たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

やるせない・・・

2010-09-07 21:17:02 | スマトラ産パリーフタマタ

今、馬場のお店にゼリーを買いに行ったら、なんと閉まってました・・・

過去何度か喰らっているので、この店を知っている人からしたら、「いい加減学習しろ」と言われそうですが、通常営業時間に行っているので、わざわざ確認の電話をする方がオカシイかと・・・

最近時間が無く、そんな中で行ったので、かなりショックでした・・・



と、愚痴だけ書いて終わると、完全に嫌がらせになりマイナス気分になるので、私が好きな♂蛹でもアップします。

チャララ・チャッ・チャラ~

不明オニ~

Photo

Photo_2

ベトナム産オニクワガタ 産地;ベトナム サパ

昨年購入した不明オニクワですが、購入時から「多分シニアエブと思うよ」と言われてた虫です。

この兄弟幼虫達は全く蛹化する気配が無く、この1頭だけが蛹化しました。(全部を確認した訳では無いんですが)

流石ですね~

この蛹を見ると、シニアエブオニで合ってると思いますね

この蛹は小さく、予想羽化サイズは28mm位と思われるので大顎があまり発達していないけど、 個人的には大顎形状がローゼンなどのオオゴンオニに似てると思っていて、それが格好良いと感じているから、シニアエブオニは好きなんです。

だから早く羽化して欲しいと思っているんですが、この蛹は尻尾が黒付んでいるから羽化できないかも知れませんね。ちょっと残念です・・・



話は変わって、今度は正直どうでも良いと思っているのに、何故かブリードして羽化した虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

パリー

74mm

74mm2

Hexarthrius parryi paradoxus (パリーフタマタ又はセアカフタマタ) 産地;スマトラ島 ベンクール

昨年の「材が余ったから何かブリードしたい。」という可笑しな心理状況の時に購入しちゃったんですよね。しかも、当時勘違いをして、「この♀はマンディかも?」と勝手な事を言ってブリしちゃったんですよね。残念ながらちゃんとセアカでした・・・

余談ですが、この大顎を見てると「Yoh! Yoh!」ってB系の手を連想しちゃうのは私だけでしょうか?私だけですね・・・



次は入荷当時は「ベトナムのセアカ」とか「フタマタのようなシカ」とか「まるまる人の名前を付けるな」とか、いろいろ言われていた虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

マキシカ~

58mm

58mm2

Yumikoi makii (マキシカ) 産地;ベトナム フエ

セアカと似てると思ってましたが、こうやってちゃんと見ると全く似てませんね。って、当たり前ですね

個人的にはこのマキシカはかなり相性が悪く、恥ずかしながら4♀目でやっとWF1を羽化させる事が出来ました。

いやぁ~、長かったです。今までも♀が羽化、次も♀が羽化、これまた♀が羽化、次も♀、この瓶も♀、この瓶も♀・・・、♀・・・、♀・・・、「おっ!この幼虫は大きい!」と思ったらカリントウ・・・。

あの~、♂はこの1頭って・・・



う~ん、今日のゼリーの件といい、何かヤルセナイ・・・


嬉しい更新^^

2010-08-19 21:55:54 | スマトラ産パリーフタマタ

皆さん、ごっつ久しぶりッス

皆さんはお盆休みはゆっくり休めたでしょうか?

私の盆休みは、休みでは無い中国と家族サービスの為に、休みが無いに等しい状態でした。

とは言っても通常より時間に余裕があったので、この間に割り出しやら何やらを一気に整理しましたよ。



先ずは、いつでも(その気になれば)出来る自宅の物ではなく、店の貸し棚に置いてある幼虫達の餌換えを先に済ませました。

その先陣は、低温では育ちにくいと言われている幼虫で、G3さんから譲り受けた大事な幼虫からです。

チャララ・チャッ・チャラ~

タランドゥス~

Photo

Mesotopus trandus (タランドゥスオオツヤ) 産地;コンゴ

あまり食痕が見えなかったんですが最初の投入から3ヶ月経ったので、とりあえず餌換えをしちゃいました。

私はタランドゥスは初めてなので、この幼虫が大きいのか小さいのか解ってませんが、折角G3さんから頂いた血統だから、最低でも80mmは超えてくれないと困ると思って育てています。

