Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

デスプルーフ

2007-09-12 15:20:23 | Weblog
このごろ映画を観にいっていなかったので、映像に飢えていたんですが、ついに観にいってきました。タランティーノの最新作「デスプルーフ・イン・グラインドハウス」。これアメリカではロバートロドリゲスのプラネットテラーとなんちゃんて二本立てで公開されていたようです。なんちゃってというは、映画と映画の間に偽の予告編とかをいれていたからなんです。でも、日本ではディレクターカットとして1本ずつアメリカ版より長い時間で公開しています。アメリカの最新映画情報の時から見たかった作品だったんですよ。グラインドハウスっていうのはアメリカの田舎とかで、1970年代に安い映画を2本立てくらいでやっていた劇場のことをいうようです。エロ・グロ・ホラーと低予算で作られた映画達に魅せられて育ったタランティーノが作ったのですから、細部にわたって忠実に再現されています。
この映画1本の中でも第1部と第2部的にわかれています。第1部はほんとに当時の映像のように、画質も悪く、編集も悪く、音もとぎれたりして昔の映画を観ているみたいです。妙にエロイ女の子がたくさん出てきて、第1部には最近気になっている女優さんのヴァネッサフェルリトが出ています。この人、「24・シーズン3」でジャックの潜入捜査時代の彼女を演じています。あと「CSI・NY」でも捜査員を演じている、色っぽい女優さんです。ジーナガーションのようなラテン系の、僕好みのいやらしい感じの人です。主人公というか、殺人鬼を演じているのが、カートラッセルなんです。これもはまり役。車で狙った女の子達を殺していくんですよ。第1部では、女の子達が全員無残に殺されてしまいますが・・・。
第2部は、初めモノクロからはじまり急にカラーとなります(笑)。ここからは画質をいじることはないのですが、カーアクションがものすごい!しかもスタントの女性がすごい技を披露してくれます。CGはなく全てが本物で迫力も半端ではありません。結局、第2部の女の子達がカートラッセルを殺してしまうのですが、これもものすごい!狙った相手が悪かったということですが(笑)。
とにかく、ばかばかしいけどエロとグロとアクションがすきな方はぜひ観てください。
プラネットテラーも楽しみです!