Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

ワンミスコール(ネタバレ注意)

2008-07-25 13:56:58 | 映画
久々の更新です(笑)。今回はいま公開している「ワンミスコール」について。ホラー映画が好きな僕としては、日本のホラーがリメイクされたとなれば見ないわけにはいきません(そのくせ、日本のホラー映画は映画館ではみないのですが)。
内容はほとんど一緒のリメイク。ニキータとアサシンくらいの同じ度合い(笑)。でも日本の映画よりテンポが速くてサクサク進むところがいいですね(笑)。
内容は皆さんご存知のとおりで、聴いたことの無い着信音からはじまる携帯電話。聞くと断末魔の自分の声。しかも日付は2日後。主人公の女の子の周りで次々に殺されていく友人達。自分の妹も不審な死を遂げた刑事とともに、真相を追っていくのですが・・・。実際の犯人(?)も日本版と同じで喘息をもったお姉ちゃんが妹を虐待していてそれに気がついた母親が、お仕置きのつもりで部屋に閉じ込めたところ、喘息の発作を起こして死亡。そのときにお母さんに電話をかけながら死ぬから、お母さん→看護婦(刑事の妹)→看護婦の友人(主人公の友人)とつながっていくんです。これも同じ。テレビで悪魔祓いするところもいっしょ(笑)。
ただ一つ大きな違いがありますそれは・・・
DVDでもいいので、観て日本との違いを感じてください。

ここからは、この映画のネタバレになります!



日本版だとちょっと最後がよくわからない感じですよね。堤真一は死んだのか?柴崎コウも死んだのか?でもアメリカ版は違います(笑)。もうはっきりしまくりで、さすが単純な国民性(笑)。でも、こっちもすっきりするんですよ。結局刑事はあのお姉ちゃんのゴーストに殺されますが、主人公は病院の廃墟で遺体(といっても半分生きていた!)を見つけたお母さんのゴーストに助けられて、終わるんです。ねぇ、はっきりしてるでしょ(笑)。
でも、オチもあってその刑事の携帯からまた誰かに電話がされていたので、先に続くような感じもありました。
アメリカでは、脚本家達がストをしたりと映画業界があまりよくないので、リメイクや続編が多くなるのだとか。いよいよネタがつきてきたんですかね(笑)。