だから、何とか幼虫ではなく、蛹でこの体重くらいになればと思ってますが、その為には最低でも幼虫時の体重は50g位までいかないと駄目なのかな?2本目が勝負ですが、この経過は結構嬉しいです



次は同じく貸し棚で育てている幼虫の餌換えをしようとしたら、おっとビックリ

チャララ・チャッ・チャラ~

パラワンオオヒラタ~

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Dorcus titanus palawanicus (パラワンオオヒラタ) 産地;パラワン島 Mt.ガントン

計画では来年の5月に羽化させる予定だったので、蛹が出てきた時はビックリしました。

かなり早過ぎで、初令投入から8ヶ月で蛹化です。

って書いていたら、8ヶ月だったら十分蛹化する期間ですね。餌が足りなかったのかな?

ちなみにパラワンも初めてだから解らないんですが、これは100mmは超えるのかな?

先のタラ幼虫より重い蛹だから、100mmは超えて欲しいです。

早期蛹化と言って残念がっていますが、実は何気にこの蛹は嬉しいです

ギネスの110mmアップなんて、実物凄いんだろうなぁ~。



んで次ぎは、自宅に戻って不人気種に行きます。

この種は最初から累代しないと決めていたので、♂には好きなように育ってもらおうと思っていたんですが、 何気に難しく(餌の好みを合わせる)て、とりあえず蛹になったって感じの虫です。

それはコレです。

チャララ・チャッ・チャラ~

パリーフタマタ~

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Hexarthrius parryi paradoxus (パリー(セアカ)フタマタ) 産地;スマトラ島 ベンクール

決してカッコイイとは思ってなく、毎年WILDが腐るほど入荷するから飼育する必要は無いんですが、何となくブリッちゃってまして。

でもこの蛹はサイズが大きくないんですが、顎の具合がヤバイです

何かググッ!と来ちゃいました

ちなみに、以前アップした33g幼虫は餌換えに見事に失敗して、只今は約20g位まで縮んでいます。見事な暴れっぷりで、「よく★ないな」と思うくらいの縮みっぷりです。

だから余計、この蛹は嬉しいです

フタマタって難しいですよね。



今日の最後は割出ネタで

購入当初は、何となく付き合いで購入した虫なんですが、最近餌換えでノビリスの艶々した肌?瑞々しい肌?を見てたら急に興味が湧いてきて、幼虫採れたら良いなぁと3ヶ月経った産卵セットを見てみたら、ナント!

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Lucanus luci (ルックミヤマ?ルクミヤマ?ルシミヤマ?ルーシーミヤマ?)産地;中央ベトナム コンツム

余りと言うか、全く解ってないんですが、最近(近年)新記載されたクラーツミヤマに似たミヤマのようです。

この虫の和名の呼び方は何て言うんでしょうか? 虫の呼び方って難しいですよね。

個人的には「ルーシーミヤマ」が何となく言い易いような、響きが良いような気がするんですが如何でしょう?って、こんな事言ってたら何か馬鹿にされそうですね。止めておこう

話は逸れましたが、私はこの虫は産卵させるのが難しいと言われている、通称「ヒメミヤマ」の1種だと思っていたので、このケース越しの「幼虫こんにちは」は非常に嬉しかったですね

いくら幼虫期間が長いと言っても、成虫の姿がカッコイイので、幼虫5~10頭くらいなら飼育しても良いと思っていたので、やはり嬉しいです。

そう思いながら、早速割りでしてみると

OHHHHHHHHHHHHHHHHhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!

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いるじゃないですか

2頭目やったね!



すると

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またまた、いました!

初令でもこの透けた感じ(ブヨブヨ病じゃないよ)がコレマタ素晴らしい!



と、喜びながら続けて割出していると

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何となく十分な数が



おいおい、まだマットの半分も割ってないぞ。もしかして、爆産?



結局、割出終了時はナント!

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カップが足りなくて、左の方のカップには孵化したての初令が何頭も入ってます・・・

これって、ヒメミヤマ?

