たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

麻痺した?

2010-07-28 15:10:55 | ユダイクスミヤマ

いやぁ~暑いですね

毎日ハンカチではなくタオルを持って外回りをしています。

私は私服(カジュアル過ぎるのは駄目ですが)で営業しているからTシャツでもイイからまだ良いですが、スーツを着て営業している方達は本当に大変だと思います。

それと最近天気予報を見てて、「今日の最高気温29度」なんて聞くと「30度以下だから今日は涼しいね。」なんて言ってたりして、何か感覚が麻痺してきちゃいました



麻痺と言えば、先日の極太ホペイでアップした極太♂蛹が羽化してました。

写真はまた無いんですが、私自信が計った顎幅は約6.4mmと激しすぎでした

正直言って、今まであまりホペイ(オークス)は興味なかったんですが、この血統だったらちょっと興味津々になっちゃいましたね。でも懐事情で買えないですが

このホペイには敵いませんが、我が家の極太オオでも良い♂が羽化してたのでアップします。

チャララ・チャッ・チャラ~

極太オオ~

Sakotvno10

Sakotvno10_3

S.ako-TV/jr007血統 (極太オオ)

上の写真は光って写っちゃってましたね。未だに写真で太さを表現するのが下手くそです

試しに頭だけだとこんな感じです。

Sakotvno10_2

因みに、この♂の顎幅は5.8mmで個人的には合格サイズなんですが、ネット上で6mmアップがたくさん表示されていたり、オークスの凄いの見たりしてたら太さ感覚が麻痺してきて、決して太く見えなくなってたりします。

6mmアップなんて見なければ良かったかも



なんて贅沢な事を思いながら、ウチの20~23度で管理してる棚を整理していたら、なんと!ビックリなのが蛹になってました。

チャララ・チャッ・チャラ~

ユダイクス~

Photo

Lucanus cervus judaicus (ユダイクスミヤマ) 産地;トルコ

いつも「気が付いたら羽化してた」ってな感じで、今まで生の蛹を見た事が無かった種なので非常に嬉しいです

しかもこの♂は、2009年8月に初令で回収したのが、今蛹化してるんですよね。

ちなみに、この♂は蛹体長が約68mmで蛹体重が20.4gだったので、多分85mm位で羽化するんではないでしょうか?ユダイクスの蛹は初めてだから自信ないですが

うちには他に2008年に回収した幼虫達がまだ6頭程幼虫してるんですが、この♂の様に約1年で安定して羽化してくれたら、 もっと人気が出そうですよね。

今までは、年中16~20度位飼育してたんですが、この♂はkuwataの記事を参考に「25度を超えるまで冷やさない」を2009年回収の♂4頭で実践してみた中の1頭なんです。

ユダイクスの幼虫としてはず~っと暑かったから、この♂も麻痺しちゃったのかな?


雑な更新

2010-07-26 21:18:10 | ウムハンギノコギリ

今月は更新頻度がかなり低くなってます

と言っても、このブログを見てくれている人達自体、かなり少ないから問題無しって感じでしょうか

たぶん、全国で15人くらいだと思いますね。

でも、その15人くらいの方達の為に、今回は更新していきます。

先日、知人の方のブログが、やたら写真だらけだったようなので、私も今回は真似をして今回は写真だらけにしてみます。



早速1つ目。

チャララ・チャッ・チャラ~

ティモレンシスギラファ~

Photo

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Prosopocoilus giraffa timorensis (ティモレンシスギラファ) 産地;小スンダ列島 西ティモール Mt,Mutis

以前ataruさんから頂いたティモレンシスです。

セットから2ヶ月後に割り出そうと思ってたんですが、やはりギラファ。このティモレンシスは大きくなり難いくせに産卵数は普通にギラファのようです。その為、予定前だったんですが、早目に回収しないと昨年のコルポラアルの二の舞になりそうだったので、さっさと回収してしまいました

まだセットして1月ちょっとなので、当然♀は元気です。しかし、もう十分数幼虫がいたので、♀はもう余生を過ごしてもらいますね。



と早くも2つ目。

先日、忙しい中、またもやataruさんから貴重なお土産を頂いちゃったので、アップさせて頂きます。

チャララ・チャッ・チャラ~

天然(WILD)オオクワ~

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Dorcus hopei binodulosus (天然オオクワ) 産地;福島県南会津

