たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

いろいろ

2013-05-22 23:52:17 | パリーオオ・astridae

もう大分過ぎましたが、5月12日は私の町のイベント、南部領辻の獅子舞の奉納がありました。
昨年の秋は約300人ほど見物客が来てくれたんですが、今回は約半分くらいしか来てもらえませんでした・・・
でも、わが町だけの奉納祭なので、出店が出るわけでもなく、何か貰えるわけでもないので、致し方ありませんね。
それでも映像が趣味の方で、毎年足を運んでくれる常連さんもおりまして。
今回はその常連さんが準備中に私の写真をくれたので、折角だからアップします。
チャララ・チャッ・チャラ~
太夫獅子~

2012
スキャンして画像が粗くなってますが、実際はかなり良く撮れてます。
くれた方ありがとうございました
(名前を聞けなかったので、すみません・・・)
この衣装を着けて、3頭(太夫、中獅子、雌獅子)で休憩なしの約1時間10分(踊る項目によって変わる)舞っています。
お金を貰って見せる物ではないのでかなり粗い舞ですが、それでもかなりキツイです
ちなみにyoutubeで、「南部領辻の獅子舞」で検索して頂くと、何種類かアップされてますのでご興味のある方は是非ご鑑賞を。
*約3分の物や細切れの映像は、残念ながら私ではないです。また、「村回り」という約2時間の物は舞がなく、わが町の村回り(約半分)がアップされていて、約1時間35分頃から私が映ってます。


さて、突然ですが、野菜室で越冬させて、最近の暑さで餌食いが凄まじくなった虫をアップします。
チャララ・チャッ・チャラ~
ケルブス~

Photo

Photo_2

Lucanus cervus cervus (ヨーロッパミヤマ) 産地:南フランス
安い、デカい、カッコいい、しかもミヤマ!(意味不明)と良い所取りの様なクワガタです。
それに飼育温度も、25℃くらいまでは大丈夫と見かけによらず丈夫なんですよね。
しかも、飼育の仕方次第では1年で羽化するらしい(ケルブスでは未体験)ので、ミヤマの中ではダントツに飼育しやすいです。
ただ、最近はユダイクスやアクベシアヌスもかなり安くなったので、このケルブスを飼育しなくても良いかもしれませんけどね。


今度は先日も載せましたが、その時とは違う♂。
チャララ・チャッ・チャラ~
マナドパリ~

P5224061
Dorcus ritsemae astridae (マナドパリー) 産地:スラウェシ島北部 Kotamobagu

2012年07月22日 初令
2012年11月12日 体重23.6g 頭幅12.4mm
2013年04月下旬 羽化71mm

先日アップした♂は約70mmで、この♂は約71mm。

P5224055
お尻デッカチになったのが非常に残念です。
先日の70mmより少し大きくなって約71mmです。でも不思議なのは、先日の70mmより内歯が下がっている?大きいのに何故?
下がっているからなのか、内歯から先端の間に出るヘラ状の突起が、見事なほどに現れたのはこれは大満足です。あまり見ないんじゃない?なんてね

P5224064
71mmで内歯がこの位置だと、もっと大きくなるのか?って感じますよね。
現ギネスのスラウェシ中部産は75mmでもっと大歯系になっているので、もっと低温で引っ張れば良いのかな?それともマナドパリーはこの辺までしか内歯は上がらないのかな?
なんかマナドパリーって面白い


飼育の大事さ。

2013-05-10 23:17:18 | アンタエウス(ベトナム南部産)

最近の寒暖の差に体はもちろん、虫スペースも悲鳴を上げてます
朝、涼しいからといってエアコンを点けずに仕事に行くと、日中の暑さで室内温度が27℃まで上ってしまってるようで、今度は日中に合わせてエアコンを点けていくと、夜の帰宅時には19℃まで下がっていて、この時期でもきのこ狩りをする羽目になってます・・・
このままでは羽化不全が多発しそうでヤバいです。

こんな過酷な環境の中、先日アップしていた蛹が無事に羽化してました。
チャララ・チャッ・チャラ~
ダラットアンテ~

Photo

Photo_2

Dorcus antaeus (ベトナム南部産アンタエウス) 産地:ベトナム南部 ダラット

2012年04月21日 初令
2012年05月24日 2令
2012年10月06日 体重39.2g 頭幅13.8mm
2013年01月02日 体重33.3g 大暴れ
2013年02月28日 蛹化25.3g
2013年04月25日 羽化

