たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

壁です

2011-05-27 22:51:47 | 日本産クワガタ

壁です・・・

私は国産で2種、ギネスを獲りたくて飼育している種がいます。

その2種は本土コクワとスジブトヒラタなんです。

その本土コクワの♂達が、今月になって次々と羽化してきたので大きそうなのを何頭か掘り出してみたんですが、どうしても私には壁があるようです。

チャララ・チャッ・チャラ~

埼玉産コクワ~

Photo

Dorcus rectus rectus (本土コクワ) 産地;埼玉県さいたま市

何代累代しても、何故かこのサイズ止まりです

飼育時の瓶の大きさを大きくしても、添加剤を変えても、飼育温度を工夫しても、餌換え時の幼虫体重が8gだろうが7gだろうが、何故か羽化するとこの辺で止まっている状態で、完全に壁にぶつかってます

さすがに気力が萎えてきてしまい、もう累代を止めようか悩んじゃってます。

どうしたら57mmアップを育てられるの?


いろいろと

2011-05-24 22:53:58 | サワイコクワ(ベトナム産)

先週、出張から帰ってきました。

今回は、15日に地域の奉納祭で獅子舞(竜頭の舞)をして、16日から中国出張に行き、20日の夜に帰国しました。

本当は14日頃から出張に行きたかったんですが、奉納祭が重なってしまったので、最近は仕事と奉納祭と虫の世話と子供らの世話と、非常にハードでした

でも、これからは7月まで出張は無さそうなので、これからしっかりブリードや整理をしたいと思います。

ちなみに奉納祭の時の写真が、今年はちゃんと私が載ったので新聞に載った部分をアップしておきます

チャララ・チャッ・チャラ~

竜頭の舞~

Photo

昨年の10月は名前とコメントは載せて頂いたんですが、写真が私じゃなかったんですよね。

今年は コメント等はありませんが、写真が私だったので

毎年、5月と10月に鷲神社で奉納してますので、ご近所の方は是非一度見に来てください。

一応、神事なので良いことあるかもしれませんよ



っと、個人的な宣伝はさて置いて。

この出張の間にまた何種か蛹化してたので、またまた蛹をアップします。

先ずはぴんくあいすさんから頂いたホーペから行きましょう。

チャララ・チャッ・チャラ~

ホーペ~

Photo_2

顎がズレちゃってますね

羽化してみないと解からないけど、顎が長めのタイプなんでしょうか?

この個体は決して極太とは言えないですが、たぶん体表面が綺麗に羽化する本来のホペイみたいですね。野外個体が好きな方はたぶん好きな体型ではないかと思います。



次はこのホーペの対極にいる虫。

チャララ・チャッ・チャラ~

極太オオ~

T2rjr041

これも顎がズレてます・・・

蛹の時は顎が太く見えますが、実際羽化して全体のバランスを見てみないと太いかどうか何とも言えません。

この個体(血統)は、体長は決して大きくなりにくいんですが、ゴッつくなってくれるんでOKです。

ちなみに最近の激太オオはほとんど70mm前後で、60mm半ばなんてのも良く見るようになりましたが、人もゴツゴツしてる人の多くはあまり身長は大きくないですよね。

何か共通してるんでしょうか?

何年も極太を飼育してきましたが、顎の形状が四角くて体表面がベコベコしてる方が明らかに顎が太くなりますね。



好き嫌いが激しい種はコレくらいにして、次に行きましょう。

チャララ・チャッ・チャラ~

サワイコクワ~

Photo_3

こいつ等は見かけによらず幼虫期間、前蛹期間が結構長いんですが、やっと蛹化してくれました

しかし残念ながら、残した幼虫達がどうも♂に偏っていそうで次世代がちょっと心配なんですよね。昨年羽化した個体は既にセットしてるので、何とか次は♀を多目に産んでもらいましょうかね ってそんな事調整できたら苦労しないけどね。

そう言えば昨年や今年の始め頃に、この「ベトナム産サワイコクワ」は「サワイコクワ」に見えないと何度か言われましたが、確かにBE-KUWAのドルクス特集に載っている「サワイコクワ」とはサイズが違うから似ていませんが、以前のBE-KUWAギネスの「サワイコクワ」やむし社さんが発行している月間むしのクワガタ特集号(15号だったかな?)に載っている「サワイコクワ」とは かなり似ている(同じ虫?)と思いますので、機会がありましたら今度見比べてみてください

ちなみに我が家で越冬させたベトナム産サワイコクワが1ペア余っているので、今度、数年ぶりにbiddersに出品してみようかな。



最近、蛹ばかり載せていて蛹嫌いの人からかなり引かれそうなので、今度は以前の蛹の羽化状況をアップします。

チャララ・チャッ・チャラ~

メアレーミヤマ~

Photo_4

Photo_5

Lucanus mearesii (メアレーミヤマ) 産地;インド シッキム

ヨーロッパミヤマと同じ位の外産ミヤマの入門種です。(とは言っても25度を超えると厳しいかも?)

