たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

少し解決

2009-04-30 19:45:31 | ボイレアウイシカクワ

先日の♀比較で、肝心のマキシカの♀がいなかったんですが、先日のベトナム便でやっと入手できました。

今度のマキの産地は「フエ」産のようですね。フエはベトナムの地域でも世界遺産がある地域の為、TV等でも結構聞く地域です。ちなみにTHUA THIEN HUE省のHUE(フエ)でNGHE AN(ネアン又はゲアン)とKON TUM(コンツム)の間にあり、地図上では本当にベトナムの真ん中です。

と、いう事でこれでマキシカの♀の写真が撮れたので、追加の写真をアップしたいと思います。

チャララ・チャッ・チャラ~

マキシカ~

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Yumikoi makii (マキシカクワガタ) 産地;ベトナム フエ

シカとフタマタの間の様なシカクワですね。って言っても♀写真じゃ分かりません

しつこく、先日の♀比較の続きをします。先日の記事でも書いたように、実際、ボイレアウイとペロッティは産地が重ならない為、管理(仕分け)をシッカリすれば混ざらないようですが、ボイレアウイとマキは産地が重なる為、混ざる恐れがあります。(マイシカも可能性ありみたいです。) そこで昨日、○ルクスグッズさんに教えてもらいに行って来ました

すると、ボイレとマキの相違点はたぶん2箇所との事で。

1つ目は「胸部のくびれ部分」とのことです。

Photo_5 

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上がマキで、下がボイレアウイです。この部分が最も分かりやすい様ですが、小さい♀だとどうだかわかりません。(マキとペロッティが「キュ」っとくびれて、ボイレアウイは「ぷはぁ~」ってやった時の寸胴?丸々?です。)

2つ目は胸部裏の右中足と左中足の間にある「突起」らしいです。

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上がマキで、下がボイレアウイです。この部分は大型だと非常に分かりやすかったですが、小型だと解り辛かったです。ちなみにマキは飛び出す様に鋭角に尖っていて、ボイレアウイは鈍角に「突起がある」程度しか発達していません。

以上のことを教えてもらいましたが、私的には結構難しかったです。でも少し解決しましたので良かったです。

このお店の関係者の方々が、毎年この時期になるとたくさんのWILDを見分け(仕分け)ていて、いつも「良く分かるな~」と感心します。いやそれ以上の尊敬に値するかも この時も別で、30~40mm位のギラファノコギリの♂を見て、さらっと当ててました。 ちなみに私は見たことも無い形の虫だったので、当てられませんでしたね。あと、彼らは30mm台のWILDのドルクス達も見分けていましたね。お手上げです

社長、店長、飼育6:採集4の方、その他いろいろ教えてくださる方々、これからも宜しくお願いします。

*私はさいたまの回し者です。いや、晒し者です。いや、癒し者です。否、田舎者です。否、未熟者です。否、邪魔者です。嫌、お菓子のつまみ食い者です。嫌、ゴロゴロ太り者です。嫌、ポンポコ腹太鼓者です。いや・・・


余計混乱する記事

2009-04-28 20:43:55 | ペロッティ

丸々1週間ぶりの更新です。全国で約6人くらいの「たけのこの郷ファン」の方々(以前より減った)、誠に申し訳ありませんでした。

今までの分まとめて行こうと思うので、今日は写真一杯です。たぶん、かなり重いかも

早速1つ目は、期待の♂の写真です。

チャララ・チャッ・チャラ~

ボイレアウイシカ~

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Rhaetulus crenatus boileaui (ボイレアウイシカクワガタ) 産地;ベトナム ネアン(ゲアン)

いいですね~、この蛹の神秘感に複雑な顎の湾曲、棘棘がとっても好いですね~ 今でも貴重なシカですが、本日、ドルクス○ッズさんにWILDが入荷したようです。数は分かりませんが、ご興味のある方は是非ご一考くださいね。たぶん早いもん勝ちだと思います ちなみにBE-KUWAシカ特集号でネアン(ゲアン)~ダラットまでのシカが、まとめて「ボイレアウイ」になっていましたが、ダラットのシカは「色が違う」ので他の産地のボイレアウイと混ぜないように注意しましょう

