今回は映画「ワールズエンド」について。
僕はショーン。オブザデッドを観ていないので、この映画を観終わり、ぜったい観ようと思っています(笑)。
けっこう他の方のレビューも好き嫌いがはっきりわかれているみたいですね。僕はこういうの好きです。
ここで内容を・・・
ひと晩に5人で12軒のハシゴ酒という学生時代に達成できなかった挑戦にリベンジすべく、故郷であるイギリス郊外の街ニュートン・ヘイヴンに戻ってきた中年男性たち。終点となる12軒目のパブ、ワールズ・エンドを目指して、ひたすら飲みまくっては大騒ぎする彼らだったが、どこか街の住民たちの様子がおかしいことに気付く。やがて、住民が何者かによって操られていることが判明。目を光らせて青い血を流す彼らに追い掛けられながらも、五人はハシゴ酒を成し遂げようと逃げては飲んでを繰り返していく。
と書いてあります(笑)。
でね、この監督がいかにいろんな映画が好きで、音楽も好きで、というこだわりがたくさん感じられる映画なのです。SFの感じは「ボティスナッチャー」とか、「光る眼」とか、いろんな映画のオマージュがあって、それをいちいち見つけていく面白さもあるし、80年代の音楽も良いし、それでいて、イギリスのアーサー王の話がベースになっているし。映画館から出て、ビールが飲みたくなる映画です。
主演のサイモンペックは本当に嫌な男なんだけど、どこか憎めないという役をうまく演じているし、他の出演者もなんだか楽しそうです。
このノリにうまくついていければ、楽しい映画だと思います。ばかばかしいとか感じる方は、観ない方が良いかも。きっとその予想は当たっているから。
ここからはネタバレですから、ご覧になっていない方は読まないでください。
でね、この宇宙人がなんで、地球に来たかっていうと、ここが「地球が静止した日」のように人間があまりにおろかで、環境を破壊し、地球をダメにするからということなんです。人間にとっても、この宇宙人はコンピューターを開発させたり、スマホも宇宙人が作らせたという設定になっていて、実は、人間にとって良い宇宙人なのです。でも、この酔っ払いたちは人間が「スタバ」のように、どこに行っても、同じになることを嫌って、最後まで宇宙人に抵抗するんですよね。
ここら辺、侵略してきた悪い宇宙人ではない、っていうところ、ちょっとひねりがあっておもしろいと思いました。
で、この宇宙人の声(光だけなので)をイギリスの名優ビル・ナイが演じているのも深みがあって良かったです。
最後は地球から撤退する宇宙人。その時に、自分たちがもたらした文明をすべて破壊してしまうから、結局は荒廃した、地球になってしまうというオチ。宇宙人にいてもらったほうが良かったのかもって思わせるあたりも、面白いです。
アル中だったゲイリー(サイモンペッグ)はロボットの自分の若いころの友達(細かいことは映画をみてください)を従え、しっかりまともな人間となって、荒廃した世界に立ち向かっていくようなラストが印象的。
宇宙人がいなくなって、良かったのか、悪かったのか、観た人の気持ちにゆだねられる映画です。
この監督さん、けっこう好きかも(笑)。
僕はショーン。オブザデッドを観ていないので、この映画を観終わり、ぜったい観ようと思っています(笑)。
けっこう他の方のレビューも好き嫌いがはっきりわかれているみたいですね。僕はこういうの好きです。
ここで内容を・・・
ひと晩に5人で12軒のハシゴ酒という学生時代に達成できなかった挑戦にリベンジすべく、故郷であるイギリス郊外の街ニュートン・ヘイヴンに戻ってきた中年男性たち。終点となる12軒目のパブ、ワールズ・エンドを目指して、ひたすら飲みまくっては大騒ぎする彼らだったが、どこか街の住民たちの様子がおかしいことに気付く。やがて、住民が何者かによって操られていることが判明。目を光らせて青い血を流す彼らに追い掛けられながらも、五人はハシゴ酒を成し遂げようと逃げては飲んでを繰り返していく。
と書いてあります(笑)。
でね、この監督がいかにいろんな映画が好きで、音楽も好きで、というこだわりがたくさん感じられる映画なのです。SFの感じは「ボティスナッチャー」とか、「光る眼」とか、いろんな映画のオマージュがあって、それをいちいち見つけていく面白さもあるし、80年代の音楽も良いし、それでいて、イギリスのアーサー王の話がベースになっているし。映画館から出て、ビールが飲みたくなる映画です。
主演のサイモンペックは本当に嫌な男なんだけど、どこか憎めないという役をうまく演じているし、他の出演者もなんだか楽しそうです。
このノリにうまくついていければ、楽しい映画だと思います。ばかばかしいとか感じる方は、観ない方が良いかも。きっとその予想は当たっているから。
ここからはネタバレですから、ご覧になっていない方は読まないでください。
でね、この宇宙人がなんで、地球に来たかっていうと、ここが「地球が静止した日」のように人間があまりにおろかで、環境を破壊し、地球をダメにするからということなんです。人間にとっても、この宇宙人はコンピューターを開発させたり、スマホも宇宙人が作らせたという設定になっていて、実は、人間にとって良い宇宙人なのです。でも、この酔っ払いたちは人間が「スタバ」のように、どこに行っても、同じになることを嫌って、最後まで宇宙人に抵抗するんですよね。
ここら辺、侵略してきた悪い宇宙人ではない、っていうところ、ちょっとひねりがあっておもしろいと思いました。
で、この宇宙人の声(光だけなので)をイギリスの名優ビル・ナイが演じているのも深みがあって良かったです。
最後は地球から撤退する宇宙人。その時に、自分たちがもたらした文明をすべて破壊してしまうから、結局は荒廃した、地球になってしまうというオチ。宇宙人にいてもらったほうが良かったのかもって思わせるあたりも、面白いです。
アル中だったゲイリー(サイモンペッグ)はロボットの自分の若いころの友達(細かいことは映画をみてください)を従え、しっかりまともな人間となって、荒廃した世界に立ち向かっていくようなラストが印象的。
宇宙人がいなくなって、良かったのか、悪かったのか、観た人の気持ちにゆだねられる映画です。
この監督さん、けっこう好きかも(笑)。