たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

短めに更新

2010-06-25 21:57:26 | オーウェン(オーエン)ノコギリ 

今日はグッズさんにかなりの種類が入荷したみたいなので、週末はごった返しになって迷惑になるかもしれないけど、日曜に邪魔しに行くので宜しく



今日は時間が無いので、サッサと更新して帰ります。



最近はさすがに暑くなってきたので、いろいろ蛹化、羽化してきて、これぞクワ飼育の醍醐味っぽくなってきて、個人的には楽しくなってきました

先ず1つ目ですが、正月のライフザビートルさんの福袋に入っていた、ある幼虫が♂♀の確認をする前に蛹化してしまったので、それをアップします。

チャララ・チャッ・チャラ~

どるくすえすぴ~

Dorcus_sp

Dorcus sp (ドルクスsp) 産地;ミャンマー ケネディピーク

*厳密には今でもケネディピ(P)ークなのか、ケネディビ(B)ークなのか解ってません・・・

最近はアフィニスヒラタではないか?と言われているDorcus spですが、実際はどうなんでしょう?

大きくしようと思って20度以下の環境で育てていたんですが、思ってたより早く蛹化しちゃいました。

この蛹では羽化しても約30~34mm位と思われ完全に大失敗なので、次世代は何とか大きくしてみたいですね。

それと今後この虫は入荷するんでしょうか?今、日本にいるのは1♀からの子孫らしいとの事なので、このままでは血の入れ替えが出来ないので、何とか入荷して欲しいですね。見分けるのが困難と思いますが



サッサと2つ目。

これは幼虫が採れた事自体は非常に嬉しいんですが、VNマットで飼育してみたら早くも蛹化してしまって、種の判断が出来るのか?って感じになっちゃいました。

それはこの虫です。

チャララ・チャッ・チャラ~

オーエンの子~

Photo

Prosopocoilus oweni ovatusi (オーエンノコギリ) 産地;ベトナム ハザン

いや~、羽化しても種が解るのかな?この♂。余りにも小さいです・・・

まぁ~頭部の突起があれば良いんですが、 多分20mm台の♂だと思うので心配です

今現在、もう1頭♂が蛹化してるんですが、それは掘り出しにくい場所にいる為、羽化してから確認してみますが、そっちの♂も30mmいかないんじゃないかな?

個人的には、幼虫を採る事が難しく、幼虫飼育はそれほど難しくないのかな?と思っていたので、結構ショックです。何とか♀の数がかなり多いので、次世代は数♀チャレンジしてみます。「WILDは難しいのに新成虫は結構簡単」なんて事もあるので、一応慎重にセットしてみましょう。万一簡単で、幼虫だらけになっても困るので・・・

次世代も幼虫が採れたら、セット内容でも記事にしてみようかな。偶には



3個目。

我が家で累代終了が決定した種です。

チャララ・チャッ・チャラ~

スペキオススホソアカ~

Photo_2

Cyclommatus speciosus anepsius (スペキオススホソアカ) 産地;ソロモン諸島 マライタ島 マルー

大頭系ホソアカの1種ですね。

我が家ではもう♀がいないので、その為に累代終了が決定しました

個人的には、大頭系で最大になる(アラガールやイグジミウスは大頭系ではないと思っているので)種と思われるので、見た目も良い。飼育でも大きくなる。色も金属色で綺麗。と3拍子揃ったホソアカだと思っていて、かなりお気に入りだったので残念です

まぁ次回は、ティミカの大頭系に期待しましょう。入荷すればだけどね。(情勢も落ち着いたんじゃないでしょうか?〇巻さん、そろそろイイ頃じゃ



最後におまけ。

先日、放置状態だった鉢にキラキラした爬虫類が・・・

チャララ・チャッ・チャラ~

トカゲ~

Photo_3

Plestiodon japonicus (ニホントカゲ) 産地;我が家の庭

写真のは幼体で、まだ大人ではありません。こいつの尻尾は青くなってますが、幼体の時は青く、成体なるに連れて茶褐色になり、幼体の時に尻尾を切っても、再生する尻尾は青いらしいです。

今まで飼育した事はありませんが、今度見つけたら飼ってみようかな。癖はあるけど飼育出来るらしいので、 クワに飽きたらやってみよう


良いサイズ?

