たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

赤系

2009-08-28 12:50:07 | 日本産クワガタ

今日は業務連絡です。

昨日、とある場所で、ある方が「探している虫」らしき虫を発見したので、合っているかどうかの確認で写真をアップします。

実は私はこの分野は無知の為、イマイチ解っていないんです。

とりあえず虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

国産ミヤマ~

Photo

Lucanus maculifemoratus maculifemoratus (国産ミヤマ) 産地;新潟県入広瀬

私の記憶ではミヤマは赤くなかったんですが、この♂はメチャクチャ赤いです

上の写真は、明るい場所で撮っているから少し赤みが強く写っているかもしれませんが、ノコギリの様な、フタマタの様な赤です。

ミヤマも赤系、黒系(黒っぽい茶?)っているんですね。知りませんでした

国産カブトは、幼虫時の冬の期間を温度を高めで飼育すると赤系で羽化すると言われているみたいですが、ミヤマはどうなんでしょう? ちなみにアゴは「フジ型」です。

普通に考えると「ミヤマ」+「高温」=「羽化不全または★」になるので、この赤は血統なんでしょうか? ♀にも赤系っているのかな?

ちなみに上からの写真です。

Photo_2 

Photo_3

上が日に当てた写真で、下が日陰で撮った写真です。

十分赤いですね。

明日か明後日、持って行きますので、よろしこ~


〇〇の薦め

2009-08-27 20:33:51 | ファブリースタカクワイ

毎回同じ事を言ってるかもしれませんが、今年の夏は暑い日が少なかったですね。

どうも農家の人達も、この冷夏には参ってるみたいですね

景気が悪い+天候も悪いで負の連鎖がどうしようもないみたいです。

こんな状況を変える為に、今度の選挙は皆投票に行きましょう 

今回の選挙は、各自の一票で日本が変わるかも知れないので、投票し甲斐があると思います。

「面白い」と言ったら不謹慎かもしれませんが、今回は本当に「面白い」と思います。

っと、私が選挙の宣伝しても、何のメリットも無いので、今日の虫に行きましょう。

先月、羽化していたのに、なかなか体が固まらず保管していた虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

タカクワイ~

Photo

Prosopocoilus fabricei takakuwai (ファブリースタカクワイ) 産地;スラ諸島 タリアブ島

以前、記事にした時、73~75mm位と言っていましたが、瓶から出して計ってみたら77~78mmありました。瓶越しだと、瓶の側面の湾曲で小さく見えるのかな?嬉しい誤算です

と言っても、タカクワイは80mmを超えないと「う~ん」です。

各クワガタごと色々魅力、特徴がありますが、このタカクワイはやはり「大型で綺麗な模様が出る」と言うところですね。

先日のミラビリスもそうですが、ノコは斜めからの角度もカッコイイと思います。

78mm2

78mm

アゴの湾曲はほとんど無いのに、何故かカッコイイです。

最近、クワカブ飼育を止める(縮小する)方が多い気がするので、いつもはキクロを薦めるんですが、今回はマットで簡単に育てられるノコを薦めてみました ノコは管理温度もシビアではないので簡単です。皆さん如何でしょう


ネタが・・・

2009-08-25 19:13:21 | カウピホソアカ

最近いろいろ忙しくなってきました。この情勢の中、忙しいのは良い事だと思って頑張ります。

なので、虫の世話や割出など、少ない時間の中で色々やっているんですが、写真を撮り忘れたりしてネタに出来なくなってしまってます。

そんな中で羽化した虫は、いつでも写真が撮れるので、何とか羽化ネタだけ記事にできます。

先ずはこれで。

チャララ・チャッ・チャラ~

カウピホソアカ~

Photo

Cyclommatus kaupi (カウピホソアカ) 産地;イリアンジャヤ ファクファク

先日の蛹では解り辛いと思いますが、今回は成虫写真です。羽化して数日ですが、結構体がシッカリしてます。

上からの写真だと、ホソアカだなって感じですが、前から観ると凄いです。

Photo_2

庇?部分が発達しすぎて身体が見えません。っと、言う事は逆にこのカウピは前(カメラ)が見えていないという事ですね  まぁ、虫は触覚で色々感知しているから、目で物が見えなくても良いのかもしれませんが、それなら何故、眼があるんでしょうか?それは学者さんに調べてもらいましょう

いつもなら次の虫に行くんですが、もうネタが無いので今日はカウピで終わりにします。

Photo_3 

なので、カウピの写真をもう1枚

ホソアカは何気にカッコ良いですね


風が吹いている!

