たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

どうせなら

2009-09-30 19:31:17 | フキヌキコクワ

今月は少ししか更新出来なかったので、今日は無理やり更新しておきます。

先日、載せていた蛹が羽化したんですが、低温にしていた為、なかなか尻尾が納まらなかった虫がいまして。

♂は僅か1頭だけだったので、かなり慎重に扱っていました。

そんな虫はこんな虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

フキヌキコクワ~

Photo

Dorcus fukinukii (フキヌキコクワ) 産地;ミャンマー チンヒル

俗に「雑多な虫」という扱いの虫なんですが、我が家では1♂8♀という「なんてこった・・・」状態になってしまったので、この♂は「ウッディー」並の優遇になってました(家にはウッディーはいないですけど・・・)

フキヌキコクワはアカアシ系と言われていますが、この♂を見る限り足はそれ程赤くないんですが、皆こんな感じなんでしょうか?

Photo_2

それと、コイツは幼虫時の頭幅が3番目に大きかった(1番目と2番目は♀でした)んですが、羽化サイズは約50mmでした。今現在BE-KUWAギネスは55.1mmなので約1割ダウンです。

♀より小さい♂でこれならば、初令からチャント飼育していれば55mmは超えるかも?と思ってしまいます。

どうせ飼育するんなら、ギネスでも狙ってみようかな、と思います。

知人が数年前に、ケイスケギラファで120mmアップを出した方法を真似してみようかな

餌代は何とかなるけど、場所が確保出来るかな?検討してみよう


今更

2009-09-28 19:54:58 | レギウスオオツヤ

今更罹って恥ずかしい「おたふく」は、何とか治ったみたいです。結局、発熱しないままでした。

周りに聞くと、発熱した子と発熱しなかった子と両方いるみたいですね。

いろいろ聞いてみたら、どうもこの病原菌は草野球仲間(Y君)から移った可能性が高い事がわかりました。

その理由は、この草野球仲間(Y君)の子(私の長男と同じ学校)が8月初旬に発病して、お盆休み明け頃にY君の嫁さんが発病。(Y君の嫁さんと私の嫁さんは同級生)

9月初旬に私の長男が発病して、先週私が発病といった状態だから、やはり発生源は・・・

よく大人になってから「おたふく」になると、子種がなくなる様な事を言われますが、この年でこの景気では、子供をつくる気も起きないから、それに関してはどうでも良いですけどね

私は打ち止めでも良いですが、この虫は子孫を残してもらわないと困ります。

それはこの虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

スーパーレギウス~

Photo

Mesotopus regius (レギウスオオツヤ) 産地;カメルーン

これはるんとうさん血統(管理)のレギウスで、82~3mmある大型レギです。

先日、85mmアップのレギを見せてもらって、「なんだ、この顎の長さは・・・」と思った位、インパクトがありまして、上の♂はその兄弟との事です。

実際は、このサイズになれば顎が伸びるのかも知れませんが、この血は大事です。

レギウスは血の入れ替えをするのも、相手を選ばないといけないので助かりました。

今更レギウス?と思う人もいるでしょうが、また真面目に飼育して見ます。

目指せ!90mm!


レアな事

2009-09-25 21:18:09 | エラフスホソアカ

この年になって、恥ずかしながら「おたふく」に罹ってしまいました

確かに子供の頃、おたふくに罹った記憶が無いので免疫は無いと思います。

よく「大人のおたふくは大変だよ。」と言われ、医者からも説明を受けましたが、今現在発熱は無いんですよね。目眩は頻繁にありますが・・・(ちなみに薬は8種類出されました

仕事も本当は休まないと駄目みたいですが、目眩以外、痛くも痒くも無いのでマスクをして仕事しちゃってます(唯単に今週と来週に大事な仕事が集まってるだけなんですが)

本来は、明日の朝から小学校の運動会で、夜は町内会の集まり。明後日が草野球となっていたんですが、すべてキャンセルになっちゃいました。まっ、その分虫の世話が出来ますけどね

だから、今週は(たぶん)お店に顔は出せないよ。と、報告しておいてから今日の虫です。

先ず最初は、このシルバーウィークに整理していたら、いつの間にか羽化していた虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

ユダイクス♀~

Photo

Lucanus cervus judaicus (ユダイクスミヤマ) 産地;トルコ

掘り出した時、「デカッ!」って思ったんですが、測ってみると「まぁ~まぁ~」でした

最近、小型~中型のクワばかりだったので、50mmアップの♀は馬鹿デカく感じましたよ。

やっぱり大型クワは良いですね~。また、ギラファでもブリードしようかな。う~ん、まだ止めとこう

次はWILDは大型なんですが、飼育では大型が出し難い虫。

チャララ・チャッ・チャラ~

エラフスホソアカ~

Photo_2

Cyclommatus elaphus (エラフスホソアカ) 産地;スマトラ島 Mt.デンポー

これは今年購入のWILDからの幼虫です。以前、載せていたのとは別血統です。

この体重は個人的には大きくて、もし、このまま維持して羽化したら、65~70mm位になる大きさなんです。ギネスには程遠いですが、自己ベストを更新出来るかもしれないからネタにしちゃいました 実はこっそり、これが「黄紋が出るタイプだったらイイナァ~。」と思ってるんですが

今、レアな病気に罹っているから、虫もレアな虫が羽化しないかなぁ~


シルバーウィーク終わり

2009-09-24 17:03:42 | フォルフィクラノコギリ

シルバーウィークが終わってしまいましたね。皆さんは如何でしたでしょうか?