顎のシャープさと上翅の光沢+産毛が堪りませんね

結構好きで累代していきたいと思っているんですが、これも何故か♂ばかりになってまして・・・

ナカナカ上手くいきません・・・



次はかなりマイナーな虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

ハザン産ライヒ~

Photo_6

Dorcus reichei reichei (ハザン産ライヒ) 産地;ベトナム ハザン

以前から言ってますが、アフィニス探しでいろいろ手を出した結果のハザン産ライヒです。

今でもコイツは「アフィニスかも?」と諦めが悪いんですが、頭盾の形がライヒでした・・・

Photo_7

頭盾の形が2つコブではなく、連結した頭盾ですね。アフィニスの可能性無です・・・

でも、コレはこれでカッコ良いですよね。ラマヒラタもそうですが、大歯より中歯の方がカッコイイと思うんですがどうでしょう?

ねぇ? るんとうさん





最後に報告の意味でアップしときます。

Photo_8

Photo_9

Photo_10

まだ羽化して2週間くらいなので、あと1ヵ月後に黒くなるかもしれませんが。

レギウス♀でした

今度の日曜は、やっと今年最初の草野球に参加できます。

いろいろ参加、協力していると、嫌な事も忘れられますよ


黒♀からの~

2011-05-10 21:44:22 | エラフスホソアカ

先日のエラフスの蛹が羽化してたんですが、全体の写真を撮る前にランエボさんのところへ渡してしまいました。しまった・・・

解かり難いですが、これで何とか

チャララ・チャッ・チャラ~

エラフスホソアカ~

Photo

Cyclommatus elaphus (エラフスホソアカ) 産地;スマトラ島 Mt.デンポー

結構Greenだったんですがこの写真で解かるかな?

サイズはたぶん60mm位でしたので、まぁこんなもんでしょう。

私の所では、黒♀からは確かに「エラフスホソアカ」が羽化しましたが実際はどうなんでしょう?

完全に種が違うという事で良いのかな?

偶にWILD♂で、体長80mm位で体色はGREEN、それで内歯は切り株型で、大顎基部に小さいながら黄紋が出てる♂がいますよね

深く考えないようにしましょうかね



そういえばエラフスのように、クワガタには2typeいる種が他にも結構いますよね。

例えば「ストリアータツヤとケファロテスツヤ」とか「タランドゥスオオツヤとレギウスオオツヤ」とか。

その他のツヤでも「産地で色が違う?」とかノコギリでも「赤系、黒系」とかいますよね。

これらも実は違う種なんでしょうか?

ちなみに我が家でも2typeいると言われてる「あるノコギリ」が羽化してきたんですが、何と見事に偏りました。

それはコレです。

チャララ・チャッ・チャラ~

デキピエンスノコギリ~

Photo_2

Prosopocoilus decipiens (デキピエンスノコギリ) 産地;ジャワ島 Mt.Wayang

厳密には胸部の脇の方に薄っすら模様が出てるので、完全に真っ黒とは言えないかも知れませんが、上翅の縁に黄色のラインが出たのが♂♀全てで1頭もいませんでした。

判り難いですが、他の新成虫。

Photo_4

顎の形状が若干違うんですが解かるでしょうか?先のは60mmでこれは58mmです。

他40mm台が数頭いるんですがゴメンナサイ。写真が無いです。

そして♀。

Photo_5

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♀はほとんど見分けがつかないのでディンプルの有る無しの♀を載せておきます。

これらの親はWILD黒♀(ん?黒♀?エラフスか?)の持ち腹の子なんですよね。

結局、我が家の♂♀13頭が全て黒系なので、やっぱり違うんでしょうか?



まぁ、正直どっちでも良いかもしれませんが、やっぱりWILD♀に追い掛けしちゃ駄目ですね。

カブトみたいに良く解からなくなっちゃうからね


蛹だらけ

2011-05-02 18:29:36 | 

ムチャクチャ久しぶりです

私の親戚がほとんど宮城県人で些細ながら手助けしてたのと、本業の半端無い忙しさで1ヶ月以上更新できずに放置してしまいました。

私の親戚は全員無事で、今では生活の方も安定してきたようなので本当に良かったです。

しかし、親戚の知り合い達が被害にあった様なので、この場を借りてご冥福をお祈りします。



こんな出だしですが、これから普通の生活に戻りたいので、早速虫ブログらしく行きたいと思います。

最近は暖かくなって、我が家では25度を越えてくる日が幾日かあり、その為、蛹化、羽化ラッシュになっていて、今日は蛹の写真ラッシュで行きたいと思います。



先ずは頂き物関係から。

1つ目は。

チャララ・チャッ・チャラ~

るんとうさんレギウス~

Photo

以前のタランドゥスと同様の飼育をしたんですが、レギは全く大きくなりませんでした。るんとうさん、ごめんなさい

でも、この蛹は身体だけだと羽化サイズは約70mmを切るくらいの身体なんですが、見ての通り、顎が「正にレギウス」という顎なので、たぶん羽化サイズは73mm位になると思います。