あの~、こんなに何年も飼えないんですけど・・・

大顎が欠けた♀だったのに、なんてこった・・・



コレを見て思ったんですが、ビタリスフタマタも北ベトナムのは難しい(癖がある)と言われているのに、中央ベトナムのビタリスは結構簡単(サイズも大きくなり易い?)らしいんですよね。

ヒメミヤマも北ベトナムのはかなり難度が高いと言われてますが、ヒメミヤマもビタリスと同じで、中央ベトナムのは結構簡単なんでしょうか?

それとも単に、Luciが簡単なだけでしょうか?

我が家のが「超大成功」だったら嬉しいんだけどな


困ったモンです。

2010-03-17 20:09:40 | スマトラ産パリーフタマタ

昨日は海老名市で夏日だったらしいですね

暑かったり寒かったり、これでは体調管理が大変です。困ったモンです。

そしてこの暑さで、越冬させてたオオクワ類の♂が皆起きてしまったので、これからゼリーの消費が大変になりそうです

これから「虫本番」ですかね



この暖かさで♀達が次々羽化してきたので、今日はその♀達をアップします。

先ずは、ほとんどの人は飼育しないと思われるこんな種です。



チャララ・チャッ・チャラ~

パリーフタマタ~

Photo

Hexarthrius parryi paradoxus (セアカフタマタ) 産地;スマトラ島 ベンクール

余りにも一般種すぎて、ほとんどの人は手を出さない種と思われます。

実はこの親を購入する時は、セアカやマンディの♀の見分けを練習していた時で、「このセアカに付いてる♀は、マンディの♀なんじゃない?」と言って、つい購入してしまった若気の至りだったんですが、どうもセアカで合っていたみたいです。やはり店を信用しないといけませんね、非常に反省してます

でも、このおかげで飼育の感じを掴んだから、他のパリーやマンディの練習が出来ました。

今現在、幼虫している♂はあまり大きくならないと思いますが、失敗箇所が明確なので次世代頑張れそうな気がしてるんです。でもギネスの90mmはキツイかな

まぁ、♂が羽化したら考えましょう。



次は、気が付いたら羽化してた♀で、♂はかなりカッコイイのに幼虫期間の長さでモチベーションが維持し難い種です。



チャララ・チャッ・チャラ~

ユダイクス~

Photo_2

Lucanus cervus judaicus (ユダイクスミヤマ) 産地;トルコ

ユダイクスは毎回、餌換えをしようと穿ってみたら、コロンっと新成虫が出てくる状態で、未だに蛹を撮影出来ていない困った種です。

何故かタイミングが合わないんですね、コレが。

以前、ユダイクスはトルコとシリアの国境周辺で捕れると聞いた事があり、個人的にはトルコ産もシリア産も「余り変わらないんじゃない」と思っているんですが、実際はどうなんでしょう?

顎のロール具合が違うとか聞いた事がありますが、これは羽化時の蛹室が縮んだりすると、顎が伸ばせなくなって気持ちロールが強くなる事はフタマタでも良くある事ですけど如何なモンでしょう?

実際は数年かけてカッコ良く羽化してくれば、そんな細かい事はどうでも良いかもしれませんね



そして今日の最後は、昨年いろいろ言われた中国の虫です。



チャララ・チャッ・チャラ~

中国の虫~

Sp

Sp_2

とりあえず写真だけにしておきます

私は昨年、この親のWILD♀を見た時「何?この上翅の細かい溝は・・・? コクワ?」っという恥ずかしさ満点で、 「頭部にドルクス瘤っぽいのが2つあるから簡単そうだね」っと安易に購入してしまったんですね。

そして、♂はまだ蛹室を作った状態なので、今月末か来月にならないと蛹が見られませんが、♂は菌糸瓶で飼育すると、55mmは下らないサイズで羽化させられると思います。幼虫体重からすると、60mmも普通かもしれませんね。

ちなみに今回は早く♂を羽化させようと、小さい瓶で余り良くないマット(栄養価の低いマット)で飼育していた群がいるんですが、栄養が少な過ぎたのか、まだ蛹室を作る気配が無いんです。意味なしでした

だから私のところでは、大きい♂から羽化する変な感じになりそうです。

そういえば、この虫はギネスに応募できるのかな?こういうのに限って大きいのが羽化しそうですね・・・ 困ったモンです・・・