たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

節電の代償・・・

2011-06-30 22:13:51 | アンタエウス(中国産)

中国も暑かったけど、日本もメチャクチャ暑いですね・・・

今年は特に会社でも、電車の中でも飲食店などの店舗でも、何処もかしこも節電なので肉体的にも結構シンドイです・・・(でも、震災被害者に比べればこれ位は我慢ですね

ちなみに今現在我が家では、2頭の♀が節電の為、常温セットとなっておりまして。

1♀は能勢のオオクワです。

オオクワだから何とかなるかと思ってるんですが、流石に毎日30度越えになるとヤバそうで、ケースの中でグッタリしている様な、してない様なといった感じです。

2♀目は、無謀にも試験的にベトナムのルックミヤマを常温セットしてます。

セットしてもう2ヶ月になるので、暑さか寿命で★になってると思ってたんですが、ビックリな事にまだ生きていました

写真でも撮っておこうかと思ったんですが、写真ではその♀が4月のWILDだと判別出来ないと思ってそのまま放置してしてしまってます。結構強いのかも?

でも基本的には、クワガタは全般的に暑さに弱いと思うので、やはりこの夏はヤバそうですね。

今日は我が家の暑さの被害にあったクワをアップします。



先ずは、翅は閉じ切れなかったけど何とか羽化してた虫から。

チャララ・チャッ・チャラ~

中国アンテ~

Photo

Dorcus antaeus miyashitai (中国アンテ) 産地;中国 広西壮族自治区 大瑤山

管理温度が25~6度でも何とか羽化してたので「結構平気じゃん」と思っていたら、しっかり★になってました・・・

昨年WILD♀単を購入し、そのままセットして飼育してたので、とりあえず、どんな顎の形状になるのか早く見たくて温度高めで管理してたら裏目に出てしまいました。

やはり焦っちゃ駄目なんですね。反省・・・



次は、♂に偏ったので、放置してたらいつのまにか無様な格好に・・・

チャララ・チャッ・チャラ~

スマトラマンディ~

Photo_2

Hexarthrius mandibularis sumatranus (スマトラマンディ) 産地;スマトラ島 ジャンビー

餌換えに失敗して、羽化しないだろうと思って放置してたら蓋のすぐ裏で羽化してました・・・

やはりマンディでは25~6度は高かったようです。その理由にもう1頭大きめの幼虫もいて、その幼虫が蛹になったので暴いてみたら・・・

Photo_3

顎が・・・

ちなみに、この顎が見事につっかえ棒になってうつ伏せになれないみたいなんですよね・・・

頭幅と体重だけなら今回の兄弟の中では1番大きかったんですが・・・

う~ん、節電の影響がこんな所に出てきました・・・



このままで終わると汚い写真で終わってしまうので、最後に我が家のオオクワの今年の最大♂の計測写真でも

チャララ・チャッ・チャラ~

能勢オオクワ~

Photo_4

Dorcus hopei binodulosus (能勢オオクワ) 産地;大阪府豊能郡能勢町

やったね

苦節〇〇年、やっと80mmアップを育てられましたー







と言うのは嘘です・・・

嘘と言うかこの写真は錯覚ですね。

顎先とお尻の先端がテーブルから浮いているから遠近感覚の錯覚で、この様にすると実際より大きく見せられるんですよね。(もっと近づいて撮影すると、もっとサイズは稼げると思います)

ちなみに実際はこんなです

78mm

目盛は79mmになってますが、顎の方が開いているので実際は78.8mm位です。(胸部と腹部の隙間をきっちり詰めての計測)

やはり80mmは私には高~い高~い壁です

でも、この♂の親♀には今年も頑張って産んでもらっているので、来年こそは80mmアップを育てたいですね。

節電に何とか耐えて、もうちょっと頑張ってみましょうか。


お願い・・・

2011-06-14 21:26:17 | ノビリスミヤマ

昨夜ノビリスミヤマの餌換えをしまして。

こんなでした。

Photo

前回の餌換え時から1g痩せちゃってましたね

でも、結構黄色く肉付いていたから今回の餌換えで蛹室を作ってくれるかも

ちなみに我が家のノビリスの幼虫は、初令回収時から一貫して混ぜ物無し(安いマットと足して中和すると言う事をしていない)のVNマットで育ててます。

いい加減、成虫になってください・・・


やっと・・・

2011-06-13 21:15:59 | サワイコクワ(ベトナム産)

今や、いつも通りの「久々の更新」です。



先日グッズさんにWILDの入荷があったので、ちょっと見に行ってみましたが、値段が大分安くなっていましたね

ミヤマの大きいのはソコソコの単価でしたが、小さいサイズなら昨年の♀単値段かそれ以下の値段になっちゃってましたね。

既に低温スペースが満杯だから私は購入出来ませんでしたが、価値的には非常にお買い得のような気がしました。ヒメミヤマ系を攻略したい方は、今が挑戦時かも

そういえば我が家のノビリス幼虫(もう何年物なのか解からなくなってきた・・・)は、未だに蛹化する気配がなく「厄介者」に成りかけているので、今晩帰ったら餌換えして蛹化を促してみよう。勿体無いけど、このまま幼虫でいられるのも困るので、思い切って25度の場所に移動してみましょうかね。



厄介者と言えば、2007年回収の幼虫のユダイクスがやっと蛹化してくれたんで、今日はその蛹をアップします。

チャララ・チャッ・チャラ~

ユダイクス~

Photo

この蛹は♂にしては小さかった(頭幅:約13mm 交換時の最高体重:16g)ので、大きい♀かも?と思ってましたが、シッカリ、メッチャ小さい♂でした

正直、こんなのに「一体何年掛かってんだ」って感じで、正直諦めていたんですよね。

しかも、頭部の付け根部分に何故か幼虫の皮が引っかかって、無事に羽化できるのか?と言う状態だし・・・。

そうなんです。この蛹はもういいやと思って、低温スペースから25度くらいの場所に移動させて約4ヵ月後に蛹化したんです。

こんな感じなので、先程のノビリスも実験的に暖めてみましょう



んで次は、頂き物幼虫が羽化したので、それをアップします。

チャララ・チャッ・チャラ~

レギウス~

Photo_2

Photo_3

Photo_4

これも羽化してまだ間もないのでこれから黒くなると思いますが、先日の♀と同じ同腹です。

蛹の時から、目が黒くならないのに顎や胸部が黒き色付いていたので、こうなるだろうとは思ってました。

一応、アップしておきます。



今日の最後は、先週何故かこの種の検索が多かったようなので、昨年羽化の個体のアップしておきます。

チャララ・チャッ・チャラ~

ベトナム産サワイコクワ~

Photo_5

Dorcus sawaii (ベトナム産サワイコクワ) 産地;ベトナム ネアン(ゲアン)

今現在めっちゃレア種です。一部の方からは「標本でもかなりの価値が有る。」と言われました。

確かに大顎の形状や頭盾の形など、何が近い種なのか解らないくらい独特な形をしています。

ちなみに拡大。

Photo_6

シマッタ。顎が汚れたままでした

この写真でも解かると思いますが、顎の形状と頭盾の形状は異質なので、♂は間違える事は無いでしょう。

でも♀は、

Photo_7

恥ずかしながら、未だに特徴が掴めてません。我が家のツノボソと比べると、ツノボソより「腹部が細くて 光沢も強い」様に感じますが、絶対数が少ないので良く解かりません。

何となく頭部の形状も違うのかな?

今度久々に「余計混乱する♀比べ」でもしましょうかね