十七回忌
兄の十七回忌の法要が無事終わりました。
両親が元気なうちは家で執り行おうと、この一週間は片付けや準備に大忙しでした。
お稽古事も全部お休みして頑張りましたが、それが私にできる唯一の供養だったと思います。
死別に対する受け止め方は年数とともに変わりつつありますが、やはり十六年前と同じ悲しみがこみ上げました。
お寺のお上人があの世には時間がなく、あってもこの世の人の50年が一日ぐらいだと話されました。
故人はずっと寂しい思いをしているわけでもないし、いつかあの世で会うときにはせいぜい半日くらい経ったような感覚なのでしょうと。
この世に肉体を置いて、思いだけがあの世に行くから、別れたときと変わらない関係だそうです。私は、6歳下の可愛い(強調)妹なのです(*^_^*)
一つの宗教観だと思いますが、なんとなく腑に落ちて気持ちが安らぎました。
この世の時間.......大事にしようと思いました。
今日で大きな一区切りです。