈良)
天川村最後の訪問地。

「母公堂」です。



役行者、役の小角(おづぬ)の母「白専女(しらとうめ)」が祀られています。

小角の身を案じて葛城の里から尋ねて来た母は、一匹の大蛇に行く手を何度も阻まれ、山を上がることができませんでした。修業の妨げをしてはいけないと八大龍王の化身が現れたのだろうと悟り、ここへ庵をつくり、里の女の出産を助けたりしながら小角の弟子の後鬼と共に小角の下山を待ちました。
以来このあたりの谷を蛇ケ谷と呼び女人禁制の結界と定められました。





立ち入ってはいけないと思うとそこから先が魔界のようでドキドキしました。

母公堂では、わずかなお賽銭をしただけですが、ご祈祷をしていただき、コーヒーとお菓子の接待まで受けてしまいました。

名水ごろごろ水をお土産屋さんでたくさんいただいたペットボトルに汲んで、天川村を後にしました。

GW奈良の旅~鍾乳洞・岩屋~

2015-05-01 | 旅行記(奈良)
近くに二ヶ所鍾乳洞がありますが、旅館に近い「面不動鍾乳洞」に行ってみました。



モノレールが出発したばかりだったので、歩いて登ることに。私達健脚です



登りきると絶景が待っていました



昭和8年に洞川区民により発見された鍾乳洞です。
中は奥へ奥へと広がる神秘的な世界でした。





鍾乳石や石筍は1センチ成長するのに約100年かかるといわれます。
洞内は無風で年間を通じて8℃を保っているとか。太古からの時を伝えています。


山を下りて「とうろう岩屋」「こうもり岩屋」に行きました。



役行者が大峯開山の際に「一之行場」として開いた洞窟で、蟷螂(とうろう)とはカマキリとも読み、天上の低い洞窟へ腰を屈めて入っていく修験者の姿がカマキリの歩く姿に似ていることから名づけられました。
私もカマキリみたいになって入りましたが、何度も頭を打って、にわか修業をしました。

となりのこうもり岩屋でも頭を打ちまくり。役行者が仮の住まいとして籠もり修行をしていたとされる洞窟です。

こうもりとは、その「籠もり」と洞内に棲んでいたコウモリを掛けて名づけられたようです。



周りの景色も美しく、夏はキャンプなどで賑わっていそうです。
岩燕の越冬地としても有名で奈良県の天然記念物に指定されています。


GW奈良の旅~龍泉寺~

2015-05-01 | 旅行記(奈良)
二日目、温かくおもてなしをしていただいた旅館を名残惜しく思いながら出発しました。

旅館のすぐ裏手にある「龍泉寺」です。







大峯山で修業をする役行者が涌き出る泉を発見し、泉の側に八大龍王を祀ったのが始まりと伝わっています。
清めの水として大峯山中第一の水行場となり、ここで身を清めてから山上ケ岳へ向かい下山後再びここへ参拝するのだそうです。



本堂の両脇に立つ阿吽の像は、役行者を守っていた夫婦の鬼、前鬼と後鬼です。



叩くと重たくなり、なでると軽くなる「なで石」です。
太極拳の講習会で、人の背中やお尻を叩くと持ち上げた時に重く感じ、なでると軽く感じるというのをやったことがありました。
ほんとにそう感じるから面白いです。