温羅伝説で知られる“鬼ノ城”を一周しました。
大規模な遺跡にもかかわらず、かなり整備されていて、1300年以上も前に築かれた城壁を触りながら歩くこともできます。
当時の敷石の上を歩けるのです。
景色も古代を想像できる絶景パノラマでした。
私の好きな飛鳥・奈良時代とだぶるだけに、ワクワク度MAXでした。
“温羅”と呼ばれていた百済の王子は私のイメージでは太王四神記のヨン様です。
隣の岩屋山は近世まで山岳信仰の地とされ、プチ石仏巡りのつもりで散策してみました。すると驚きの巨大石がゴロゴロと、人の手が加わっていそうな切石もいっぱいなのです。
山の中に平地があり、ポツリと立っている「皇の墓」。これは温羅の胴体が祀られている説と聖武天皇の弟にあたる人物の墓という説があります。
最終地点で目の前に現れた巨大な屏風石には千手観音菩薩像が刻まれていて思わず息を飲みました。
約3時間半、山道を歩いた甲斐がありました。
足守のジェラートのお店に寄り、「緒方洪庵の生誕地」という前を通ったので、何した人だっけ??...と思いながら家に帰り、TVをつけると“JIN”で武田鉄也扮する“緒方洪庵”が映っていました。
ここから近い岡山の地から偉大な人がたくさん出てるんだわぁ。
友人と3人で瀬戸田の平山郁夫美術館に行きました。
友人二人は絵画に関心が深く、美術館巡りが大好きです。私も好きだけど、どちらかというと博物館巡りに積極的に足を運ぶ方です。
平山郁夫といえば、“シルクロード”
20年以上前になりますが、奈良でシルクロード博覧会が開催された時に見た絵画がずっと心に強い印象で残っていたので、今回も楽しみでした。
あの深いブルーやグリーンや赤は永遠に色あせない鉱石の顔料なのです。絵にもエネルギーがみなぎっていました。四角い額を通して広大な砂漠や遺跡を見てきたような気になりました。
今日は晴天でしまなみ海道の景色もとってもキレイでした。お天気の良い日にしまなみを渡ったのは初めて
。
四国に渡って「坂の上の雲ミュージアム」に行き、道後温泉本館の湯につかり、焼肉まで食べて帰りました。