7月の中国茶講座は夏向きのお茶を楽しみました。
白茶は体の熱を取り去り香港では大人気です。白茶には「白毫銀針」「白牡丹」「寿眉」の3種類あります。
「白毫銀針」は一心一葉の茶葉でクリスタル茶器の中で針のようにきれいに立ってふやけ、見ても涼しげです。
汗の出にくい私でもじんわり汗が出て、その後はわずかな風も涼しくて本当に体内の熱もとってくれるような気がしました。
珍しい緑茶もいただきました。「太平猴魁」という世界一平たくて長い茶葉です。
爽やかな花の香りが独特で、飲んだ後に少し渋みがありました。
そして、広東省で一番人気と言われる「白葉單欉」という青茶で茶芸の練習をさせていただきました。45秒以上で渋みが出てしまうので、もたもたしていられず焦りましたが、美味しくいれられました。はしごに登って摘み取るほど高い茶樹になる茶葉で、フルーティな味でした。
そして先生が昨日初めて入手された「黄金桂」という青茶は本日の私の一番お気に入りです。茶葉は丸まって綺麗な緑色で、お茶の色はまさしく黄金でした。
茶海に残る香りを嗅ぐとウットリするほど癒されます。味は乳香があり、甘く感じました。2回分、分けていただきました