大図鑑ではマレーと同じ亜種の扱いだったので、82.7mm超えを期待したんですが、そうは甘くなかったですね
でも、この南ベトナム産アンテは、タイやミャンマーのアンテのような「お尻も丸くて横幅がある」形状でもなく、「マレーシアほど大顎が伸びないけど、北ベトナムよりかは顎が伸びる」という中間的な体形をしてる気がするんですが気のせいでしょうか?
個人的には、以前のベトナム中部産アスタコイデスノコギリの時も思ったんですが、クワガタの亜種分けで先に西と東の虫、北と南の虫といった両極の産地の成虫を見て「形状が違うから」と亜種名を付け、その後、中間の虫が採れたら「中間的な形状」をしていて、これはどっちの亜種なの?というか西と東や北と南は「唯のフォーム」じゃないの?っていう事が出てきそうな気がするんですがどうでしょう。
日本の本土ミヤマやミクラミヤマは飼育したから(飼育できたから)「1♀から大顎の形状や色の差が数種類出る」ってのが解って事なきを得てますが、外国産のミヤマやノコギリ、可能性としてはキクロも「飼育してみたら一緒だった」っていう亜種が実はいるんでは?なんて勝手に思ってます
内心、万一ボルネオの「モンタネルス系キクロの4天王」。これが全て「フォーム」だったらビックリだよね。って思ってます。
一応各種に基産地はあるんだと思うんですが、偶々そこで採れたのを記載しているだけで、実は環境や温度で大顎形状や色が変わってるだけだったらビックリだよねって。
実際、モンタネルスとチュウは標高で分かれていると言われてますが、現地では♀がどっちがどっちなのか解らないから、販売時も「どっちの♀なのかは保証なし」という売り方ですよね。
しかも、現在は飼育しても大歯系を羽化させにくいので、顎での見分けも難しく、色でも「緑もモンタネルス」もいるし、「茶系のチュウ」もいるしで色でも判別できないときてるから、何代飼育しても分かりづらいときたもんだ。(元々色差では亜種分けは出来ないらしい)
現在出回っているモンタネルスもチュウも結構累代されていて、「交雑だったら何代も累代出来ないから家のは純血」という考えもありますが、もともとこれらが同一種だったら累代出来て当たり前ですよね。
って勝手な事をいろいろ書いちゃいましたが、見る人が見たら♀が違うらしいので大丈夫でしょう。私には分かりませんけどね。
まぁキクロはかなり強引ですけど、でもヒメミヤマ系はかなり怪しいと思うんですよね。
これを見て研究魂に火が付いた人がいたら、是非、ヒメミヤマ系(キクロマトイデスやクラーツ等)を挑戦してみてください。
「飼育」によって真実が判る事もありますよね。


ランエボさんから頂いたダラット産ギラファの最初の♂がやっと羽化しました。

92mm
Prosopocoilus giraffa giraffa (ギラファ原名亜種) 産地:ベトナム南部 ダラット

2012年02月12日 初令
2012年04月21日 2令
2012年10月07日 体重30.5g 頭幅15.3mm
2013年03月13日 蛹化
2013年04月29日 羽化91mm予想

早く羽化させようとしてたんですが思いの外、時間が掛かってしまいました
サイズも大きくないのに・・・
これは他産地と違いが判らないので、やはり原名亜種で良さそうですね。
ベトナム南部は「マレーシアの大きい版」のような感じで良いのかな?
ちなみにまだ蛹もいまして。

Photo_3
2012年02月12日 初令
2012年03月11日 2令
2012年09月17日 体重42.5g
2013年05月01日 蛹化30.9g

たぶんですが、この蛹は無事に羽化すれば105mmはいくと思うんです。
以前のギネスのコメントでも「ミャンマーや南ベトナム産は大きくなりやすい」と書いてあった気がしますが、確かに大きくなり易そうです。
これでいくとベトナム南部産はライヒも大きいのか?
今年はライヒでも飼育してみましょうか。

*そう言えば「ベトナム南部産グランディス」はどうですか?って誰に言ってるんでしょう

標本も大事ですが飼育も大事です。
まだまだ未知数なベトナム産のWILDを、今年は皆さんも飼育してみません?


???

2013-05-07 22:03:42 | パリーオオ・kazuhisai

GWが終わってしまいましたね。
皆さんは休めたでしょうか?
私は今年のGWは大分時間があった為、虫部屋の掃除と成虫のマット替え、越冬虫の整理や菌糸瓶作りと幼虫のマット替えとかなり時間を使えて、虫に関しては大分有意義なGWでした
有意義とはいえ、ほとんど室内にいてGWの渋滞を避けていたんですが、やはり何処にも行かないのは勿体無いので、昨日は年に2~3回しか行けないランバージャックさんに行ってきました。
ランバーさんのHPに3日の日は約300人の来店(横浜KUWATAフェア並み)との事だったので、何か良い物でも売っていたのかと思い、ちょっと調べに行こうと。
私の自宅からでは高速を使っても片道約1時間半かかるので、決して行き易くは無いんですが、駐車場が多いのと店内が広いのはとても良いですね。非常に好感が持てます。
この辺が来店者数に繋がる経営努力なんでしょうか
ですが個人的には「これ」といった物も無かったので、MAXマットや生オガ発酵マットでも買って帰ろうかと思い名物の隊長とだべっていると、何とガラガラくじの中に「西ジャワパリー」があるとの事。
しかも「現物を見て、自力で見つけないといけない」様だったので、これまた気合入りまくり
どうも約110♀の中に約10♀西ジャワパリーがいるらしいです(秘密の事だったらゴメン。)
ここから集中モードです。
隊長との会話も絶ち、採用当時の方が可愛かった(失礼?)名物まゆちゃんにも声をかけず、一心不乱にガラガラコーナーのプリンカップをあさる事数十分。私が選んだのはこれです。

チャララ・チャッ・チャラ~
現物でも解らないのに写真じゃもっと解らない♀~

Photo
1♀目。何となく選んでみました。

Photo_2
2♀目。これが当たりか?

Photo_3
3♀目。これは東ジャワ(原名亜種)じゃないかなぁ。

こんな事言ってますが、当の本人、恥ずかしながら本物の西ジャワ♀を見た事ありません。
だから当然見抜くポイントもよく知りません。正直何となくです。

実は今年の春に、アリストで出品されていた「西ジャワパリー?」も2♀購入しており、その♀からは今現在

Photo_4

Photo_5
こんな感じで幼虫は見えているんですよね。
でも、ランバーでも購入しちゃった。
アリストのも「西ジャワパリー?」なので、かなり自爆行為ですね。全て抱えるのでやばいです。

ランバーさんのセールは終わっちゃいましたが、ガラガラはず~っとあると思うので、興味ある方は如何でしょう?
オークションでは現物が見れないので「賭け」になりますが、店頭だったら現物が見れるので間違っても気持ちの整理がつけ易いです。
どうでしょう。元むし社店員の田氏のような伝説にチャレンジしてみませんか