あと前回♀写真を載せましたが、頭盾は「多少個体差が出るらしい」との事で、別血統の♀を見てみると少し「丸みのある五角形」気味の♀もいて「う~ん、どうでしょう・・・」です。この2系統ともWILD♀の持ち腹(追い掛けなし)なんですが。

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「♀比較」の続きになりますが、上がボイレアウイで、下がペロッティです。

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斜めアップで、上がボイレアウイ、下がペロッティです。

最後に

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横からで、上がボイレアウイ、下がペロッティです。これは胸の突起部分(わかるかな?)の比較なんですが、かなり暴れるから見辛いし、私の肉眼ではぜんぜん見えませんでした。

個人的な結論は「私程度じゃ分からない。気が付かない。」ですね。コレにマキシカと、マイシカが加わると最悪のような気がします。見分けはプロに任せましょう

今回は中身が濃いような記事ですが、実は結論が出ていない「余計混乱する記事」だったりします。次は「余計混乱する記事PART.2」モンギローニとインペラトールでいきたいと思います

*これら上記はあくまで個人的な感想です。いろいろ個体差があると思われるので、参考程度に留めておいて頂けると幸いです。


宜しくお願いします。

2009-04-21 20:22:13 | ローゼンベルグオウゴンオニ

気温と湿度が上がって、いよいよ「虫シーズン到来!」って感じになってきました。

今まで寝ていた虫達もやっと起きたんで、これから毎日ゼリー交換をする様になりますが、1度に全部はゼリー交換出来ないので、我慢してもらっている虫もおります。

その為、夜になるといろんな所から「カリカリカリカリ」とケースや空のゼリーカップを齧る音がして、鬱陶しくなっています。コレを少しでも減らす為に成虫を放出していかないと、寝不足と金欠(ゼリーと菌糸瓶代で)になるので数ペアをbiddersに出品させてもらいましょう 皆さん宜しくお願いします

んで、今日はその夜中にカリカリブ~ンブ~ンうるさい虫を紹介させてもらいます。

チャララ・チャッ・チャラ~

ローゼンオウゴンオニ~

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Allotopus rosenbergi (ローゼンベルグオウゴンオニ) 産地;ジャワ島 Mt.サラク

「世界のクワガタムシ」と言えば必ず出てくる(選ばれる)1種ですね 普通、弱い種ほど保護色になったり、目玉柄などの偽模様などを身につけて自分を守ったりしますが、オウゴンオニは金ピカです。たぶん、上空の敵からは、日光を反射させての保護色だとは思いますが、普通に地上からでは「大木ボン○もビックリ!」なキラキラジャケットです

個人的に「オウゴンオニ=ローゼン」をいう変な意識になってしまい、ローゼンは累代を続けようと思っているんですが、先日の記事に書いたとおり、私では「大きく出来ない種」なので累代させるか考え中です 

でも、上の写真の♂♀は共に2008年12月羽化で、ゼリーも空にする上に底に穴を開けるし、餌切れになるとブンブン飛びまくるのでブリードした方が良さそうですね

今晩はブロックの詰め詰めをしないといけないから、もう終わりにして帰ろうっと


大きな大きな大記録

2009-04-20 21:51:02 | ファブリースタカクワイ

今日は運動不足解消の為にやっている草野球のせいで、全身筋肉痛になっています

以前は日曜に野球をし、月曜に筋肉痛のピークを迎え、水曜には完治。という流れだったんですが、最近は日曜に野球をし、月曜少し筋肉痛、火曜に筋肉痛のピークを迎え、金曜頃に完治となっています。

