たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

嬉しい更新^^

2010-08-19 21:55:54 | スマトラ産パリーフタマタ

皆さん、ごっつ久しぶりッス

皆さんはお盆休みはゆっくり休めたでしょうか?

私の盆休みは、休みでは無い中国と家族サービスの為に、休みが無いに等しい状態でした。

とは言っても通常より時間に余裕があったので、この間に割り出しやら何やらを一気に整理しましたよ。



先ずは、いつでも(その気になれば)出来る自宅の物ではなく、店の貸し棚に置いてある幼虫達の餌換えを先に済ませました。

その先陣は、低温では育ちにくいと言われている幼虫で、G3さんから譲り受けた大事な幼虫からです。

チャララ・チャッ・チャラ~

タランドゥス~

Photo

Mesotopus trandus (タランドゥスオオツヤ) 産地;コンゴ

あまり食痕が見えなかったんですが最初の投入から3ヶ月経ったので、とりあえず餌換えをしちゃいました。

私はタランドゥスは初めてなので、この幼虫が大きいのか小さいのか解ってませんが、折角G3さんから頂いた血統だから、最低でも80mmは超えてくれないと困ると思って育てています。

だから、何とか幼虫ではなく、蛹でこの体重くらいになればと思ってますが、その為には最低でも幼虫時の体重は50g位までいかないと駄目なのかな?2本目が勝負ですが、この経過は結構嬉しいです



次は同じく貸し棚で育てている幼虫の餌換えをしようとしたら、おっとビックリ

チャララ・チャッ・チャラ~

パラワンオオヒラタ~

Photo_2

Dorcus titanus palawanicus (パラワンオオヒラタ) 産地;パラワン島 Mt.ガントン

計画では来年の5月に羽化させる予定だったので、蛹が出てきた時はビックリしました。

かなり早過ぎで、初令投入から8ヶ月で蛹化です。

って書いていたら、8ヶ月だったら十分蛹化する期間ですね。餌が足りなかったのかな?

ちなみにパラワンも初めてだから解らないんですが、これは100mmは超えるのかな?

先のタラ幼虫より重い蛹だから、100mmは超えて欲しいです。

早期蛹化と言って残念がっていますが、実は何気にこの蛹は嬉しいです

ギネスの110mmアップなんて、実物凄いんだろうなぁ~。



んで次ぎは、自宅に戻って不人気種に行きます。

この種は最初から累代しないと決めていたので、♂には好きなように育ってもらおうと思っていたんですが、 何気に難しく(餌の好みを合わせる)て、とりあえず蛹になったって感じの虫です。

それはコレです。

チャララ・チャッ・チャラ~

パリーフタマタ~

Photo_3

Photo_4

Hexarthrius parryi paradoxus (パリー(セアカ)フタマタ) 産地;スマトラ島 ベンクール

決してカッコイイとは思ってなく、毎年WILDが腐るほど入荷するから飼育する必要は無いんですが、何となくブリッちゃってまして。

でもこの蛹はサイズが大きくないんですが、顎の具合がヤバイです

何かググッ!と来ちゃいました

ちなみに、以前アップした33g幼虫は餌換えに見事に失敗して、只今は約20g位まで縮んでいます。見事な暴れっぷりで、「よく★ないな」と思うくらいの縮みっぷりです。

だから余計、この蛹は嬉しいです

フタマタって難しいですよね。



今日の最後は割出ネタで

購入当初は、何となく付き合いで購入した虫なんですが、最近餌換えでノビリスの艶々した肌?瑞々しい肌?を見てたら急に興味が湧いてきて、幼虫採れたら良いなぁと3ヶ月経った産卵セットを見てみたら、ナント!

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Lucanus luci (ルックミヤマ?ルクミヤマ?ルシミヤマ?ルーシーミヤマ?)産地;中央ベトナム コンツム

余りと言うか、全く解ってないんですが、最近(近年)新記載されたクラーツミヤマに似たミヤマのようです。

この虫の和名の呼び方は何て言うんでしょうか? 虫の呼び方って難しいですよね。

個人的には「ルーシーミヤマ」が何となく言い易いような、響きが良いような気がするんですが如何でしょう?って、こんな事言ってたら何か馬鹿にされそうですね。止めておこう

話は逸れましたが、私はこの虫は産卵させるのが難しいと言われている、通称「ヒメミヤマ」の1種だと思っていたので、このケース越しの「幼虫こんにちは」は非常に嬉しかったですね

いくら幼虫期間が長いと言っても、成虫の姿がカッコイイので、幼虫5~10頭くらいなら飼育しても良いと思っていたので、やはり嬉しいです。

そう思いながら、早速割りでしてみると

OHHHHHHHHHHHHHHHHhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!

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いるじゃないですか

2頭目やったね!



すると

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またまた、いました!

初令でもこの透けた感じ(ブヨブヨ病じゃないよ)がコレマタ素晴らしい!



と、喜びながら続けて割出していると

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何となく十分な数が



おいおい、まだマットの半分も割ってないぞ。もしかして、爆産?



結局、割出終了時はナント!

Photo_9

カップが足りなくて、左の方のカップには孵化したての初令が何頭も入ってます・・・

これって、ヒメミヤマ?

あの~、こんなに何年も飼えないんですけど・・・

大顎が欠けた♀だったのに、なんてこった・・・



コレを見て思ったんですが、ビタリスフタマタも北ベトナムのは難しい(癖がある)と言われているのに、中央ベトナムのビタリスは結構簡単(サイズも大きくなり易い?)らしいんですよね。

ヒメミヤマも北ベトナムのはかなり難度が高いと言われてますが、ヒメミヤマもビタリスと同じで、中央ベトナムのは結構簡単なんでしょうか?

それとも単に、Luciが簡単なだけでしょうか?

我が家のが「超大成功」だったら嬉しいんだけどな