このお礼は如何すれば良いのか解らない位、大変お世話になってしまっています。

本当にありがとうございました

早速セットしちゃいましたので、今度は割り出し時にアップしますね。



本当は各項目ごと、長文を付けて行きたいのですが、今回はさっさと次に行きます。

3つ目。

チャララ・チャッ・チャラ~

ミルメコレオン~

Photo_4

Prosopocoilus myrmecoleon (ミルメコレオンノコギリ) 産地;スラウェシ島 Mt,Lompobatang

1頭だけ材飼育してみたんですが、全く意味無しでした

普通にマットや菌糸で育てたのと、ほとんど差が無い状態で羽化してました。

パッと見、ミルメコレオンとは解らない位のチビで羽化されると、本当に疲れがドッと出ますね。次回はもう止めよう



次も材飼育つながりで4つ目。

チャララ・チャッ・チャラ~

ウムハンギ~

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Prosopocoilus umhangi (ウムハンギノコギリ) 産地;タンザニア

この♂は、3令から材に入れたからなのか、羽化サイズが65mmと全くマットや菌糸飼育と同じサイズで羽化してました。

個人的に材飼育するのは、顎を伸ばしたいから材を使うんですが、さっきのミルメコ同様、完全に意味無し状態です・・・

なんなんでしょう。まったく・・・

あっ、それとこのウムハンを入れていた材を割っていたら、こんなのが顔を出してました。

チャララ・チャッ・チャラ~

殺戮マシーン

Photo_10

材を仕込む直前に産み付けられたんでしょうか?

かなり小さい幼虫でした。



次はちょっと変化球。

チャララ・チャッ・チャラ~

ヒキガエル~?

Photo_6

学名どころか、種類も解ってません

後ろ足が怪我をしていたので、全く逃げませんでした。

我が家の周辺は農村のような町(村?)なので、雨が降った後などよくヒキガエル?が出てくるんです。

基本的には両生類も私は平気なつもりなんですが、ヒキガエル?は大きくて、ちょっと気持ち悪いので、捕まえるのは抵抗があるんですよね。子供の頃は平気だったんだけどなぁ。



さて、今度も虫以外。

チャララ・チャッ・チャラ~

ウツボカズラ~

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Photo_8

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これは昨年購入したウツボカズラ(ネペンテス)の1種です。

実は昨年購入した時は最も大事な「ツボ?」みたいな実が付いていたんですが、室内で栽培していたらあっという間に実が枯れてしまい、もう駄目かな?と思っていたんですが、茎自体は枯れないで丈だけ伸びていたので、今月の雨の多かった時に外に出してみたら、一気に実?「ツボ?」が出来てきてメチャクチャ嬉しい事になってきました

まだ、写真でよく見る大きな実は出来ていないけど、ほんっとに嬉しいッス。

しかも鉢が小さく見える位たくさん伸びてきているので、今度は株分けをしてみよう。



次はクワカブ以外。

チャララ・チャッ・チャラ~

ナナフシ~

Photo_11

玄関のドアにくっ付いてまして。

フラッシュが光ると何も見えなくなったので、フラッシュ無しで撮影です。

何故か今年はナナフシをたくさん見かけます。

たくさん見かけるので、試しに飼育してみようと何度か試みたんですが、今までナナフシを捕まえても直ぐ★っちゃうんですよね。ナナフシって人工飼育できないのかな?私にはとても難しそうです。



次は虫に戻ります。

チャララ・チャッ・チャラ~

不明ノコ♀~

Wild

Prosopocoilus ??? (???ノコギリ) 産地;ベトナム タムダオ

この♀は昨日★になってしまったんですが、昨年の夏にグッズさんから購入したタムダオ産の不明ノコ♀なんです。

恥ずかしながら、この♀から採れた幼虫は3頭だけで、その幼虫が全て♀になってしまったので、最後まで不明♀のままになってしまいました。

多分、グラキリスかクレヌリデンスかグエラチあたりだと思うんですが、このWILD♀はほぼ1年生きましたね。

以前、グラキリスの時にも書いたんですが、こいつらはコクワ系なんじゃないの?って思うくらい長命ですね。

不明♀は面白いからいろいろ飼育したいんですが、今回の様に♂がいないと非常に困る虫になるので、今年はもう増種するのは止めておきます。と言っても、既に数頭増種しちゃってますけどね



そして、もう疲れたので、今日の最後の事柄。

以前、denchuさんから頂いたアルファック産のミークヒラタをセットしていたので、先日割り出して見ました。

チャララ・チャッ・チャラ~

チッちぇ~

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Dorcus meeki delislei? (ミークヒラタ) 産地;イリアンジャヤ Mt,Arfak

寄った写真だから小ささが解りませんね

小さい虫の割り出しは、爪で材の皮?を一枚一枚丁寧に剥いて割らないといけないから、何気に指先が痛くなります。

でも幼虫は小さいけど、♂は50mmを超える虫だから本気で飼育してみたいですね。

やはり最大を目指すなら、初令で菌糸瓶に入れるのが良いと思うので、小さくてもキッチリ割り出しましょうか。

あっ!