2009-08-21 21:08:01 | カウピホソアカ

何か最近風が吹いている。追い風が吹いている

少しずつだけど上昇している気がする

これはお盆休みの時に、洗い場や部屋を片付けたから運気が廻ってきたのかな?と思ってます

何はともあれ、追い風が吹いている様な気がする。

そうそう、片付けたと言えば、このお盆休みの時に片付けていたら、いつの間にかこんなのが蛹化してました。

先ず一つ目。

チャララ・チャッ・チャラ~

カウピ~

Photo

Photo_2 

Cyclommatus kaupi (カウピホソアカ) 産地;イリアンジャヤ ファクファク

大頭系ホソアカの中でも、異色なホソアカです。成虫写真じゃないから解り辛いと思いますが、この頭部の「庇?」が必要以上に発達していて、小さいのに「厳つい」形のホソアカです。

♂が蛹化していたので♀はどうかと確認してみたら、全ての♀が見事に羽化して「餓死」してました よって累代終了決定です なんてこった・・・

気を取り直して、次です。

チャララ・チャッ・チャラ~

ニジイロ~

Photo_3

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Phalacrognathus muelleri (ニジイロクワガタ) 産地;オーストラリア クィーンズランド州

世界一美しいと言われているクワガタですね しかも今後WILDの入荷は見込めないクワガタでもあります。

美しいといっても、蛹の写真じゃ「何言ってんの」状態で、良く見るとアゴが短い様に見えます。

この蛹は、実は結構大きくて、体だけなら60mm級のサイズと思いますが、アゴがチンチクリンなので羽化サイズはどうなるんでしょう? 実はボス@カフェオレ氏同様、是非BE-KUWAギネス狙いで飼育していましたが、やはり難しいですね。でも、まだ蛹化していないもっと大きな幼虫が数頭いるので、その幼虫に期待しましょう。

んで、最後に三つ目。

チャララ・チャッ・チャラ~

フキヌキコクワ~

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Photo_6 

Dorcus fukinukii (フキヌキコクワ) 産地;ミャンマー チンヒル

コクワと言ってもアカアシ系のコクワです。これは今年の初めに、パイネで幼虫10頭を購入し育てているんですが、なんと1♂8♀(1★)になってしまいました

実は、体重と頭幅が1番大きい幼虫と、2番目に大きい幼虫が♀で蛹化して「ヤバイ・・・全♀かも・・・」と思い全てを掘ってみたら、3番目に大きいのが♂でした。全♀は避けられました。♂が1頭いて良かったです 

やはり、風が吹いています。フキヌキだけに吹き抜いています。

私は自己暗示に掛かり易いので連呼します。風が吹いています。風が吹いています。笑顔になる風が吹いています


増種する?

2009-08-19 18:55:05 | エラフスホソアカ

もう夏は終わったんでしょうか?日中は暑いけど、朝晩は涼しくなってきましたね。私の場合、28度以下だと半袖でいられないので、もう長袖の出番です。

まだ、夏の風物詩の高校野球が開催されているのに、本当に変な気候ですね。

これから台風シーズンになり、また一段と涼しくなって、虫の増種をしやすい季節になります。

スペースが無いのに、2~3種如何しようか考えている虫がいて、今懐具合とも相談中なんですが、本当に如何しよう?

んま、実際入荷したら考えましょう

そうそう、今日の虫は呆れるくらい寝まくってて、最近になってやっと動き出した虫です。

それはコレです。

チャララ・チャッ・チャラ~

紅いフタマタ~

Photo

Hexarthrius davisoni (ダビソンフタマタ) 産地;インド タミールナドゥ

馬鹿にしてます このペアは♂♀共に2008年9月20~末日に羽化していたのに、今頃こんなです。

やはり、秋羽化は寝ますね~ 途中、捨てようかとも思っちゃいましたよ(捨てないけどね) コレで幼虫が採れなかったら泣くに泣けないです。世間でよく言う1♀で50とか100とか、そんなにたくさんは要らないけど、何とか10頭くらいは幼虫採りたいです。

採りたい虫もいれば、累代を止める虫もいます。

それはコイツ。

チャララ・チャッ・チャラ~

プセウドエラフス~

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Cyclommatus elaphus (エラフスホソアカ) 産地;スマトラ島 Mt.デンポー

コイツは顎先など多少GREENですが、決してアゴ基部に黄紋が出るタイプのエラフスではありません。この♂はF2で、WF1の時64mmまで育てられたので、つい70mmを出したくて累代を続けてしまった虫です。やはり、黄紋が出ないタイプでは難しすぎでした

ちなみに「プセウドエラフス」とは、極一部の人達だけで呼んでいる名称なので、普通にお店の人などに言ったら馬鹿にされるから言わないで下さい

一部で黄紋が出るtypeを「本物エラフス」と言い、黄紋が出ないtypeを「偽エラフス」と呼んでいて、学名の「プセウド」=「偽」の意味なので、この様に呼んでいるだけなんです

ちなみにプセウドラエトス(Pseudorhaetus)はプセウド(pseudo)+ラエトス(rhaetus)で偽シカ。

コクワのプセウダキス(pseudaxis)はプセウド(pseudo)+アキソプシス(axisopsis)で偽アキソプシス、略してプセウダキスです。

シマッタ・・・こんなの書くと絶対ツッコマれる 

え~、ツッコミ、揚げ足、学名の蛇足などを指摘したい(言いたい)方は、コメントの方で余り陽の目に晒されない様に書いてください。あと、読んでて眠くなる位の長文もお避け下さい

本当に難しい内容の長文を書かれましたら、そのまま私の名前で「月間〇し」に投稿しますのでご了承願います。その時は訴えないで下さいね。

よろしこ~