たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

明けまして

2011-01-06 21:12:24 | カツラノコギリ

明けましておめでとうございます

11月12月が思ったより忙しかったので、この正月休みの間に虫の整理をしてゆっくり休ませてもらいました

その虫の整理にはオオクワ系の越冬準備があるんですが、皆さんのトコはもう準備終わってるでしょうか?

我が家では12月に入ったら外に出して越冬体制に入ってもらうんですが、今年は1月に入ってから外に出したのでサイクルがちょっとズレちゃいました。まぁ起こすタイミングを遅らせば問題ないかな。

沢山のオオクワ系の引越しを終わらせて、今度は11月に蛹になっていたのが羽化してるか確認してみたら、コレが羽化してました。

チャララ・チャッ・チャラ~

クォンコクワ~

Photo

Dorcus cuongi (クォンコクワ) 産地;ベトナム ダナン

まだ記載されて間もない虫ですね。写真では解りにくいですが、実物は顎に体が付いている感じでして、結構かわいいコクワですよ

ちなみにこの♂は蛹の大きさで36mm位しかならないと思っていたんですが、羽化して計ってみたら40mmを少し切る位になってました。思ってるより顎がサイズを稼いでくれてます。

とは言っても、現ギネスの43mmまで育てるのは結構辛そうですけどね

一応、次世代頑張ってみます。



そして次は、いろいろ餌換えしないといけない菌糸ボトルがあったので、それらの餌換えをしました。

敢えて載せるほどの幼虫がいた訳ではないんですが、皆さんから頂いた幼虫だったり、親虫を頂いてからの累代幼虫なので、途中報告と言うわけでアップします。

先ずは、るんとうさんから頂いた幼虫から。

チャララ・チャッ・チャラ~

レギウス~

Photo_2

レギウスオオツヤ?タランドゥスのレギウス型? 産地;カメルーン

ごめんなさい。先日の大図鑑で、レギウスは今でもタランドゥスオオツヤの内の1型という扱いのままだったので、学名の表記は控えておこうかと。

難しいですよね。レギウスに例えば「Mesotopus tarandus レギウス型」とか表記すると、何か混ざり物?って感じちゃう気がするので、やはり「Mesotopus regius」と表記した方が良いのでしょうか? 学名を表記しないのが良いのかな?

ちなみにこの幼虫は、るんとうさんの所では80mmアップが多数羽化している血統なのに、私が育てるとこんな感じです。80mmは無理っぽい・・・ でも、念の為コバシャ中に入れ替えたので、これから劇的に伸びてくれればと思います



次はぴんくあいすさんから頂いた幼虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

ホペイ~

Photo_3

極太ホペイオオクワ 血統名;オークス皇帝血統

ぴんくあいすさんから頂いたのが6頭で、それが3♂3♀となり見事な選別です 完璧です

その3♂のうち、この♂が一番育ってたんですが、まだ1本目なので2本目以降に期待しましょう。

でも、この辺の虫は大きさではなく顎幅や顎厚、横幅が大事なので、この体重で70mm位で羽化するとメッチャカッコイイ型になるんですよね。

◆ぴんくあいすさんへ連絡。ウンガエパリーの♀ですが、我が家のはほとんど羽化または蛹化しちゃってます。3♀は新成虫でも良いでしょうか?◆



次はataruさんから頂いた成虫からの累代幼虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

ティモレンシス~

Photo_4

Prosopocoilus giraffa timorensis (ティモレンシスギラファ) 産地;小スンダ列島 西ティモール Mt,Mutis

我が家の最高体重です

大型種のギラファの中でも全く育たないと言われている亜種なので、何とかこのまま順調に育って欲しいですね。と言いつつも、クワガタの中で大型種のギラファの、その中で最も小さいチモールギラファでギネスを目指すのは、何か複雑と言うか、ややこしいと言うか・・・ 

ゴチャゴチャ言わんと、飼育するなら何でも「目指せギネス!」ですね。頑張ります



そして、入れ替えの菌糸瓶が無くなったので餌換えは途中で終わらせて、周りを整理したら、いやぁ~スペースが空く空く。

このスペースが曲者で、この時期はこのせいで変な増種しちゃうんですよね。(去年はパリーオオや、サイガヒラタを増種しちゃったんですよね・・・)

でも、今年は運良く増種しないで済みそうです。

その理由は、先日の大図鑑を見ていたら、例年の不明♀の中から羽化した「クレヌリデンスノコギリ」と思っていたクワガタが、「カツラノコギリ」という新種として載っているじゃないですか

ちゃんと羽化したのは既に全て手放してしまったので、もう残ってないと思っていたんですが、確か羽根パカ♂が残ってるはず。と探していたら、いました!羽根パカ♂達が

チャララ・チャッ・チャラ~

カツラノコギリ~?

Photo_5

Prosopocoilus katsurai (カツラノコギリ) 産地;ベトナム ハザン

今まで「何か顎に違和感があるけど、クレヌリデンスでいいんじゃない?」と言う感じで、とりあえず餌でも入れて置こうという扱いだったんですが、これからは累代する種に格上げです

いやぁ~、羽根パカだったお蔭で残ってました。普通ならとっくに手放してましたよ。(なんて現金な奴・・・)

なんて言ってるけど、本当にコレは別種なの?唯の個体差じゃないの?って感じしますけどね。

こいつらはノコギリという割りに、何気に長生きなんですよね。

私の飼育スペースは今17度くらいで寒いんですが、これからセットを組んでみます。

産むかな~?