てんてんのタイムスクープ!

~アジアの伝統文化に触れて~

倉敷アートhistory

2008-02-09 | プチ旅・遺跡探索

友人と久しぶりの倉敷美観地区を散策しました。

あいにくの雨でしたが、芸術巡りをするには何ら問題もなくしっとりとした情緒ある雰囲気を味わえました。

まずオルゴールミュゼでオルゴールコンサートの鑑賞をしました。オルゴールの歴史は意外と浅く100年~150年ということです。コンサートガイドをしてくださる方の説明に、「蓄音機が発明されオルゴールはついに終焉をむかえた」とありましたが、最新の音響機器とはまた別格の地位を確立したすばらしい音の工芸品としてずっと残っていくものだと思いました。

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次に倉紡記念館、児島虎次郎記念館に行きました。友人が倉紡の二代目大原孫三郎の志、事業で得た富を社会に還元したことに感銘を受け、あまりにも熱く語るので、私も次第に感動をさせられました。児島虎次郎の絵画は数多く、どれも大作で見応えがあり素晴しいもので、時代背景も考えるとやはりその貢献度の大きさに溜め息が出ました。

お土産物屋さんを廻りながら、「桃太郎のからくり博物館」に入りました。ちゃっち~と思いながらも、やたら驚き騒ぎながら結局すごく楽しんでいる私でした。

案内してくれた男の人に見覚えが...誰だっけ?同級生?と一瞬考えましたが、思い出しました。NHKの昼どき日本列島でちくわ笛をふいていた人だ!時々この博物館に来て演奏をしてくれるらしい。今日はそのラッキーな日でした。

からくり館をまわった後、ちくわの演奏をしていただきました。思わず何度も拍手をしてしまうほど素晴しい技でした。とてもちくわの音色とは思えない(・o・)それに見てるだけでも楽しい人でした(^<^)Dscf2218

3月に「ベストハウス 4時間スペシャル」で冷凍イカやレンコンで演奏したのが放映されるらしい。楽しみです(*^。^*)

今まで何度も来た美観地区ですが、なんだか短い時間ですごく充実した観光ができました。


黒川温泉・高千穂バスツアー

2008-02-06 | 旅行記

2/3~4、バスツアー「黒川温泉と日本一の大吊り橋鳴子渓谷 阿蘇・高千穂峡 2日間の旅」に行って来ました。同行者はロコ。ツアー客は全部で11名という少人数でした。Dscf2121

新幹線で小倉まで行き、そこからは観光バスでした。あいにくの雪...と思っていましたが、高速道路から見る景色がとても美しくてかえって良かったです。

最初に日本一の大吊り橋鳴子渓谷に着き、長さ390m、高さ173mの橋を渡ったのですが、雪と霧で景色も何もなかったです。 高いところにいることも実感がなく怖くもなく(-_-)Dscf2110

ただひたすら渡り、引き返しているときに霧の合間から滝がぼんやり見えました。

そして旅館「優彩」に4時前に着きましたが、なんせ団体行動。食事の時間が決められていたので外湯へは一箇所しか入れませんでした。でもそこはどうやら当たりだったよDscf2143うです。お湯の肌ざわりも温度も絶妙な加減で、しかも私たち二人だけの貸切でした。夕食の前には旅館の内湯「竹林の湯」につかりました。なぜかここでも貸切。山椒魚のように泳ぎ回りました。Dscf2162

夕食は質、量とも充分で満足でした。

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2日目は9時前に旅館を出発し、阿蘇五岳が見渡せる大観峰へ行きました。天気は晴天で新雪がキラキラして絶景でした。九州の山々があんなに素晴しいとは知りませんでした。

そして高千穂峡へ。最近、東国原知事の宣伝効果で人気スポットとなり、テレビでもよく放映される観光名所になっています。テレビで見たとおりの風景でした。でも凛とした空気はその場にいてこそ味わえました。

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天の岩戸は周辺に一度も人が立ち入ってないそうで風化しており....神主さんの言葉も聞き漏らした私はキョロキョロしておわりました。とにかく凄い場所、聖域だそうです。

すっかり満喫した後のバスの窓からは夕日に染まる空と遠くの山々のスペシャル映像が流れました。

初めての1泊バスツアーでしたが11名という少人数でしかも皆さん良い方ばかり。素敵な老夫婦、賑やかな姉妹と父親、年老いた母親を叱りながらも気遣っている微笑ましい親子、食べてばかりの豪快な嫁姑。

まぁ~よく喋るバスガイドさん。いろいろ知りたい私には良かったのですが...(^_^;)寝てばかりいたけど。

添乗員さんも若いのに落ち着いてて安心させていただきました。

本当に良い旅でした。