しかし、タラとレギは大きく仕方が違うとは聞いてはいますが、本当に違うみたいですね。

個人的にはレギの方がかなり難しいです。懲りずにまた次世代で頑張ってみます。



2つ目はコレ。

チャララ・チャッ・チャラ~

ataruさんギラファ~

Photo_2

いや~、噂通り全く大きくなりませんね、この虫は。

見ての通り、中歯です。全くギラファっぽくありません

実はこれより大きい蛹がいたんですが、不覚にも掘り出す時に蛹の頭を引っ掻いてしまい一撃で★にしてしまいました 蛹を駄目にしたのは初めてです。注意力散漫でした・・・

とは言え、それでもギネスを超えるようなサイズでもないんですけどね。

でも、♀はボチボチのサイズで羽化してるみたいなので、♂も上手い人が育てればちゃんと大きくなるのも知れません。私はもう断念すると思いますが



次は★2つとショッパイながらも一応BE-KUWAギネスに認定してもらっている個体の次世代です。

チャララ・チャッ・チャラ~

ネアン産ヒラタ~

Photo_3

ギネス時のコメントで「90mmを超えてから評価したい」との事だったので、次世代で90mmを目指して飼育したんですが、90mmどころか親サイズの85mmすら超えられるか判らなくなってます・・・

グランディスオオクワもそうですが、幼虫時はソコソコ大きくなるのに羽化すると「えっ、こんな物?」って固まるくらい小さくなってたりします。



昔からこの最後のステージが腕の見せ所なんですが、未だに安定できません。何とか安定させたい物です。



んで、次は。

チャララ・チャッ・チャラ~

能勢産オオクワ~

Photo_4

以前、載せた大型?血統のオオクワの蛹です。

今まで80mmアップを育てた事がないのでこの血統で頑張ってみてるんですが、この蛹はたぶん75mmくらいしか成らなさそうです。

この蛹を見る限り、顎の伸びがイマイチなのでもうちょっと何とかしたかったですね。



まだまだ在るので駆け足で行きます。

チャララ・チャッ・チャラ~

エラフスホソアカ~

Photo_5

最近は完全に分けて扱われてますね。

私は勝手に、エラフスは大きくなって、トルンカートゥスは大きくならないと思っていたんですが、エラフスでも思ってるより簡単には大きくならないみたいです。やはり材じゃないと駄目なんでしょうか?

この蛹は実はもう羽化してて成虫を見てはいますが、たぶん60mmちょっとみたいです。

色は綺麗な色してるんですけどね。あと、50mmくらいのも羽化してたんで、これらはランエボさんの所に行ってもらいましょう。50mmくらいのWILDエラフスはほとんど入荷が無いので、ある意味貴重です。4日くらいに置いておきますね。



今度は気に入っている虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

タムダオ産ツノボソ~

Photo_6

今年最初のツノボソ蛹です。

この蛹の体重は8gで、1頭目の割りにソコソコの大きさの蛹(予想羽化サイズは約53mm)なので残りの幼虫達 にはかなり期待が持ててます。

このツノボソは大きさも50mm位でソコソコの大きさで丁度良く、外見も好みで光沢具合も非常に気に入ってます。寿命もオオクワらしく2~3年は軽く生きますのでお勧めですよ



え~っと次ぎは・・・

また今度にしようかな・・・

でもまた更新できないかもしれないので・・・

チャララ・チャッ・チャラ~

スマトラマンディ~

Photo_7

何となく飼育してたスマトラマンディが蛹化してました。

実は先に♀が1頭羽化してて、でもその♀が本当にマンディかどうかが私では見分けが出来ず、早く種の確定をしたかったのでこの♂だけ一番暖かい場所で飼育してたんです。

なので大きさはあまり大きくないんですが、まぁマンディブラリスと解かる大きさに成ってくれたのでバンバイザイです。

当初はマンディで「目指せ120mmアップ!」なんて思ってましたが、エラフスより場所と時間が掛かりそうな気がしたので、もぅ諦めた方が良さそうです。この辺の虫でギネスを目指している人は凄いと思いますよ。



もう疲れたのと時間が無くなった為、次が最後にしますね。

チャララ・チャッ・チャラ~

幼虫仮面~

Photo_8

♂が少なくて貴重だったのに・・・

ちなみにこれはクォンコクワの♂です。

幼虫回収の第1陣は♂♀の数がバランス良かったので先に旅立ってもらってて、自分の分は第2陣からと思ってたら、やたら♀に偏って数少ない♂の1頭だったんです。

そんな中滅多に見れない幼虫仮面とは・・・

今年の夏、WILD♂は入荷するのかな?

何か流石のベトナム便も、今年は非常に厳しそうで今年のWILDはあまり期待できないかもしれないそうです。

今回は溜まった写真を吐き出す為にかなり手短にアップしましたが、次はいつ更新できるか解かりません。

周りの皆さんのブログを見ても、たくさん閉鎖されちゃったみたいですね。

私のブログもそろそろ寿命かな?