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卵が出てきたので止めときましょう



今度はいつ更新できるのかな?


待ってましょう。

2010-07-16 21:47:22 | オーベルチュールニセシカ

今日は前回途中で終わった、ランエボ産オーベルです

早速、

チャララ・チャッ・チャラ~

エボリュ~ション〇〇~

Photo

Photo_2

Pseudorhaetus oberthueri (オーベルチュールニセシカ) 産地;ベトナム ハザン

以前、ランエボさんから幼虫3頭(2♂1♀)頂いて、1ペアがタイミング良く活動しだしたからブリードしようとしたら♂が突然死してしまい、困っていたらまたランエボさんから即ブリ♂を頂いてしまいました

コレは非常にありがたいと思うのと同時に、これは「何が何でも累代せよ!」と言われているような気もするので早速ペアリングです。

一応同居させて4日目に、ちょっと覗いて見たらこんな感じでした。

Photo_3

合体はしてませんでしたが、多分もう大丈夫でしょう

今週末に産卵セットに♀だけ移動させますが、ちなみにこの♂♀は同腹なのかな?

インブリードなんでしょうか?アウトブリードなんでしょうか?

最近のランエボさんは、思いっきり擦れたブラックバスのように、ブログ上に全く顔を出さなくなっているので思いっきり名指しです

どうでしょう?出てくるかな?

朝マヅメか夕マヅメじゃないと出てこないかな?

はたまた私のペンシルのスケーティングが下手だから?

まぁ、様子を見ながら待ってましょう



続きまして今度は、先日のフェアで何気に問い合わせのあった虫です。

この虫は決して人気がある訳ではないんですが、私も含め思っているより飼育している人がいなくて困っている人がいる虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

インドツノボソ~

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Dorcus gracilicornis (インド産タイリクツノボソ) 産地;インド マニプール州

よくインドのツノボソは内歯が前を向く(上がる)と言われてますがどうでしょう?

この♂は48mmと決して大きくないのですが、小さくもないとも思ってます。

ベトナム産の48mm(ベトナム産は50mm以上になると内歯が前を向く)と比べると、もしかすると内歯が上がってるかも知れませんが、たぶん、グランディスやアンタエウス同様、その種(亜種)として大きいサイズになれば全て内歯は前を向きそうですよね。

不思議と周りの知人達も、やたら♀に偏ってて、♂が非常に貴重になってます。

私も♂はこれ1頭なので、大事に管理しないと累代が出来なくなっちゃうので、10月まで15度管理が決定です。

このツノボソはWILDが入荷したら売れそうな気がするんですが、前回のカンターやマルバネノコのように、欲しい虫ほど入荷しないですね。

大人しく待ってましょうか


KUWATAフェスティバル横浜が終わって

2010-07-13 11:53:43 | クルビデンス(マニプール産)飼育中

また、ブログの更新が途絶えてしまいました・・・

最近、気持ちに余裕が無くなってきている感じなので、気持ちを洗浄する為にKUWATAフェスティバル横浜に行って来ました。

今年は昨年よりも、来場者数が減った様でしたが、個人的には休む暇なく、ず~っと忙しかったので、大分気分転換が出来ましたね

今回は手伝いで行ったので、必然的にいろんな方とお話が出来て非常に楽しかったです

ブログで知り合った方や、行きつけの店で知り合った方。この手伝いをしたお蔭で知り合えた方や、以前、オークションで私から購入して頂いた方など、本当にさまざまな方々とお会い、お話が出来てかなり浄化されました どうもありがとうございました。

肝心な虫の方ですが、個人的にはカンターミヤマかフォルフィクラノコギリが欲しかったんですが、何処にも並んでなかったですね。虫に関しては最近調子に乗ってる(図に乗ってる)んで、この勢いで難産種を攻略したいと思ってるんですが今年は入荷しないのかな。

でも、折角だから何か買っていこうと思って、かなり悩んだ挙句、こんな虫を増種しちゃいました。

それはコレです。

チャララ・チャッ・チャラ~

インドクルビ~

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Dorcus curvidens (クルビデンスオオクワ) 産地;インド マニプール州

いや~、可哀想に売れ残ってましたね。でも実は以前から、国産オオクワよりも横幅があって光沢も強い「インド・ブータン系のクルビデンス」が気になっていたので、この期に購入しちゃいました

唯、贅沢を言わせて貰うと、最近のインド産はほとんど「マニプール」なので、もう少し詳細産地がわかる個体が良いんですが無理なのかな?

