
同天満宮は、2002年から毎年春と秋に同祭を開催しており、市民から作品を募集している。今回は冠句288首、俳句183句の応募があった。
この日は午後1時から当日投句の受け付けがあった後、応募者ら約40人が参列し、本殿で短歌と俳句の入賞作品が詠み上げられた。引き続き、社務所で入賞者の表彰が行われ、選者が入賞作の選評を行うと参加者が熱心に聞き入っていた。
【 2016年05月27日 10時50分 】
京都府向日市の秋を彩る一大イベント「2014向日市まつり」が15日、同市寺戸町の京都向日町競輪場で始まった。長岡京遷都1230年を迎えた節目の開催で、長岡京期の衣装で会場を歩く時代行列やステージ発表、地元商店による屋台などが来場者を楽しませた。
市や市商工会、京都中央農業協同組合でつくる実行委員会が主催し、36回目を迎えた。今回は「長岡京遷都1230年、新たな歴史と地域をつくる」をテーマにした。
時代行列「大極殿祭衣装行列」は乙訓地域の教員らでつくる京都乙訓ふるさと歴史研究会が企画した。
桓武天皇役の久嶋務市長をはじめ、女官や貴族、役人にふんした市民や向陽高の生徒ら約40人が参加した。今年は、同期に活躍した征夷大将軍の坂上田村麻呂の甲冑(かっちゅう)を作製し、生徒が着て初めて行列に加わった。
ステージで衣装の説明をした後、会場内を並んで練り歩いた。来場者は、華やかな衣装を着た行列を見つけると、盛んにシャッターを切っていた。
地元商店による屋台には、長蛇の列ができていた。ほかにも、地元農家による新鮮な野菜や特産品が並び、ステージでは音楽演奏やダンスなどが繰り広げられた。
16日は、中世に乙訓地域で活躍した西岡衆を題材にした「西岡衆武者行列」がある。ステージや屋台などは引き続き行われる。
【 2014年11月16日 11時42分 】