昨日と今日の二日間、N老師の陳式太極拳講習会がありました。
今回は老架一路の少し進んだところの動作も細かく練習しました。
推手は難しいけどいつもなんとなく動かしていた手足の使い方が、面白いほどわかりやすくなります。まだちゃんとできないので、忘れてしまいそうですが、とにかく日頃の練習で一つ一つの動作が何をしているか意識するくせをつけようと思いました。
武術としての伝統太極拳を教えてくださる先生はとても少ないうえ、N老師から学びたい人は全国にたくさんいます。
ここ福山での貴重な講習会には静岡、滋賀、大阪、神戸、姫路、徳島、岡山など他県から毎回たくさんの方が参加されます。
自分がどれだけ恵まれた環境で太極拳を学べているのかをつくづく思いました。
次回は半年後、今度こそ老架一路の套路は最後まで覚えて、その次の段階に進みたいと思います。
振替休日はあいにくの雨。そんなお天気が似合う場所にお出かけしました。
【倉敷の安養寺】
開山は奈良時代末期。備中福山の仏教聖地で栄えました。南北朝の福山合戦で唯一難を逃れ、江戸時代に現在の場所に移りました。
毘沙門天のお寺として知られ、四季折々の花が楽しめるお寺です。雨に濡れた紫陽花がとってもきれいでした。
近代的に変化した様子も伺えましたが、奈良時代、平安時代の重文の仏像や経塚出土品など貴重な歴史の宝物が残る立派なお寺です。
備中高松城は秀吉軍による天下の奇策「水攻め」で知られています。
当時の景観を残して整備され公園になっています。
沼の復元によって、400年地下に眠っていた蓮が自然に生え、再び花を咲かせています。
巨岩の「立石」がある神社です。古代、入江になっていた場所にあり、満ち潮の時には波に洗われていたといわれています。
生名島の立石と似ています。ここの巨石もどこかから運ばれてきたのかも.....