偶に、WILDを羽化させたら「これって〇〇産の容形じゃない?」ってのが出たりするので、そのせいで意欲が無くなったりするんですよね。

まっ、とりあえず幼虫が採れないと始まらないので、産卵セットの準備をしますか

そしてブログに載せるための写真を撮ろうと不意に手を入れたら、「ウゲッ!」

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Photo_3

何年か振りに挟まれました・・・

小さいくせに結構痛い

Photo_4

穴は開かなかったから良かったですが・・・

この♂は元気でしたね・・・

本当はこの後、ランエボ産オーベルも載せたいんですが、この指が痛いので次回にします。

痛い・・・


難産ノコギリ

2010-07-02 20:51:42 | ウムハンギノコギリ

いやぁ~、ここんとこ、メチャクチャ振り回されてます。(本業の方ですが)

このブログを見てくれている方達の中にも、中国生産をしている方もいると思いますが、今の中国の物価の上がり方がメチャクチャで・・・

納期は1週間毎に変わり、見積もりは毎日変わって(上がって)しまって、これでは今までの商談の仕方では仕事にならなくなってしまっています。本気で来年が読めないです。これでは・・・

もっと本気で、ベトナム生産やインドネシア生産を考えようかな?



と、仕事の事はこの辺にして、今日の虫に行きましょう

1つ目は、昨年や今年、突然大量に入荷して、希少種だったのがWILDは売れ残る種に成り下がった虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

ウムハンギ~

65mm

65mm2

Prosopocoilus umhangi (ウムハンギノコギリ) 産地;タンザニア

個人的には未だに難産種なんですが、コツを掴んだ人達は1♀から40頭くらい採っている様なので、そう考えるとやはりノコギリなんですね。

確かにWILDも、昨年や今年あれだけ入荷したのを考えると、現地では普通種なの?って位の虫なのかもしれませんね。

ちなみにこの♂は約65mmくらいで、以前写真を載せた蛹より蛹の全長は小さかった(瓶越しですが)ので、以前の蛹が無事に羽化してたらどうだったんだろう?と考えてしまいました。

以前の蛹は、顎が色付いてそろそろ羽化するのかなと思ったら、お約束のそのまま真っ黒になってしまってたんですよね。大きい蛹ほど羽化不全や羽化できず★になりますね。やってられません

あと、以前いつの間にか自力脱出してた♀を載せたんですが、自力で出てきたくせに、そのまま寝てしまってました。しかも、まだまだ動き出せ無さそうな感じ(足の力的に)で、出てきたのは何だったの?て感じになってます。

やはり、ノコギリらしく休眠期間は長いのかな?

という事で、ぴんくあいすさん、折角の♂が普通に単独飼育になってしまってます。ごめんなさい



今度は2つ目。

初飼育だった為、幼虫飼育の瓶の大きさが解らずガラスM瓶で飼ってたら、軒並み♀が2cmくらいで羽化してたので、スペースを開ける為に整理してたらこんなのが出ました。

チャララ・チャッ・チャラ~

オーウェンノコギリ~

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Prosopocoilus oweni ovatusi (オーウェンノコギリ) 産地;ベトナム ハザン

♀の写真ですみません。解りにくいですが目の下が膨らんでいるので、オーウェンで良いと思います。

この虫は世間的にも難産種だと思うので、小さくても羽化させたのは嬉しいですね。

幼虫が軒並み小さかったので、かなり♀に偏ったかも知れませんが、次世代はサイズを狙って育ててみたいですね。水面下でN氏から長歯型を羽化させるよう言われているので、ちょっと頑張ってみたいです。

それと、よく「WILDは難しいけど累代個体は簡単だ」と言う種がいるので、オーウェンはどうなんでしょうかね?休眠期間などさっぱり解りませんが、ハザンの虫なんで一応冷やして保管してみましょうかね。

高々2cm位の♀にガラスのM瓶は邪魔なので、プリンカップに移そうと他の瓶を穿っていたら、おっとビックリ、こんなのが

Photo_2

わぉ!♀と思ったら♂でした

なんと、長歯どころか激短歯。ちなみにコイツは23~24mmです。完全に♀のサイズですね

餌か環境が、全く合わなかったのかな?

知人は32mm位のをbiddersに出していたので、何とかそれより大きいのを育てたいけどウチではどうかなぁ~。

今度はひょんなトコから結構goodなコナラ材が入手出来る様になったので、今度は材飼育でもしてみようかな。