明らかに老化していますね。嫌ですね~ 塁間を走ると高確率で足が攣ります

それに比べ、イチローは凄いですね (イチローと比べるな

35歳になっても最前線で、お見事「張本超え」の大きな大きな大記録です

近所にある貴重な「張本さん」も、きっと「元気ハツラツ」で「あっぱれ!」と言っている事でしょう

C

え~、このポスターは未だに貼ってありまして、これらを見る度に「どんだけ山奥に住んでいるんだろうか?」を考えさせられています。

ちなみにこの下にはこんなポスターもあります。

Photo_3

Photo_5 

これらのポスターは、状態良く残っていたら凄い価値が有りそうですよね ボロボロなのが勿体無い。

と、いう事で今日は「ボロボロの虫」を紹介します。(いつもながら話の飛び方がメチャクチャだね)

チャララ・チャッ・チャラ~

ファブリースタカクワイ~

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Prosopocoilus fabricei takakuwai (ファブリースタカクワイ) 産地;スラ諸島 タリアブ島

2007年12月羽化の♂で、符節が数本無くなっている年寄り♂です。巷では軽く80mmを超えてくる 大型ノコギリで、何とか90mmの大きな大きなギネスを狙えないか?と考えている虫です。

私が大変世話になっている○ッズさんでは、軽~く86mmアップが出ているので何とか同サイズ位は出したいです

ちなみにファブリースタカクワイとペレン島のファブリースファブリースの違いは、「大きさ(タカクワイの方が大きくなる)と足の色(タカクワイは脛節が赤い)と、お腹の裏側や腿節の黄色い部分が多い」という部分で見分けられる様です。

Photo_2

参考になればと思い、裏の写真を載せておきます

でも、♀の違いは知らないので、今度教えてもらいに行こっと

最後に業務連絡。

スマトラのパリーフタマタの幼虫が10頭採れたので、「ランエボの殿方」又は私にクワガタの事を一杯教えてくれる「飼育6:採集4の第4世代の代表格採集人を目指している審査員の方」、是非、5頭引き取ってください。裏に置いておきます。(怒られなければ


♀比較

2009-04-16 19:56:47 | ペロッティ

越冬させていたオオクワやスジブト達が一斉に起きだしてしまい、置き場所が一気になくなってしまいました。その為、ゼリーの消費も一気に早まり、これからの菌糸瓶代も考えると、とっても憂鬱になります・・・

その中でも、まだ寝ている種がいました。

そう、そいつらの1種は

チャララ・チャッ・チャラ~

ペロッティ~

Photo_2 

Weinreichius perroti (ペロッティ) 産地;ベトナム ダラット近郊

まだ、♂は半分起きて、半分寝ているような状態で、♀がまだ寝ている状態でした。

♀の方がかなり早く羽化していたんですけど、まだ

そして、もう1種。

チャララ・チャッ・チャラ~

ボイレアウイシカ~

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Rhaetulus crenatus boileaui (ボイレアウイシカ) 産地;ベトナム ネアン(ゲアン)

なかなか入手し難いシカです。個人的には北ベトナムの「カワノイ」の裏が真っ黒バージョンみたいな感覚ですが、実際は背の色や、大顎中間にある内歯の発達具合、大顎付け根の裏にある歯の具合など、いろいろ見分け方がある様ですが、詳しくはBE-KUWAシカ特集を見てみましょう 

それと折角、ペロッティとボイレアウイを引っ張り出したので、ついでに♀の比較の写真を撮ってみました。(頭部だけですが)

Photo_4

Photo_5

上がペロッティで、下がボイレアウイです。本当は1枚の写真の中に2種が写っている方が比較しやすいと思いますが、私の技術、能力ではこれが一杯一杯です

我が家の♀に関しては、ペロッティ♀の頭盾は「台形?」でボイレアウイ♀の頭盾は「三角形?」になっています。あと、複眼突起の形や胸部の形、胸部裏の突起の形などでも違いが分かるらしいですが、頭が痛くなりそうで、今の私にはそこまで分かりません。

まぁ、ペロッティとボイレアウイだから、まだ違いがありましたが、ベトナムの「カワノイ」と「ボイレアウイ」と「ssp」の♀の違いはあるんですかね? 

明日のBE-KUWAを見て、良く勉強しよっと