6月末日から明日まで、1泊の京都です。
今回は『白洲正子と歩く京都』(トンボの本 新潮社)をガイドブックに、車で、
まずは嵯峨野の北、なかなか行きづらい周山街道の「高山寺」から、
朝方までの強い雨も何とか上がって、<青もみじ>の街道筋を楽しんだ。
伊丹空港から名神・京都南IC、西大路を北上して嵐電の踏切をなんどか渡り、
嵐山への道と分かれて、右へ、
周山街道は古い往還、山に囲まれてすごい湿気だが、冷気とともに不思議に「蒸し暑さ」は感じない。
三尾;<高雄、栂ノ尾(とがのお)、槙尾(まきのお)>と市内有数の景勝地、由緒ありそうな旅館や食事処が続く。
京都随一といわれる「神護寺、高雄のもみじ」、今日は<青もみじ>堪能です。
<清滝川と指月橋>
◎「高山寺」
≪紅葉の秋も、新緑の夏も、月も雪も その時々で風情があり、そこには明恵の魂が生きつづけている≫(白洲正子)
・苔むす参道
・石水院の広縁
・明恵上人遺愛の木彫の犬
・明恵上人樹上座禅象
町田の旧白洲邸の庭は、この寺の栂ノ尾を再現しようとしたものか、
先日の雨上りの雰囲気も同じ、あらためて感心してしまった。
◎<神護寺>の駐車場まで、そこから山登り往復40分の境内へは下から見上げただけで次回に廻す。
来た道をひきかえし、右折して
<広沢池>、瀟洒な家並みが続く、里に下りてきた。
嵯峨野へ降りて;
◎<大覚寺> <大沢池>はおおらかな風景、
≪いつ行ってみても、のびのびと、心が開ける思いがするのは、今日でも全く変わりはない≫
(白洲正子)
本堂から<大沢の池>を臨み、
白洲正子の<石仏群>は池のふちに沿って左方に廻って行く、とある。
≪これらの仏達は、いつ頃誰のために造られたか、何もわかっていない。次代は鎌倉と推定されるが、
厚肉掘りのしっかりした彫刻は、藤原といわれても私は信じるであろう≫(白洲正子)
これも寺の前からの遠望にとどめる。
京都の暑さも身に応えるものがあって、わずかの移動もおっくうになっていた。
◎<法金剛院> (ほうこんごういん) JR花園駅前という便利なところ、
・阿弥陀様
≪傷心の女院(待賢門院)が、西方浄土を夢見て、日夜朝暮に礼拝されたであろうことを思うとき、
女院の魂は、この阿弥陀様の体内に、未だ生きつづけているような感慨にうたれる≫ (白洲正子)
・回遊式庭園
≪庭は思いの外に手入れが行きとどき、~ のびのびした平安朝の回遊式庭園の名残をとどめている。
「花園」の名にたがわず、四季折々の草木が植えてあるのも趣があり~ ≫(白洲正子)
<青女の滝>
<花の寺>、特に主たる花<蓮>は今が盛りだった。
「関西花の寺二十五か所霊場会」なるパンフもいただいた。
~さて、と気分を変えて、今日の宿;東山のフォーシーズンズ京都へ急いだ。
今回は『白洲正子と歩く京都』(トンボの本 新潮社)をガイドブックに、車で、
まずは嵯峨野の北、なかなか行きづらい周山街道の「高山寺」から、
朝方までの強い雨も何とか上がって、<青もみじ>の街道筋を楽しんだ。
伊丹空港から名神・京都南IC、西大路を北上して嵐電の踏切をなんどか渡り、
嵐山への道と分かれて、右へ、
周山街道は古い往還、山に囲まれてすごい湿気だが、冷気とともに不思議に「蒸し暑さ」は感じない。
三尾;<高雄、栂ノ尾(とがのお)、槙尾(まきのお)>と市内有数の景勝地、由緒ありそうな旅館や食事処が続く。
京都随一といわれる「神護寺、高雄のもみじ」、今日は<青もみじ>堪能です。
<清滝川と指月橋>
◎「高山寺」
≪紅葉の秋も、新緑の夏も、月も雪も その時々で風情があり、そこには明恵の魂が生きつづけている≫(白洲正子)
・苔むす参道
・石水院の広縁
・明恵上人遺愛の木彫の犬
・明恵上人樹上座禅象
町田の旧白洲邸の庭は、この寺の栂ノ尾を再現しようとしたものか、
先日の雨上りの雰囲気も同じ、あらためて感心してしまった。
◎<神護寺>の駐車場まで、そこから山登り往復40分の境内へは下から見上げただけで次回に廻す。
来た道をひきかえし、右折して
<広沢池>、瀟洒な家並みが続く、里に下りてきた。
嵯峨野へ降りて;
◎<大覚寺> <大沢池>はおおらかな風景、
≪いつ行ってみても、のびのびと、心が開ける思いがするのは、今日でも全く変わりはない≫
(白洲正子)
本堂から<大沢の池>を臨み、
白洲正子の<石仏群>は池のふちに沿って左方に廻って行く、とある。
≪これらの仏達は、いつ頃誰のために造られたか、何もわかっていない。次代は鎌倉と推定されるが、
厚肉掘りのしっかりした彫刻は、藤原といわれても私は信じるであろう≫(白洲正子)
これも寺の前からの遠望にとどめる。
京都の暑さも身に応えるものがあって、わずかの移動もおっくうになっていた。
◎<法金剛院> (ほうこんごういん) JR花園駅前という便利なところ、
・阿弥陀様
≪傷心の女院(待賢門院)が、西方浄土を夢見て、日夜朝暮に礼拝されたであろうことを思うとき、
女院の魂は、この阿弥陀様の体内に、未だ生きつづけているような感慨にうたれる≫ (白洲正子)
・回遊式庭園
≪庭は思いの外に手入れが行きとどき、~ のびのびした平安朝の回遊式庭園の名残をとどめている。
「花園」の名にたがわず、四季折々の草木が植えてあるのも趣があり~ ≫(白洲正子)
<青女の滝>
<花の寺>、特に主たる花<蓮>は今が盛りだった。
「関西花の寺二十五か所霊場会」なるパンフもいただいた。
~さて、と気分を変えて、今日の宿;東山のフォーシーズンズ京都へ急いだ。
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