2010-06-23 20:04:23 | グランディス(ダナン産)

前回のブログに書いた、激太ホペイの写真を撮ってきました。

早速ですがアップします。

チャララ・チャッ・チャラ~

オークス激太ホペイ~

Photo

Photo_2

オークス激太ホペイ(血統名は良く解りません^^;)

え~、昔から思うんですが、何故か写真では太さが表現し辛いのは何故でしょう?

この写真は逆にマイナスイメージになっちゃうでしょうか?

でも実物は本当に太いので、無理かも知れないけど、いつかはこの♂に負けない位の極太オオを育ててみたいですね

おまけにこの♂の兄弟の蛹も撮ってきまして。

Photo_3

蛹の時は皮がある分、アホな位激太ですね。

それと当たり前ですが、蛹の時から内歯は重なっているんですね。堪らんです



と、他人の虫はコレくらいにして、次は私の大きく太くなって欲しいと願って育てた虫に行きます。

実は既に1♂目は羽化していたんですが、サイズが77mmとイマイチだったのでアップしなかったんですが、2♂目が何とか「ギリ?」でクリアしたような感じだからアップします

チャララ・チャッ・チャラ~

ダナン産グラン~

80mm

80mm_2

Dorcus grandis grandis (ダナン産グランディス) 産地;中央ベトナム ダナン

個人的には、ギリギリ「グランディス」になってると思うんですが

でも、厳しい浦和のN氏に見てもらうと79mm扱いになって「クランディス」になるかも・・・

結構、微妙な大きさです。

一応この♂は、以前ブログに載せた40gの幼虫が羽化した♂で、特に暴れた訳でもないのにこのサイズ止まりになっちゃいました。もうちょっと期待しちゃってたんですがね

それと、同じ餌でインドグランも飼育してるんですが、moriyaiの方はなんと60mm台が羽化しそうで、実は使用している餌があまり合っていないのかもしれませんね。今年は思い切って、菌糸メーカーを変えてみようかな。

とか何とか言っても、結局は飼育者の腕なんでしょうけどね


完敗です・・・

2010-06-21 20:13:27 | コルポラアルノコギリ

先週は更新無しで終わっちゃいました

特にネタが無かったわけでは無かったんですが、バタバタして更新しそこなってました。

だから、今日は多目にネタを出してみたいと思います。



まず1個目は、とある方から強制的にギネス越えを命ぜられていた種なんですが、まだ幼虫は残っているんですが、これ以上大きく出来ないと思うので、コレにてギブアップします

その種はコレです。

チャララ・チャッ・チャラ~

コルポラアル~

73mm

Prosopocoilus corporaali (コルポラアルノコギリ) 産地;スラ諸島 ブル島 コホール

多分ですが、ギネス個体とはBODYサイズは大差が無いのでは?と思っていて、大顎の発達具合で完全に負けているような気がしています。

実はコイツは、最初はオオヒラタケの菌糸瓶で飼育し、体重が18gまでいったので「コレはイケルのでは?」と思い、途中から材飼育に変えていて一応顎を伸ばそうとしたんですが駄目でしたね 結果的に言うと、幼虫体重は20g以上にならないと駄目みたいですが、個人的にはこの18gでも十分バカデカなので、これにて白旗です



2個目は羽化まで育てられたのはメチャクチャ嬉しいんですが、「ちょっと変?」って感じの種です。

チャララ・チャッ・チャラ~

ビタビタ~?

70mm

Photo

Hexarthrius vitalisi vitalisi (ビタリスフタマタ) 産地;ベトナム サパ

個人的には結構好きなフタマタだったので、2008年の時、サパ産の♀単、タムダオ産の♀単、ハザン産の♀単と購入して、このサパ産の♀からだけ幼虫が採れて、それから約2年掛けて羽化させてみたら「えっ?アドゥンクス?」って思うほどの顎の短さ・・・

