初めて中国茶教室に参加しました。
私が習うのは中国北京から普及が広がっている中国茶芸。
講師は以前一緒に中国語を習っていたソンジンさんです。気軽に色んな質問をしてしまうけど、何でも詳しく説明してくれて、すごいなと思いました。中国政府公認の資格をもっているのです。
今日は緑茶と黄茶、6種類(龍井茶、双井茶、碧螺春、三峡碧螺春、黄山毛峰、君山銀針)のお茶を味わいました。
それぞれ産地、特徴、茶葉の形状、摘み取り方、収穫の時期などが違い、味も香りも明らかに違います。食べるお菓子によっても味の感じ方が違います。
茶器も多種多様だそうですが、今日はトール型のガラス茶器で葉の動きを見て楽しみました。
用意されているお茶はすべて上質のもので、生産量も少なく日本では一般には手に入りにくいものです。
巷で売られている中国茶はやはり嫌われて当然の粗悪なものが多いのが現状ですが、中国茶は本来、心身にとても良い作用をもたらすものなのです。
今日は中国茶のイメージがいつもとは違いました。
何気に見ていた先生の優雅で凛とした作法には12動作の流れがありました。
私もお茶を入れさせてもらいましたが、カチコチのいかり肩で必死な感じになってしまいました
思った以上に奥深い中国茶の世界に魅力されてしまいました。
記念に聞香杯をいただきました。
今日は明王院の護摩堂(1639年建立)の本尊、不動明王立像(室町時代末期)を特別に拝観できると聞き行ってきました。
手入れの行き届いた庭から護摩堂を見上げるこの景観はとても趣があります。
古そうな石の階段にワクワク。
護摩堂から五重塔を眺めた景観もいい感じ。しとしと雨がよく似合います。
広島県には国宝の建造物が7件ありますが、そのうちの2件がここ明王院の本堂と五重塔なのです。
家が近くて、このお寺まで早朝ジョギングをしたり、友達と辺りを探検したり、初詣や祭り行事....子供の頃からよく訪れていた馴染みのあるお寺がすごいところだと改めて感じました。
今日は本堂の中にも入れました。
33年に一度しか拝観できない秘仏本尊の十一面観音菩薩立像(平安前期、重文)の次回御開帳まであと18年。その頃の私どうしてるかしら....
幼い時に父から教わった観音経(十句観音経)は意味も字もわからないまま、今でも頭ですらすら唱えられました。
茶梅
台湾の茶梅。
中国語の先生が台湾に帰省して買って来られたものを分けていただきました。
台湾の梅の産地では自家栽培した梅を甘く漬けて販売している農家がたくさんあります。
これは、先生のお友達が作られている漬梅です。たくさん作れないので予約して買ったものです。
中国で売られている梅は残念ながら口にしたくありませんが、台湾には安全で体にもよく、お茶にぴったり合うおいしい梅があるのです。もちろんそうでないものもありますが....
ほどよい甘さとお茶の香りが両親にもうけました。パッケージに記載してある原材料もシンプルで、家でも作ってみようってことになりました。
教室で食べた、パイナップルと一緒に漬けこんだ梅もぶどうみたいな味で美味しかったなぁ。