私は、お墓参りや町内会の集まりなど結構一杯いっぱいでした。

その中でも虫の整理などをしてたので、多少ネタが出来たので今日からブログを更新していきます。

まずは報告ネタで。

先月ホノホシさんから「とある虫」の産卵セットを託されました。

この「とある虫」は世間的に難しいと言われている虫なんですが、託された時すでに齧り痕や齧りカスが出ていて、「おっ!これはいいんじゃないの」と思う状態でした。

これはかなり期待できると思い、この連休の1番最初に手を付け、「よ~し初の幼虫を拝もう」と産卵セットを解体したら凄い凄い こんな状態でした。

チャララ・チャッ・チャラ~

フォルフィクラノコ~

Photo

Photo_2 

Photo_3

Prosopocoilus forficula forficula (フォルフィクラノコギリ) 産地;中国 湖北省恩施市

確かに齧っていたんですが、卵も幼虫も見つかりませんでした

♀を見る限り難しそうに見えないんですが、何故産まないんですかね? でも産まなくても材に反応するという事が解ったので、個人的には1歩進歩です。(流石のVN材もダメでした)

何となくのイメージは出来たので、来年入荷したらチャレンジしてみます。

ホノホシさん、今回はごめんなさい 来年リベンジしますので

あと、オーエンノコギリも今年2♀セットしてましたが、本当に難しいですね。まぐれの1頭も採れないです。来年は難しい虫だけに絞ろうかな。そうすれば餌代掛からないし


2つで1セット

2009-09-18 21:00:14 | グランディス(マニプール産)

いや~、売上は無いのに凄く忙しくなってます。

その忙しい理由は、企画提案の「これから」の前向きな事と、クレーム処理の「穴埋め」の後向きの事を同時にしているからで、「気持ちの切替」まで忙しくなってます。

そんな中、気持ちをリセットする為に少しだけ虫の世話をしていたので、今日はそれをネタにします。

皆さんも同じと思いますが、この時期は割り出しが多くて大変な時と思います。

この割出も、幼虫が採れて「やったー」という前向きになれる時もあれば、「え~なんでこんなに産んでんの~」というガッカリする時もありますよね。

難しいと言われている種が5~10頭産んでると「WHOOOOOO!!!!!!!嬉しいー」となれるけど、爆産種が本当に80~100頭産んでると「見なかった事にしよう」とまた棚の1番奥にしまってしまいます。(ネブトはもっと酷いみたいですが・・・)

ちなみに過去(現在も含む)1♀から50頭を超えたのは以下の虫です。

コルポラアルノコギリ;86頭+未割出ケース

ファブリースタカクワイ;88頭

スジブトヒラタ;66頭+未割出ケース+♀健在(限界に挑戦しています。)

国産オオクワ(顎が太くならない普通の阿古谷);58頭

カミジョウオオクワ;52頭+♀健在(まだ元気なので、これも限界に挑戦させます。)

黒ハスタート;52頭

◆次点;アラガールホソアカ、メタリフェルホソアカ;40頭を越えた次点で慌ててセットを止めた。

以上なんですが、当然、人それぞれで「俺はもっと産ませたぜ!」と言う人もたくさんいると思いますので、あくまで参考にしておいて下さい。(上記の数には、卵で孵化しなかったのは含んでいません。)

やはり、ノコギリ系は爆産しやすいですね。だからノコは手を出しにくいです。ウムハンやミラビならいいですが。

っと、このままでは写真無しの記事になってしまうので、今週ひっそりと割出した虫を載せておきます。

チャララ・チャッ・チャラ~

ボイレアウイシカ~

Photo 

Photo_2 

Rhaetulus crenatus boileaui (ボイレアウイシカ) 産地;ベトナム ネアン(ゲアン)

前回の割り残しです。今年はネアンのボイレアウイの入荷がありませんでした(たぶん)が、来年は入荷するでしょうか?個人的には再来年にWILDがいると、血の入替えが丁度良いタイミングと思ってます。だから再来年お願いします。(誰に言ってんの?)

そして次。

チャララ・チャッ・チャラ~

ラムカグラン~

Photo_3

Dorcus grandis moriyai (インドグランディス) 産地;インド マニプール州 ラムカ

これも前回の割り残し分ですが、この辺は10頭位いれば満足する虫です。

今回は何とかして80mmアップの♂を育てないといけないと思ってます。その理由は、やはり「グランディス」は80mmを超えてからが「グランディス」と思います。以前のKUWATAのミタマ氏の記事で、80mm以下は「クランディス」で、100mm以下のパラワンは「ハラワン」になる。と言うのを何故か納得していて、 それで80mmアップのグランディスを育てたいのです。

体の大きい深山さんは小さい虫が好きみたいですが、体の小さい私は大きい虫が好きなようです。

前向きと後向きや、大きいと小さいと言った感じで、常に真逆な事が「2つで1セット」になってますよね