ちなみにこの♂は約70mmで決して大きくはないですが、野外の♂で70mmあったらもっと顎がスラッと長く、中間内歯から先端部分はもっと伸びてると思うんですよね。

でも、アドゥンクスとして見たら、大顎基部の太い内歯と中間部の内歯の間に出る、ツカモトっぽい小歯(突起)が小さく位置もおかしい場所に出てますよね。

それと胸部がアドゥンクスは頭部に向かって直線的に細くなると思うんですが、この♂はチャント丸みがあるビタリスの胸部をしているので、やはりビタリスだとは思います。

ちなみにもう1頭の♂も蛹化したんですが、こんなでした。

Photo_2

この蛹は、70mmの♂より少しは大きくなりそうですが、それでも大顎の先端部分が良く見るビタリスより短いような気が・・・

まぁ、北ベトナムのビタリスフタマタなんで、ビタリスビタリスで良いとは思うんですが、顎が長いのが好きな私としては、なんてこった・・・状態です

こうやって見ると、ビタリスとアドゥンクスはかなり近い種なんでしょうか?

今回ので私は顎を伸ばすのが「とても下手だ」というのが痛感しました

今後、ギネス、ギネスと騒ぐのは自粛しようと思います。完敗です・・・



と、泣きが入ったけど、瞬時に気を取り直して3個目に行きます

今度のは、世間的には好き嫌いがハッキリし過ぎている虫で、今までの逆で顎が伸びずに太くなってくれれば良い虫です。

それはコレです。

チャララ・チャッ・チャラ~

極太オオ~

Sakotv73mm

S.ako-TV/jr007血統 (Club Dorcus血統)

これらの極太系はいろいろ言われていますが、個人的には「純潔国産オオ」と「極太オオ」は別で考えているので、特に気にせず飼育しています。

と言ってもこの♂だと余りにもベッコベコで、流石に気持ち悪いですかね

今現在は、今年羽化の個体の中ではこの♂が一番顎が太いです。

私は頭幅などは太くなく、顎幅だけが異常に太くなるのが好きなので、この♂ではまだまだレベルです。

それと兄弟でサイズがソコソコのが羽化したので、ついでにアップします。

Sakotv77mm

さすが兄弟なので、形状が似てます。

コイツは体の長さに持っていかれたのか顎幅はあまり太くないですが、これはこれでちょっと嬉しいです

しかし、何年飼育してても顎幅6mm以上は1頭も育てられた事が無いんですよね。どうやって育てるんだろう?

と言いつつ、先日ショックは事が・・・

今まで、顎幅6mm以上なんて2次元の物。と片隅で思っていたんですが、先日、極太ホペイ(オークス)で有名なクレイジーフォレスト(旧マジックフォレスト)の貸し棚で羽化した♂を見せられ、完全に打ちのめされてしまいまして・・・

私自身の手に乗せて、私自身が計ってみた♂はなんと!

体長約77mmで、顎幅6mm以上の激太ホペイ!

流石に他人の虫なので写真は撮ってないですが、店に行けば見れると思うので、興味のある方は是非。

因みに私の計り方は、当時のClub Dorcusの表記が顎幅5.9mm(顎基部6.2mm)と言うのを私が計ったら顎幅5.6~5.7mm(顎基部の測り方は未だに解りません・・・)だったという計り方です。

ハッキリ言って、店の♂を見たら私が飼育している「極太オオ」の事を、「極太」と言えない、恥ずかしくて言えない。と感じさせられてしまいました・・・

という事で、虫に関しては完敗続きです・・・


題名を考えるのが辛くなった今日この頃

2010-06-08 19:21:27 | クォンコクワ

先日、でんちゅうさんやぴんくあいすさんからの「サイガヒラタは材産み」と教えて頂いたので、1ヶ月前に再セットしたセットを割り出しました。

前回の割出時、材に齧られた痕が余り見られなかったので埋め戻したんですが、今回はこんな感じでちょっと齧られてましたね。

Photo

そんなに硬くないんですが、齧りが弱いですね。

まぁ、たくさん幼虫が採れても困るんで、ちょっとだけ(5~6頭位がちょーどイイ)が良いのでこんな感じで良いですね

んで、割ってみると・・・

Photo_2

うぉっ!再セットから1ヶ月経っちゃったので、3令と初令が同居してます。

しかもお尻の白い初令が6頭・・・(写真を撮ったんですがピントが絞りきれず、確認不能だったので未掲載)

