やまなみ街道(尾道松江線)が開通して島根県がとっても近くなりました
今日は、雲南・奥出雲へ日帰り旅行。
最初の目的地「菅谷たたら山内 高殿」です。
移転や操業休止の遍歴を経て1792年より菅谷にたたらが設けられ1921年まで129年にわたって操業されました。
菅谷たたらは、たたら製鉄に関連する施設と従事する人々の住居のある集落(山内)が唯一現存するものとして、国の重要有形民俗文化財に指定されています。
この高殿が製鉄の中心となる建物で正方形をしており、天井はとても高くなっています。クリ材を使ったこけら葺きの屋根も特徴です。
横にあるカツラの木は春の間に黄、赤、緑色と3回変化し、建物と共に素敵な風景が写真家にも楽しまれています。
地元のボランティアガイドさんに案内をしていただきました。
設備の計算しつくされた仕組みや、村下(むらげ=工場長)や熟練された技師の高度な技術について説明を聞き、まさにものづくりの原点だと思いました。
7月には蛍が乱舞して、とても美しい風景だそうです。
EXILEのリーダーHIRO初プロデュースの時代劇「たたら侍」が製作中です。オフィシャル公式サイトの写真にこの菅谷高殿で撮った写真が載っていますよ。合成されていますが(^_^;)
日本人が誇る最高のものづくりを世界に発信してくれます