早すぎた。というか、前回の割出時にちゃんと幼虫を回収しないと駄目ですね

こんなでも「目指せ!60mm」で飼育してみます。



んで、次は先週から同居させている種です。

この前、何気に覗いて見たら、何とか成ってそうだったのでちょっと安心しまして。

コレがその時の様子。

Photo_3

Dorcus cuongi (クォンコクワ) 産地;ベトナム ダナン

こいつらは小コクワなのに、寝ていた期間が長かったですね。年末には羽化してましたが、餌を食べだしたのは5月になってからだったので約半年寝てた事になります。

と言っても、実際は「半年寝るとか何ヶ月寝る」ではなく、暖かくなるまで寝てるんでしょうけどね。

そして、そろそろ♀だけ産卵セットに移そうかと見てみたら、うぉっ!何かオカシイ

チャララ・チャッ・チャラ~

静電気~?

Photo_4

足が!!!!!!!!!!!!!!??????????

静電気で逆立ちした毛みたいに反ってます

何でこうなるの?初めて見ました

因みに横から見ると。

Photo_5

こんな感じです。

誰か理由を知ってる人はいるでしょうか?もし、知ってたら教えてほしいな

一仕事が終わって昇天してたのかな

あと話は変わるけど価格が凄い事になってますね。

昨年の値段が嘘の様に、今年は1円スタート。

そんなモンでしょうが、何か寂しいですね まぁ、簡単に増える虫ですから。(ノコギリほどではありませんが。)

折角、ギネス狙いで競争率が低いと思ってたんですが、この価格だと競争相手が増えちゃうかも・・・


我慢ですね^^;

2010-06-04 20:57:47 | オーベルチュールニセシカ

増種したいんですが、これからブリしないといけない虫が多くて我慢してる最中です。

ホントは今現在入荷されている「ある種」が欲しいんですが、今年は我慢ですね

毎年夏になると、冬の時の「ちょっとした寂しさ」でつい増種した虫を、「なんで買っちゃったんだろう・・・」と後悔してるんですよね。進歩がないですね

何種か♂♀同居させている虫がいますが、同居2週間経っても♀を追い掛け回しているのがいたので写真を撮ってみました。

それはコレです。

チャララ・チャッ・チャラ~

ティモレンシス~

Photo

Prosopocoilus giraffa timorensis (西ティモールギラファ) 産地;小スンダ列島 西ティモール Mt.Mutis

♂が小さいからなのか事故は無さそうな感じです

ataruさん、今週末からセットしますので。

激産したらご連絡しますね

この他、ランエボさんから頂いたオーベルも今夜から同居させますよ。オーベルは次世代が採れるか余り自信はありませんが、折角頂いたので累代が続けられそうな数は採りたいですね。



っと、これからドンドン幼虫が増えるので、スペースを開けるために片付けをしてたらいつの間にかこの♂も蛹化してました。

その♂はこれです。

チャララ・チャッ・チャラ~

ビタリスフタマタ~

Photo_2

Hexarthrius vitalisi vitalisi (ビタリスフタマタ) 産地;ベトナム サパ

個人的にフタマタは苦手なんですが、この種は特に難しい印象を受けてます。

何が悪いのか、16度~20度で管理してましたが、幼虫時、前蛹時、蛹時とどのステージでも★になるのがいて、最終的に♂幼虫は2頭だけになってしまいました

♀は既に2頭羽化してますが、恥ずかしながら、この♂が初めての♂蛹です。

もう1頭の♂幼虫は餌換え失敗で、たぶん、蛹にもなれないんじゃないかと思ってます。

しかも、このステージで難がある種だと、羽化した新成虫でインブリードが出来るのか?とも心配しちゃってるんですよね。「ツカモト?」は飼育は簡単だったのかな?F2とかF3って出回ってるのかな? 未経験ですが、ボーリンとかアドゥンクスも似てそうな気が・・・



最後におまけ。

昨年、レギウスの♂を管理していたケースに「?幼虫」が1頭いまして。

その幼虫の頭はMesotopusの幼虫の頭ではなかったので、とりあえずオオヒラタケの菌糸ボトルで管理してましたら、こんな蛹になってました。

チャララ・チャッ・チャラ~

幼虫仮面~

Photo_3

雑誌では見たことはありましたが、まさか我が家で見れるとは・・・

これでは最後まで不明♀確定ですね

これでも羽化したら、可哀想なので我慢しながら飼育してあげましょうか